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星屑の降る場所#毎週ショートショートnote【ソーセージ座流星群】

「出番でーす」
「ふあ~い」と返事をするのも今夜で最後。

昭和から続いたこのソーセージ座はストリップ小屋としてはなかなか繁盛した。ネーミングのセンスはひどいが、地元の漁師や観光客、そして芸人たちに愛され、踊り子たちの人情に厚い場所だった。

俺もここで芸人を志したが華開かず。今ではエロい芝居相手に舞台の黒子。

若い踊り子はもういない。素人でも風俗で即稼げる時代に裸芸は必要はない。踊り子の姐さんらの引退を期にオーナーは閉める決断をした。

「トシさん、今夜は女の子たちとパっとやろう」
オーナーが一升瓶をみせた。

舞台では姐さんが着物の裾を大きくはだけ、客にウインクをする。

パン! 

馴染みの老人客がクラッカーを鳴らし舞台に星屑を降らした。

「掃除が大変だよ」姐さんが笑った。

俺はソーセージの張子を腰につけ姐さんのケツを追いかける。

「いけ~!」「いや~ん」

この声援も今夜で最後だ。

逃げ回る姐さんの目じりから涙がつたい、俺に向かい降ってくる。

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間違いなく私は昭和の男です。いろいろご批判は覚悟するとして。

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