読書手術のすすめ#毎週ショートショートnote 【読書手術】
絶対不可能だと言われていた手術を成功させた彼は全世界から注目を浴びた。
彼のもとへ取材が殺到し生中継でその様子が伝えられる。
「どうやって先生はその奇跡的な技術と知識を得られたのですか」
「ああ、そうですねぇ。そんなにほかの先生とかけ離れたことはないですよ。ただ勉強はしました。イメージトレーニングも」
「それはどんな?」「どんな勉強ですか?」「全世界の名医と呼ばれる方の著書や論文ですか?」
「ああ、本をですね、読むんですよ」
「例えば?」
「今回は『ブラック・ジャック』とか…」
会場は笑いに包まれた。さすが天才医師、実在するブラック・ジャック※ともてはやされた。
そしてそんな彼に手術の依頼が。
「全身サイボーグ手術ですか……」
「先生、これはやっぱりSF作品を読まないとだめですね」
調子にのった大衆紙の記者が愚問を叫ぶ。
彼は苦笑しこう言い放った。
「僕はもう過去に成功させてるんですよ。これです」
彼は胸ポケットから一枚の写真をとりだした。

完410文字(文字のみ)
たらはかにさんの毎週ショートショートnote今週のお題「読書手術」に参加させていただきました。ただ、
今回で最後になると思います。
たぶん、たらはさんから今回こそ破門を言い渡されると思います。
皆さん、いままでありがとうございました。
もし、来週、しれ~っと投稿していたら、たらはさんへの袖の下攻撃が有効に作用したと思ってください。いや、あの方は清廉潔白、高貴な方ですからそんな陰湿な銭金で動くような人ではない。そんな食い物とかにも、肉球の感触とかにも釣られない!と思ってもいます。
でも、皆さん! 一縷の望み。私はここのメンバーなのです!
毎ショメンバーシップ!!
ってご存じでしょ? これから腕を磨こうと思う皆さん、一部で有名なnoterと気軽にお近づきになりたいそこのあなた!いろんな企画に参加したいと思ってる方、セレクションで毎週紹介してもらえる!特典いっぱい!きゃあ~~~!
ここでは皆さんが施術者であり、はたまた患者でもあるのです。
一緒にまな板の上に乗りましょう!!
なんのこっちゃ……
破門されたら除名退会やで、お前。
あっ…………
