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供養 #毎週ショートショートnote 【大噓寺】
「昨日大嘘寺へ行ってきてね」
『なに?その寺』
「その寺で二千円払って塔婆を買うの。それでその塔婆に思いっきり嘘のことを書くねん」
『嘘?』
「そう。例えば【俺の嫁さんは中森明菜】とかな」
『はあ?それでどうする』
「寺に納めるんや」
『そしたらどうなるの?』
「願いが叶うんやがな」
『そんなもんかなうわけないやろ』
「そりゃそうやけどやな。あのな、日々小さい嘘をついてやで、しょうもない生き方せんと、ここで大嘘を書いて供養してもろて、明日からまっとうに生きましょね、ちゅうことやん」
『ほお~なるほど。それは一理あるな。俺もそれやろかな』
「あんたはあかん」
『なんで?』
「あんたいっつもnoteとかいうので、しょーもない嘘話書いてるやん。嘘つきすぎ」
『え~、だからこそやん。俺かてまっとうに生きたいがな』
「そうか…… で、どんな嘘を」
【明日から純文学小説を連載します】
「それ嘘?」
『そりゃそうや、書けるわけないがな~』
「なんか泣ける話やな」
完410文字
田原にかさんの毎週ショートショートnote今週のお題「大嘘寺」に参加させていただきました。書きながら泣いておりました。嘘です。
でも、私の記事にはノンフィクションな内容も多数あります。ほぼ笑えることです。それで供養しています。
