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心を唱える#毎週ショートショートnote【木魚感想文】
夏休みの思い出「おぼうさんのもくぎょの音をきいて思ったこと」
三年一組 オオツカ トシロー
おぼんにおぼうさんがぼくの家にやってきておきょうをあげました。おとうさんとおかあさんはいっしょにおきょうをあげます。ぼくはわからないので手だけあわせました。おわったあと、おとうさんはおぼうさんにふうとうをわたして「ありがとうございました」といいます。おぼうさんが帰ったあと、おとうさんは「今年はいそがしいのか早かったな、おきょう」と言いました。ぼくは「いそがしいと早いの?」と聞くとおとうさんは「もくぎょが速いからすぐにわかる」と言いました。
そのあとコンビニでぼくはおぼうさんに会ったので「おとうさんがもくぎょが速かったと言ってた」とおぼうさんに言うと「もくぎょは心の音とあわせるのだよ」と言いました。「しんぞうのどきどき?」と聞くとおぼうさんは笑って「そのとおり」と言いました。
ぼくはおぼうさんもはずかしいのかとおもいました。
完410文字
たらはかにさんの毎週ショートショートnote今週のお題「木魚感想文」に参加させていただきました。
木魚を叩くリズムはだいたい一分間に60回から100回程度の間でお経や宗派によっても違うのですが、人の心拍数に近い回数なのだそうで、これが心を穏やかにしていく効果があるとの研究も。
お盆時期の檀家回りでお坊さんのお経がハイペース気味なのはあるあるですけど、お坊さんもノッてくるとテンポが走り気味になって速くなることも往々にしてあるらしい。お経を唱える心もヒートアップ、ノリノリということなのでしょうか。
