「ココロネ2」 8月8日更新。暦の上では 秋ですね。今年の夏をいかがお過ごしでしょうか。残暑御見舞い申し上げます。皆さま、お身体ご自愛くださいませ。読み専にて活動中です😌
ココロネはゆくよ。
小さなアリさんとともに。
森になにかいるよ。
グルグル巻いた糸みたい。
真っ黒だ。小さいね。
なんだろう…。
わあ!うごいた!
君はだあれ?
僕は名前がないんだ。
みんな嫌がるから名前は
捨てちゃった…。
僕は嫌いじゃないよ。
お友達になろう!
名前をつけよう。
じゃあ、グルルくん
にしよう!
わあ!
僕は今日からグルル!
ココロネくん、ありがとう!
グルルは大喜び。
グルルくん!
お友達になろう!
ココロネがそう言うと
なぜか、グルルは
返事をしませんでした。
あれ?聞こえなかったのかな……
ココロネとアリさんは
不思議に思いました。
グルルくんは
川をめざして歩きます。
ココロネとアリさんも
ついてゆきます。
なぜ、グルルくんが
川を目指すのか、わかりません。
ココロネとアリさんはだまって
ついてゆきました。
そして川につきました。
小さな川です。
山から染み出た水が集まって、
生まれたばかりの小さな川です。
ねえ、グルルくん
どうして川にきたの?
ずっとだまっていた
グルルくんが
やっと話しだしました。
そして、ココロネとアリさんは
知るのです。
僕はね、この小舟に乗って
旅立つんだよ。
そして、海へ着いたら
お空へかえるんだ。
僕はね、人間の心から
生まれたんだよ。
でもね、人間は僕のこと
あんまり好きじゃないみたい…。
ココロネとアリさんは
泣きながら引き止めました。
ぼくはグルルくんが
大好きだよ。
嫌ったりなんかしないさ。
僕らは仲間だよ!
すると、真っ黒いグルルの
頭から真っ白な可愛らしい花が
ちょこんと咲きました。
ココロネとアリさんはびっくり。
グルルくんもびっくり。
そして、泣きそうだった
グルルくんのお顔が
ニコニコ笑顔になりました。
ありがとう ココロネくん。
そして、アリさんもありがとう。
ぼくはいくよ!
君たちのことは忘れない!
この花に誓って!
いつか、生まれ変わった
僕を見つけてほしいな。
グルルくんは
生まれ変わったら
何になるの?
う〜ん…わからない。
お空に行ったら
わかるかもね。
そしてココロネとアリさんは、
グルルくんといつかまた
会えると信じて、かたい握手を
交わしました。
いつの間にか、流れ着いた
小さな小さな小舟に乗って
グルルくんは
ゆっくりと出発します。
ココロネとアリさんは
グルルくんを
追いかけました。
グルルくーん!
僕、必ず見つけるからー。
君のこと絶対!
見つけるからねー!
にっこり笑い手をふる
グルルくん。
小舟はだんだんと流れてゆきます。
ココロネとアリさんは
少しずつ追いつけなくなり
グルルくんが
見えなくなるまで
手を振り続けました。
そして、グルルくんの小舟は、
夕焼け色に染まった空に
吸い込まれるように
見えなくなりました。
涙があふれてとまらないココロネ。
そんな、ココロネをアリさんは
肩に乗り、優しく励ますのでした。
それから、どれくらい
たったのでしょう。
旅を続けていた
ココロネとアリさん。
ふと、立ちどまり
木の根っこに座りました。
随分と歩いたね。
でも僕の花はどこにあるんだろう…。
グルルくんみたいな
可愛いお花だといいなあ〜。
ココロネとアリさんが
話していた時です。
アリさんが空を指さしました。
見て!ココロネ!
ほら!あそこ!
アリさんが指さす方を
ココロネが見上げると
そこには…。
見たこともない大きな大きな虹が
空いっぱいに広がっていました。
すると、虹の方から花の香りに
包まれて心地良い風が
吹いてきました。
その風にのって何かが
一緒に飛んで来ます。
それは、ココロネの手のひらに
そっと静かに降りました。
あっ!これって…!
アリさんが声をあげました。
ココロネとアリさんは
見つめ合いながら
声をそろえて言います。
グルルくんの花だっ!!
2人は旅の疲れも吹っ飛んで
グルルくんの小さな白い花を
そっと手で包み、大きな虹に向かって
大声で叫びました。
おーーい!グルルくーん!
虹になったグルルくーーん!
大切なお花をありがとー!
僕らはいつまでも友達だよー!
すると気のせいか、大きな虹が
鮮やかにキラキラと輝いて光りました。
ねえ、アリさん。
グルルくんも自分の花を
見つけたんだね。
するとアリさんが言います。
そうだね。グルルくんの花は
とっても素敵な花だったね。
きっと、ココロネも自分の花を
見つけられるよ!
私が一緒なんだから!
アリさんの力強い言葉に
ココロネはにっこりと笑顔で
言います。
そうだね!
アリさんが一緒なんだもん!
きっと、花を見つけよう!
ある晴れた空のもと。
ココロネとアリさんは
大きな虹になったグルルくんに
励まされ、また旅を続けるのでした。

続きはいつか、またね。
ココロネ2 おしまい。
お話と絵 ゐっさ
ココロネはこの記事から始まりました。
よかったら是非。
お話はサクッと読めます😆
さて、6月30日は夏越の祓えでしたね。
前回、お参りした霧島六社権現の一つ。
霧島東神社へ。
夏越の祓えの御神事があると聞いたので
参加して参りました。
御神事の写真及び動画撮影は禁止のため
今回はお写真などはございません。
ちょうど黄昏時でした。
本殿で響きわたる祝詞が始まり
その唱える音はまさしく倍音。
異次元にいるような感覚に陥りました。
そして本殿から下り、霧島九頭龍様の
社わきに流るる豊かな水。
そこに息を吹きかけた人型を
流してもらいました。
終始耳に心地よく聞こえるは
祓戸四神が登場される祝詞。
その祝詞を背に己の名をしたためた分身が
汚れを抱きしめて何も語らず
流れてゆく様は何かとても切なく、
離れ難い気持ちになりました。
人型に込めた心の燃えっかすが
今回のグルルくんの正体です。
私の心を育ててくれたグルルくん。
水へ戻り、空へ還り、また巡りて
会えたらいいなあと想う一日でした。
心から生まれたグルルくん。
あなたのグルルくんは
どんな旅をするのでしょう。
これにて、水無月スペシャルは
おしまいです。
そしてこの記事以降は、しばらく
投稿のみ、お休みいただきます。
あっ!元気ですのでご心配なく。
しばらく読み専ゐっさに変身です。
理由は、忙しくなりそうでして。
調整させてくださいませ。
皆さんの記事を、いつものように
読みにお伺いさせてくださいね。
いつも皆さまからの温かなお気持ち
ありがとう御座います💖
たくさんの喜びと励みを頂いております。
心より感謝いたします🙏🏻💕
そして、マガジン掲載や記事掲載など
追いついておらず、ごめんなさい🙏🏻😭
こちらにつきましても、心より感謝
申し上げます🙇💕
本当にありがとう御座います。
次回からあちらこちらと
ウロウロしておりますゆえ
ゐっさを見かけたらお声かけ
くださいね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙇
今ここにある幸せを見つめて
愛を込めて
ゐっさ

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