子供のためのオルセー美術館(129)緑の雨戸からもれる光/ゴッホ・夏休み、世界でいちばん有名な部屋を作りましょう!オルセー美術館
小学生夏休み工作 ゴッホの部屋を作ります。アルルの黄色い家から
南フランスは、青い空にまぶしいくらいのお日様です。
パリではこんな強くてたっぷりした日差しは、見たことがありません。
あそこに、緑の雨戸が見えるでしょう?

ゴッホは、あの黄色い家の2階の部屋に住んでいました。
そこの雨戸を半分閉めると、強い日差しはちょうどいいくらい。ちょっと涼しい風も入るから。

雨戸からもれた日差しは、青い壁をライラック色にしました。

ベッドの壁には自分の顔の絵もかざりました。

そしてゴッホは、わざわざ新しく鏡を買ったのです。今までのより大きい鏡。それでもっとたくさんの自画像を描くために。

この青色の洗面器に水を入れて顔を洗ってから、アルルの町を描きにいきます。
あそこにかけてある、いつもの麦わら帽子を忘れずに。

楽しい夏休み🌻世界でもっとも有名な部屋を作ってみましょう。
オルセー美術館製作子供のためのビデオ 2分
用意するもの
- 青い厚紙1枚 29.5×16cm
- ベージュの厚紙 A4 1枚
- 「アルルのゴッホの寝室」(A5)の印刷写真1枚
- スティックのり
- 色鉛筆
- はさみ
1. ゴッホの部屋の画像から、ベッド、椅子、テーブル、絵、鏡、窓、タオルを切り取りましょう。
2. ベージュの紙に、14.8×10×20.5cmの台形を描く。
3. のりしろを各3辺に残して台形を切り取る。
4. 床を好きな色で描く。
5. 青い紙の真ん中で、両端を折りたたむ。
6. 台形ののりしろ(3辺)にのりをつけ、青い紙に貼り付ける。
7. 壁にドアを描く。
8. 切り抜いた家具の裏側に糊をつけて貼りつける。
9. 最後に、窓と絵を壁に貼り付けたら
ゴッホの部屋のできあがり!

Vincent Van Gogh
La Chambre de Van Gogh à Arles 1889
フィンセント・ファン・ゴッホ
アルルのゴッホの寝室 1889
ゴッホは寝室をテーマにほぼ同じ絵を3点描いた。アムステルダムのゴッホ美術館に所蔵されている1枚目は、1888年10月に描かれたもので、画家がアルルで入院中に洪水で被害を受けて損傷した。約1年後、ゴッホは2枚の模写を作ることにした。1枚は同じ大きさで現在シカゴ美術館に所蔵されており、もう1枚はオルセー美術館に所蔵されているが、オランダの家族のために描かれたものでサイズは小さい。
1889年12月に弟に送ると宣言していたこの主題の第3版は、アルルを離れサン=レミの病院に入院した後に描かれた。
ほとんど直線だけで構成された構図と、遠近法の不安定さを補う色面の厳格な組み合わせによって、ゴッホ本人の希望どおりある種のシンプルさを実現している。

La Maison jaune (« La Rue ») 1888 今回は部分
お読みいただきありがとうございました。
「わざわざ鏡を買ったんだ。自分自身を映すのに十分な鏡を買った」とゴッホは手紙に書き、そこからまた多くの自画像を描きました。
テーブルの上につるされたこの鏡は、簡易な洗面器で顔を洗ったあと、身だしなみに毎日のぞいていたに違いありません。
この部屋にはパレットも筆もありませんが、よく見ればゴッホの日常着と麦わら帽も描いてあって、まさにゴッホ自身の部屋のあかしでした。
バター色の枕に赤い布団、なにか懐かしい気持ちになりました。
今回は南仏ならではの緑の雨戸と鏡だけを取り上げましたが、夢がいっぱいつまったゴッホの部屋、昨夏に続きオルセー美術館ビデオでお子様と夏の工作にいかがでしょう。
