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【学校のこと】タブレットやAIに頼ることで、世界を広げていく話

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学校の授業で感じていた「もどかしさ」

大学生のころ、講義のノートをとるのが好きでした。

「黒板などに書かれた板書をノートに写す」という作業は、日本の教育精度のなかでは基本的に、小学校1年生から始まります。

私自身は、それ自体が苦痛だったということはありません。
ただ、「どうしてノートをとらないといけないんだろう」「きれいに書こうとしてもうまくいかない」と疑問をもったり、自分自身にイライラしたりして、高校を卒業するまでは、ノートをとることがあまり好きではありませんでした。

中学校で働いていたときには、担当の先生による「ノートチェック」がある教科もあって、「私の中学校時代にあれがなくてよかった……」と思ったものです。

大学生になると、「好きなこと、知りたいことを学べる」といううれしさもあり、先生が板書すること以外もノートに書き残したくなりました。学びの自由度が増したことで、ノートをとることへの意欲も上がったわけですね。

一方で、そもそも板書をすること自体が難しい児童・生徒、そして学生は多くいます。

私の学生時代や、教員として働き始めて間もないころは、そうした子どもたちにも「普通」にノートをとらせることが、まだまだ良しとされていました(だからこそ、ノートチェックがあったわけですよね)。

でも、ノートをとることだけに精神力も体力も奪われる時間に、意味はあるのだろうか……、とまでは(若かりしころの私は)思わなかったものの、息苦しさを感じていたことも、また事実です。

「学習」にすべてのリソースを注ぐために

そんなとき、教育現場に大きな変化が訪れました。GIGAスクール構想による、1人1台のタブレット端末の登場です。

当時から、特別支援教育の視点をもって職務にあたっていた私にとって、これは大ニュースでした。

志を同じくする、職場の特別支援教育担当の先生とともに、「板書が苦手な子どもたちが救われる!」と歓喜したものです(大げさでなく)。

板書をノートに写すのが難しいなら、キーボードやタッチキーボードで打てばいい。黒板を写真に撮って残してもいい。とにかく、「書くこと」「写すこと」ではなくて、「学ぶこと」に集中してほしい!これで、みんなができるようになる!(もちろん、それまでも児童や生徒自身の端末を持ち込むことはできたわけですが、「みんなが」という点においてGIGAスクール構想は大きなものでした)

実際、タブレット端末の導入にあたっての研修などでも、そうした視点が示されました。デジタル教科書の読み上げ機能やルーラー(マスキング)機能(1行ずつ読めるようにサポートしてくれる機能)などとあわせて、「私の子ども時代にこれがあったら、救われた子どもがもっとたくさんいたのだろうな」とも思ったものです。

ところが現場では、「板書も書けないなんてズルだ」「ワガママだ」と、違和感や拒否感の声を上げる大人も、いないわけではありませんでした。

確かに、デジタル導入において先進国であったフィンランドも、近年、「紙とペン」での学習スタイルに回帰しつつあると報道されています。

自分が教員になって驚いたことは、小学生の使う鉛筆の濃さが2Bだということ。私が子どものころはBが主流だったように記憶しているので、「書く力」の低下については、頭の片隅に入れておく必要がありそうです。

一方で、学習に対するリソースを、すべて「書くこと」に割かれることには、やはり納得がいかない気持ちもありました。

現在では、漢字などを覚える際にも、「書くことで覚えられる人」「見ることで覚えられる人」など、人によって得手不得手があることは知られていますよね。

ですから、単元や学年なども目標を達成できるなら、その道のりはそれぞれでいいのでは……?と思っています。

先述の特別支援教育担当の先生とは、そんなモヤモヤを共通した仲でもありました。

現代の大学生は板書にラップトップPCやタブレットなどを使っていることも多いと聞きます。
もちろん、それゆえ講義とは関係のないこともしやすくなった……、と負の側面もあるのでしょうが、「学び方」に柔軟な世代が育ってきていることは、うれしいことでもありますよね。

タブレット端末との出合い=AIとの出合い

時が流れ、教員をやめた私は今、日々の発信のなかでAIをフル活用しています。

頭の中に言葉やアイデアがあふれかえって、ごちゃごちゃになってしまう私。これまでは、noteを書こうと思っても、「どこから手をつけたらいいのか……」と途方に暮れ、毎日更新を目指していたときは「更新が間に合わない!」「書くネタがあるようでない!」と焦ってばかりでした。

でも、今は違います。AIに、ごちゃごちゃの頭の中をそのまま、まとまらない形で投げかけて、言葉や思考の交通整理を外注することができるようになりました。そうすると、noteに限らず、さまざまな発信が劇的に楽に。一方で、AIの言いなりになるのではなく、自分自身の文章のスタイルを追求する余裕もできて、より深い文章を書けている印象があります。

もちろん、読み返すとまだまだ「AIっぽいなあ」と感じるところがないわけではないのですが、それは道具と人間の関係。うまく共存できればと思っています。

そんなプロセスを経て、「やっぱり、学習に対するリソースを『書くこと』のみに割くのは、ベストな選択ではないよなあ」と感じる今日このごろ。

たぶん、日々の困りごとや悩みごとも、同じですよね。自分だけで考えているから、ぐるぐる思考に陥ってしまう。そんな気持ちや思考の交通整理を、AIや周囲の人、カウンセラーなどに外注してもいいと思うのです。

それは決して「ズル」ではありません。あなたが生活していくなかで、必要なことなのだと思います。

もしよければ、その外注先を私にしてみませんか?

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