世界遺産で坑夫体験。ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑【中欧旅行①】
1月に新婚旅行でポーランド、オーストリア、チェコを約2週間旅行した。妻と「ヨーロッパに行きたいね」と話していたが、フランスやイタリアは物価が高く旅費がかさみそうだった。そこで物価が比較的安く、成田からの直行便があるポーランドに目をつけた。加えて、近隣のチェコとオーストリアにも訪れることにした。
ずっと写真の整理をさぼってきたが、そろそろやらないとまずいと思ったので、写真を整理しながら印象に残っていることを中心に振り返っていきたい。日記も5日目まではちゃんとつけていたのだが、疲れがたまってきて途中でやめてしまっていた。「ちゃんと書いておくべきだった」と、いつも後から後悔する。。そこで、記憶も頼りに記していくことにする。
なお、時系列に沿って事細かに書くと膨大な情報量になってしまい、分かりづらい。印象に残っていることを整理しながら、いくつかの記事に分けてまとめたい。
第1回目は、世界遺産の岩塩坑を見に行ったら、想像もしなかった坑夫体験をすることになった話から始めたい。
予想外の坑夫体験ツアー
ポーランドの歴史都市・クラクフを訪れていた旅行3日目(2025年1月3日)。市街地からバスで数十分の距離にある世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑を訪ねた。私たちは観光客向けのガイドツアーを事前に予約しており、観光ガイドにも載っている地下宮殿のような空間などを見られると思っていた。
私たちが予約したのは、「Tourist Route」と「Miners’ Route」の2種類あるツアーのうち、「Miners’ Route」の英語で行われるツアー。「Miners’ Route」の方がよりマニアックなルートなのだろうという程度の認識だったが、実際は想像の斜め上だった。本物の坑夫になりきって、さまざまな作業を体験しながら坑道を巡るという本格的なものだったのである。
集合場所に到着して参加者の点呼が終了すると、すぐさまロッカーに案内された。そこで、つなぎやヘルメット、ランプといった装備を身に着けることになった。

ツアーの様子
着替えが終わると、実際の坑内に入る。参加者は10人程度だったと思う。ガイドがいい感じで話しかけてくれるので、和やかな雰囲気で進んでいった。 ところどころでアトラクションが設けられており、2人で使う大きなのこぎりで丸太を切ったり、ほふく前進をしたり、盛りだくさんだった。







感想
想像していたツアーと違ったが、とても興味深く、楽しい体験だった。妻も思った以上に楽しんでいたようだった。ツアー終了後には、記念になる「CERTIFICATE(証明書)」を受け取れたこともうれしかった。いわゆる写真映えするスポットはおそらく通常のルートよりも少ないが、ここでしかできない体験をしたい人にはおすすめしたい。
私は鉱山や炭鉱跡が好きで、これまでに夕張市石炭博物館(北海道)や細倉マインパーク(宮城県)、足尾銅山、大谷資料館(栃木県)、三井三池炭鉱(福岡県・熊本県)を訪れたことがある。しかし、ヴィエリチカのようなアプローチで来場者に体験を提供している場所はなかった。こうした参加型の仕組みは現代の観光においてとても大切な要素となっている。地震大国の日本では課題山積だろうが、体験ツアーの実施を検討してもらいたいと感じた。
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで読んでくださってありがとうございます。今後もいろいろなテーマで書いていく予定ですので、応援いただけると大変励みになります。