今だからこそ考える、私にとっての“髪質改善”|LORONG
こんにちは!LORONGの大坪です!
ここ5年ほどで、髪質改善という言葉を本当にたくさん耳にするようになりましたよね。
SNSや美容室でも当たり前のように使われるようになった今「自分にはどんなケアが合うんだろう?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は私が考える髪質改善について、そして私が美容師として大切にしていきたいことを少しお話ししたいと思います。
"その人にとって扱いやすい髪になっているか"
“髪質改善”という言葉を見かけない日はないくらい、多くの美容室で取り扱われるようになった昨今。
SNSでも、「ツヤ髪」「美髪」「縮毛矯正との違い」など、さまざまな情報が溢れています。
実際に、「髪質改善をしてみたい」「自分の髪でも綺麗になりますか?」というご相談をいただくことがとても増えました。
もちろん 『髪を綺麗に見せることを重視する』のは、とてもいいこと だと思います!
まとまりやツヤがあることでお客様の口角が少し上がったり、鏡を見る時間が楽しくなったと思ってもらえたり。
私たち美容師としても お客様の髪の毛が綺麗になることはすごく大切なことです。それは、素敵なヘアスタイルには人の気持ちを少し前向きに変える力がある と私は思っているからです。
そして今、さらに大切にしたいと感じていることがあります。
“髪質改善をすること”そのものではなく、“その人にとって扱いやすい髪になっているか” という部分です。

⭐️お客様の髪のくせを一緒に理解していく
一番はくせです。
くせをしっかり伸ばした方が快適な人もいれば、少し動きが残っていた方がスタイリングしやすい人もいます。
真っ直ぐすぎる髪が違和感になる方もいれば、自然な柔らかさを残した方が、その人らしく見えることもある。
100人いたら100通りある答えの中で、少しでも扱いやすいと思ってもらえるご提案をしたい と、最近は特に考えます。
⭐️好みの質感と合ってる質感を見つける
次に質感です。こちらも同じです。
しっとりまとまる髪が合う方もいれば、軽さやふんわり感が必要な方もいますし、毎日アイロンを使う人もいれば、なるべく何もしなくてもまとまってほしい人もいます。
朝に時間をかけられる人もいれば、忙しくて数分で支度を終えたい人だっていますよね。
髪の状態だけではなく、生活スタイルや性格、好みまで含めて似合う髪や快適な髪は変わっていきます。
だからこそ私は、「とにかくツヤを出す」「誰でも同じ質感にする」という考え方ではなく、お客様の毎日に寄り添える髪を作りたいと思っています
⭐️自分のライフスタイルを知る
最近では、髪質改善トリートメントや縮毛矯正の技術も進化し、以前よりも自然な質感を作れるようになりました。ただ、どんなに良い技術でも、全員に同じ方法が合うわけではありません。
大切なのは、今の髪の状態だけを見るのではなく…
・普段どんなスタイリングをしているのか
・どれくらいお手入れに時間をかけるのか
・どんな髪型が好きなのか
・これからどうしていきたいのか
そういう部分まで含めて考えることです。
お客様自身にも今のライフスタイルを見つめていただき、どういったところが外せないのか考えていただくと、よりいいものがご提案できるようになると思います。

まとめ
LORONGでは、カウンセリングをとても大切にしています。
「広がりを抑えたい」のか、「朝を楽にしたい」のか、「自然に見せたい」のか。
同じ“髪質改善”という言葉でも、求めているゴールは人によって全く違います。
そして髪質改善は、ただ綺麗な見た目を作るためだけのものではないと私は考えます。
雨の日に少し気持ちが楽になること。朝のスタイリング時間が短くなること。人前で髪を気にしすぎなくなること。
そんな小さな変化の積み重ねが、毎日の心地よさにつながっていくのだと思います。
髪は毎日触れるものだからこそ、少しのストレスでも積み重なると大きい。
逆に、少し扱いやすくなるだけで、気持ちまで軽くなることがある。
だから私たち美容師は、お客様に髪の毛を任せてもらっている間は、流行の言葉だけを追いかけるのではなく一人ひとり違う髪とその人の暮らしに向き合っていく必要があるのだと思います。
髪質改善が当たり前になった今だからこそ、本当に大切なのは“誰かと同じ綺麗”ではなく、その人自身が毎日を心地よく過ごせる髪という目線が必要なのかもしれません。
LORONGスタッフはこれからも言葉や流行だけではなく、目の前のお客様一人ひとりの髪と丁寧に向き合っていきたいと思っております。

