恐怖「私と乗り合わせたら」
あの〜‥‥
エレベーターって難しくないですか?
私は過去に三人挟んできました。
何故かマダムばかり。
「開」と「閉」の門構えトラップにまんまとハマってしまうのです。
小走りで滑り込もうとしている姿を見て、
「おばちゃん来た!開けといてあげないと‼︎」
と一人勝手に焦って、なんとなくの選択で片方の門構えボタンを押すと、高確率で「閉」。
もっとゆとりを持ってちゃんと確認してから押せばいいのに、「わっ!おばちゃん来た!」で頭の中がワー‼︎ってなり、考える前に押しちゃうんですよね‥‥
そんな感じなので実際に挟んでしまったり、未遂も含めたら相当な数の方々に迷惑をかけてきました。
「どうぞ〜」とにこやかな顔で招き入れてもらったかと思いきや、「ありがとうございます」のタイミングでドアがバーン‼︎って閉まるのですから、お相手は恐怖ですよね。
しかしそこは関西。
一人目のおばちゃんは
「私もよくやんねん‼︎やられたのは初めてやけどな‼︎アハアハ!」
二人目のおばちゃんは
「痛ーーー‼︎なんで閉めんねーん‼︎」
いくら陽気な感じで突っ込んでもらったとはいえ、痛い思いをさせてしまったので、
「イェーイ‼︎引っかかったー‼︎」
とふざけられるわけがありません。
土下座せんばかりの勢いで謝り、わざとではないという事を必死に伝えて許しを乞います。
ついこの間も一階に着いてドアが開いた後、
「お先にどうぞ〜」と笑顔で閉ボタンを押し、
「ありがとうございます」と降りようとしていたマダムを思いっ切り挟んでしまいました。
そのマダムは一切突っ込む事もなく、
「何こいつ!」という表情を浮かべて逃げるように去っていきました。
「完全にヤバいサイコパスだと思われている‼︎
キチンと謝罪しなければ‼︎」
と思った私は全速力で追いかけました。
マダムからすると挟まれた上、すごい形相で追いかけてこられて恐怖でしかなかったでしょう。
「えっ⁈何っ⁈怖っ‼︎」って顔のマダムを抱きつくように捕まえて、マダムの両腕をサスサスしながら、
「私、いつもやっちゃうんです〜‼︎
ほんっとごめんなさい‼︎
今後一切ボタンには触りません‼︎」
と半泣きになりながら必死に謝罪して、なんとか許してもらいました。
あの時のマダム、本当に申し訳ありませんでした。
「確かに開と閉は同じ門構えだからわかりにくいよね」
と寄り添ってくださるお優しい方、大変申し上げにくいのですが‥‥
私は▶️◀️と◀️▶️の表示の時もやっちゃっています。
最早フォローの仕様もない。
普通に考えたらごく単純でわからない訳がないのに、何故混乱してしまうのでしょう。

更に私は乗る前のボタンですら間違えます。
地下の無い一階や屋上みたいに🔼か🔽しかなかったら大丈夫なのですが、それ以外の階は必ず迷ってしまいます。
例えば「私は三階にいて五階に行きたい。エレベーターは八階で止まっている」場合、🔽を押してしまうのです。
その時の私の頭の中は
「八階か‥では三階まで下りてきてもらおう。」
これに関して昔から失敗し続けているので、一緒にいた友達から
「なんで自分がエレベーターを操作しようと考えるのかね。
自分が行きたい方向のボタンを押せばいいねんで。
自分中心で考えるねん。」
と何度も教えてもらったのですが、頭でわかっていても急いでいたりボーっとしていたりすると無意識に「エレベーターを操作する」モードになり、つい反対を押してしまいます。
UFOキャッチャーの感覚なんかな?
失敗しないように押すには、頭の中で
「ワタシハ‼︎5カイニ‼︎イキタイノデェス‼︎」
(なぜかいつも片言)と言いながら🔼をポチッ♪
私のような人間が無意識状態で何かをするなんて危険過ぎる。
しっかり意識した上で確認に次ぐ確認をし、ようやく一つの行為を全うする事ができるのです。

クールポコ風に言うなら、
「アホは黙って階段‼︎‼︎」
運動不足解消にもなるし、人様に迷惑をかける事もないし、いい事しかないのでは⁈
皆様、エレベーターが到着した時、ボタンの前でブツブツ言っているけったいな奴を見かけたらそれは私ですので、乗り降りの際はくれぐれもお気を付けくださいませ。
