【ドイツ】産後のつらい入院生活②-母乳育児を諦めた件-
産後、母乳問題に直面する人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。ドイツはなんだかんだで母乳主義の国で、精神的に追い詰められたました。
ベビーフレンドリー=母乳育児
前回の記事で私の病院はベビーフレンドリー認定病院だと書きました。この条件の一つに、母乳育児をさせることがあります。出産の申し込みをする際、母乳育児をするかどうか聞かれます。私も、母乳育児を希望していました。ドイツで母乳育児を希望しない場合は、産んでからすぐに薬を飲まなければいけないそうです。これを飲まないと、母乳が作られてしまうからです。
母乳育児を推奨しているのであれば、入院中に授乳の仕方をちゃんと教えるべきだと思うのですが、そんなことはありませんでした。
この認定を受けるのに、病院側での研修も必要となり、どれか一つでもおろそかになったら、認定されなくなるそうです。産後のお世話をする看護師もその研修を受けているのかは謎ですが。
チェコ人看護師の態度(入院初日)
帝王切開後、カンガルーケアをしながら母乳を吸わせようとしていました。その後、病室に行ってしばらくしたら娘が泣きだしましたが、なぜ泣いているのか分からずおなかすいてるんか?え?という感じで、とりあえずやり方も分からず吸わせようとしました。果たして、母乳が出ているのかそうじゃないのかもわからず。そもそも、子供を産むだけで母乳がすぐに出るのかも何もわかりませんでした。ちょっとしたら、そのまま加えながら娘はまた眠りにつきました。
また泣き出し、同じようにやりましたが、泣き止みませんでした。痛みで動けないし、歩くなんてもちろん無理、どうしたらいいのか分からず、オロオロしていたら、チェコ人看護師が登場。
「あらーすごい泣いているわねー」
「これっておなか空いているから泣いてるんですか?」と聞いたら、
「ええそうよ。だから母乳を上げなさい。」
あげても泣かないから困っているのに、とりあえずあげてみるが、「そうじゃないわよ。」と、娘の飲む態勢を変えようとしたけど、別に何も変わらず。反対側のほうが飲みやすいのかしら、と反対にしたけど大して変わらず。そのまま、泣き疲れて寝たように見えました。
夜、また大泣きしていたところに同じように入ってきて、「またあなたなの?」って。さっきと同じようにしていたけど途中で「この子は吸う気がないのかしら」と爆弾発言。
どうやって上げたらいいのかもわからないのに、最後には娘のせいにされました。
この時点で、私の両乳頭はかなり痛く、帝王切開の痛み、乳頭の痛み、後陣痛の痛みのまさに三重苦となりつつなりありました。
中国人看護師の態度(入院初日)
夜中は中国人看護師が担当でした。この看護師は、ドイツ語の問題もあるのでしょうが、すごい馬鹿にされたような気分になると旦那は嫌っていました。
またもや大泣きしていたところに、看護師が登場しました。特に授乳フォームなどの指導はなく、なんども「加えてるだけ?それとも吸っているの?それは、あなたにしかわからないわ。」と。
実際吸っている感じがしていたので、「吸っていると思います。」と答えると、「それは吸ってないわ」と。
・・・・・・は?あんた、私にしかわからん言ったのに、何をもって吸ってないとか言ってるの?
何度も何度もそんなやり取りをしたので、もはや私の頭は「吸っているってなに???」という感じで大混乱しました。
また、この時点で左乳頭に若干傷ができており、痛さがずっとあることを言うと、ニップルシールドをくれました。そういうのあるなら最初からほしかった。。。多少ましにはなりましたが、正直このまま吸われ続けられるのはしんどかったです。
最終的に「今日はミルクをあげることもできるけどどうする?引き続き頑張りますか?」と聞かれ、なぜか私は「もう少しやってみます」と言ってしまった。。。
看護師が出て行ったら、旦那が「ミルクにするかと思った」と。
ミルクにしたいけど、ここで簡単にミルクにすると呆れられそうなのと、悔しいのと変なプライドが勝ってしまった。。。。。。
ということで吸わせ続けたんですけど、おなかが空いて泣く娘に加え、痛さに涙も出てきました。
もう一度看護師を呼んでもらい、やっぱりミルクをもらいました。
そしてもらったのは、Aptamil社の液体ミルクとプラスチックのショットグラス。


ショットグラスに対し旦那はかなり文句を言っていましたが、私はおそらく哺乳瓶の乳首に慣れて、母乳を吸わなくなったら困るかなとかなのかなーと思っています。
ミルクを飲んでくれたので、母乳が難しいときはミルクでいいのかーと、希望の光が見えました。
ちなみにこの液体ミルク、残ったものはすべて捨てます。開封後1時間以上たったら捨てなきゃいけないのでしょうがないですが、新生児が飲む量なんてたかが知れてるので、結構もったいないですよね。
チェコ人看護師の態度(2日目)
お昼過ぎまで担当のドイツ人看護師にミルクをくださいと言ったら、すんなりもらえました。この時点で、母乳が出ているのかそうじゃないのか全く分からず。シフト交代となり、チェコ人看護師がやってきました。
彼女の目からしたら、おむつも替えない、母乳も上げない、怠け者な外国人母親とでも思っているんでしょうか。私がしゃべってもなぜか旦那のほうを見て、答えを促したり、理解できるようなドイツ語でしゃべってますけど、なんで?そんなこともあり、彼女とコミュニケーションを私はとろうとしませんでした。
最初から食欲旺盛な娘、割と時間の感覚短くおなかすいたコールをされ、母乳あげようとする→泣き止まない→ミルクを看護師に要求という流れになりつつありました。
部屋の外には、授乳相談室みたいのがありました。常に開いているわけではないですが、授乳の質問がある人はそこに行くようです。そんな私は、とてもベビーをつれてそこまで歩いていけなかったので、行きませんでした。
チェコ人看護師になってから2回目のミルクを持ってきてもらおうとしたら、「本当におなかすいてるの?母乳もちゃんとあげてるの?」と言われ、そんなに母乳がうまくいかないなら、シリンダーに細い管を付けて、おっぱいを吸うときにシリンダーでミルクを上げると、母乳が出ていると錯覚し今後も飲むようになるかもしれないといわれ、それをやってみようとなりました。
いざやってみると、最初こそうまくいくかと思いきや、管を口に入れてるわけではないので、娘は必死で吸うような舐めるような感じで、最終的に顔や目にミルクがかかっているのが私の側から見えて、すごいかわいそうでした。赤ちゃんをぞんざいに扱われた気分でやめてもらいました。
何をやってもダメで、赤ちゃんのやる気がないみたいにされ、ミルクの上げすぎはよくないんだけど、とかって呆れられながら部屋を後にしました。
→私が号泣していたのを察してか、これに対しては「各家族それぞれ方針があるから、言い過ぎたわ」と後程謝罪がありました。私にというよりは、旦那にでしたが。
いずれにせよ、ここが精神的に多分一番のピークでしたね。
中国人看護師の態度(2日目)
旦那もミルクで育ったということもあり、母乳育児じゃなくてもいい派でした。やりたいなら私がやればいいけど、嫌ならやめてもいいと。
しばらく悩み、まともに授乳方法も教えてもらえていないし、家帰っても助産師の助けは得られないし、精神的にも限界に達していたので母乳育児をやめることにしました。旦那も、「じゃ、これでミルク問題はすべて解決だね。」と喜んでいました。
夜中になっていたので、ミルクをもらうついでに中国人看護師にそのことを伝えました。すると、それはそれはもう盛大なため息。
「はぁーーー」って聞き取れるぐらいの大きなため息でした。それで、ドクターに確認してきます、と出ていきました。
まさかそんな態度を取られるとは思っていなかったので、間違った選択をしたのか、とも思いました。が、母乳を上げるということがなくなるので、肩の荷が少し下りた気分もあったので無視しました。
戻ってくると、もちろん母乳をやめることは可能だけど、母乳を止める薬は産後直後にしか使えず、今はもう遅すぎるから使えないとのこと。母乳を止めるためにセージ茶(Salbeitee)を飲むことを勧められました。
でた、お茶ですべては解決できると思っているドイツ。
入院3日目
痛み止めも効いてきて、母乳からもおさらばでき、3日目は爽快な気分でした。日中の看護師がいつもと違う人でしたが、入ってきて「あなたおっぱい大丈夫?痛みとか熱もっていない?」と急に言われました。
夜中の看護師からは何も言われず、母乳はあげなきゃ自然に止まるもんだと軽く思っていたので「え?」と。みてもらったら、張っていてあまりよくないらしく、「冷やさなきゃ!」と言われ、おっぱいの周りに凍らした何かを包んだものをくれました。断乳したら、ともかく冷やさないといけないそうで。・・・・・・えええ。誰も教えてくれんかったよそんなこと。
ちなみに、何かとは産褥期用の生理用品を水に濡らし折って冷やし固めたものでしたw
そっからは、冷たくなくなったら新しいのをもらってひたすら冷やしていました。張ってても、助産師が部屋に来てみてくれるなんてことはありませんでした。
4日目の退院日にもとんでも事件が起きますが、それは次回の記事で書いていきたいと思います。
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ありがとうございます。これからも、文章の作成頑張ります!