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#236_【まちあるき】ゲンカイツツジがもうすぐ見頃です!

お彼岸を迎え、対馬もやっと寒さから解放そうな暖かさになってきました。

数日前に県職員などの人事が発表された話をしましたが、最近厳原港から毎日のように汽笛の音が聞こえてきます。

木々や草花も芽吹きだすこの季節、対馬の春を告げるゲンカイツツジを紹介します。


ゲンカイツツジってどんなお花?

対馬市の花にも指定されている落葉低木で、街中の植木でも見掛けます。以前は、対馬空港で苗木も売られていましたが、いまはどうでしょうか。

分布地域は、実は対馬だけというわけではなく、中国地方から西側で見られます。
ただ、本土で自生するものは標高 500m以上のそこそこ高い場所でないと見られないのに対し、対馬では浅茅湾沿岸でも見られます(つまり、海抜ほぼゼロの場所でも分布しているということです)。
かつては浅茅湾の岩場にたくさん群生していたそうですが、盗掘が相次いでしまい、近年はポツポツひっそりと咲いている感じになってしまいました。

狭瀬戸せばせとのゲンカイツツジです(2019年3月26日撮影)。昔はわんさと咲き誇っていたとか。】

対馬では、タンナチョウセンヤマツツジなど他のツツジも見られますが、ツツジの仲間では早い時期に開花します。
3月下旬に花を咲かせるので、「転勤花」とも言われる方もいらっしゃいます。

ここ数年、春分の頃には満開を過ぎている感じもあり、気付いたときには「もしや出遅れたか!?」と思いましたが、今年は街中の植木でもこれから見頃を迎えそうな印象です。

宗義智公像広場

厳原町中村にあります、宗義智公の銅像が立つ広場の馬場筋通り(国道382号線)沿いに植えられています。
1月に暖かい日があり、若干狂い咲きしている木も見掛けましたが、2025年3月23日現在はこのような感じです。

【花が咲く頃に葉っぱはありません。】

見頃を迎えると、このようになります。

【白い花もあります。(2019年3月16日撮影)】

清水山城跡

厳原の城下を見下ろせる場所にある清水山城。
三ノ丸に記念碑があるのをご存じでしょうか。

【右側に「宗家御慶事紀念躑躅」と書かれています。左は芳名録です。】

こちらは宗武志そうたけゆきさんと朝鮮王朝最後のお姫様である徳恵姫とのご成婚を記念して、ツツジを植樹したという記念碑です。ツツジって漢字で書くと「躑躅」という字なんですね。

ただし、この周辺でツツジは見掛けません。そして、現在は国の史跡ですので、勝手に植樹してはいけません。

それでは、どこに行けばみられるのかと言いますと、山頂がある一の丸まで行けば咲き誇る様子が見られます。

まずは、2025年3月23日現在の様子から。

南側や西側に、日光を遮るものがない木を中心に花を咲かせていましたが、まだまだですね。花を咲かせていない木もあります。

それでは、見頃になるとどのような感じになるか見てみましょう。
(2019年3月16日撮影)

山頂は標高208mに位置しますので、街中のゲンカイツツジがある程度咲き出してきましたら、そろそろ見頃かも、という目安になります。

さいごに

これから、街中でも山でも、ツツジに限らず色々な花が競って咲きだします。
その中には、国内だと対馬でしか見られない貴重な種も含まれます。
花粉やPM2.5に注意しないといけませんが、花を愛でに、散歩や登山に出掛けてみるのはいかがでしょうか!


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