NHKドラマ「対決」
GW前に2話まで観終わっていて、今日からまた1日1話ずつ観ていこう、と思ったのだけど、観始めたら残り3話を一気に観てしまった。
今日から日常に戻るぞーと思っていたのに、今日は1日中テレビ見て終わった・・・ちょっと買い物には出たけど。
物語で取り上げられている、医学部女子学生一律減点問題、からの女性差別問題。
原作は未読だけど、脚本は多方面からその問題にアプローチしたセリフが散りばめられていて、いやでも考えさせられるものになっていた。
山中崇演じる記者の、男の本音全開の持論。
なんだこいつ、と不愉快だけども、コミュニケーションが進んでみれば、人としてダメなわけじゃない事がわかって来る、お互いに。
女性側の、いろんな意味での「女だから」の思い込みもバッサリ描かれる。
正義とは、正しい行いとは、ということには一人一人に各々の答えがあって、その答えは自分の中で自分との対決の末に導き出されるものなのだ、と言われているようなドラマだった。
そして、それで終わりではなく、多分ずっとそれは本当に正解だったかと自問していくものなんだろう。
ラストシーン、鏡に映る自分と向き合う松本若菜が象徴的だった。
鈴木保奈美の、ビジネスモードの鉄仮面とプライベートの可愛いおばさんの変化がすごい。
結婚前のトレンディドラマのイメージが強くて、いまだにアイドル的なイメージが先立っちゃうけど、力のある役者さんなんだなと再認識した。
松本若菜の、凹んでも陰に沈まない性格の人、というキャラづくりがすごいなぁと思う。
俳優ってどうやって「そういう性格の人」になるんだろう。
なにかやり方あるなら、凹むとすぐ陰の沼に沈んでうじうじしてしまう自分を、そういう人を演じ続けることで変えることができるんじゃないかとか思っちゃう。
したたかな高畑淳子もドライな渡辺真起子も、カッコイイ~(という見方がもうダメ?(^_^;))
大倉孝二の、ちょっと愛嬌のあるP担キャップもとてもよかった。
ところで、現実でこの問題が世を騒がせたのは2018年のことらしい。
そのころはまだ、こんなスクープが出せたんだな、という感想もあり。
今だったどうだろう?と思う・・・・・
