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衆議院選挙序盤情勢-自民単独過半数の勢い、中道は議席減の可能性

日本経済新聞社や読売新聞社の1月27、28日の調査で、自民党が小選挙区と比例で上積みをみせ、北海道・東北でも自民が優勢に転じ233議席の安定多数も視野に入っているとのことです。

一方、立憲民主党と公明党の「中道改革連合」は公示前の167議席から減勢で、比例も40議席台にとどまる可能性が高い。維新は公示前34議席には届かず国民民主党は公示前の27議席は確保参政党は10議席以上獲得する情勢であり、チームみらいも比例複数ブロックで議席を確保共産党は公示前8議席は厳しい見通し、減税・ゆうこく連合は小選挙区で議席確保がギリギリで、れいわ・保守・社民は議席獲得厳しい情勢です。

まだ後半戦までありますが、大方の見こみどおり、与党自民党に有利な情勢であり、立憲・公明の野合連合は苦戦を強いられています。

そして、通常の支持率調査では埋没しがちなチームみらいが選挙時には支持率が上がってくるのは今の時代のAI選挙というものでしょうか。前回の参議院選挙の時にも、うちの20代の子供達は「チームみらいの広告が一番目立っていた」と言います。現段階で既に比例複数ブロックで議席を確保と予測の出ているチームみらいにも目が離せません。

【れいわの凋落】
また、党首討論番組を観ていますと、れいわ新選組の大石あきこ共同代表の暴走ぶりが目立ち、あまりにも感情的に自民党批判を繰り返し、見苦しく見えます。それでなくとも最近支持率が低迷気味のれいわ新選組は、山本太郎の病気療養の辞任ショックから立ち上がれないまま、惨敗への道を進んでいるように見えます。

【中革連・野田代表旧統一教会蜜月スクープで激震】
そして、1月25日にデイリーWILLの緊急スクープにより、中道改革連合に激震が走っています。これまで散々自民党と統一教会の関係を叩いていた中革連の野田佳彦共同代表が、かつて統一教会に強力に応援され、後援会まであったという衝撃写真が出され、「統一教会と蜜月」状態であったことが曝露されました。

これに対し、野田代表は「全く覚えていない」と答えていますが、左派言論人の鈴木エイト氏からも、「高市氏は報告書に名前は出て来ているが、教団との関係はクリーン」「野田佳彦さんは旧統一教会と関わりあり。選挙支援を受けていたと受け取れる」と厳しい指摘を受けており、統一教会で自民党を叩いてきたこれまでの手法が禁じ手となって、自民党攻撃も精細さを欠いています。

【公明党全員当選-立憲民主党の犠牲のもとに】
公示日当日に比例順位が明確になり、大方の予想どおり全国11ブロック全てで公明党候補者が比例上位で立候補者28名全ての当選がほぼ確定した模様です。公示前は24名だったわけですから、公明党は議席を増やし、前回落選した石井啓一前公明党代表も北関東ブロック1位で復活、私の住む北海道は前回1議席だったのが2議席確定で公明党は躍進したと言えます。

一方立憲民主党は比例復活の枠を取られたわけですから、非常に厳しい戦いとなり、ゆうこく連合の原口一博前議員が「これは立憲民主党の中堅・若手にとっての実質上の『代議士生命の死刑宣告』」と指摘したとおり、大量落選の憂き目に遭うことになりそうです。

【自民党石破側近落選の危機】
一方自民党の方の比例も注目を集めました。安倍元総理を「国賊」呼ばわりした村上誠一郎総務大臣が四国ブロックで10位伊東良孝前沖縄北方担当大臣が北海道ブロックで6位阿部俊子前文科相は、中国ブロック20位で、ほぼ落選決定。石破茂前内閣の閣僚、主要な側近を冷遇したことが分かります。

前回の衆議院選挙では裏金を名目として、清和会の現職を公認せず、大量に安倍派グループを落選させたのですから、当然の報復ともいえ、今回の選挙が権力争いの様相となっていることも浮き彫りとなったように思います。

そして、高市総理の支持率が高くとも自民党支持率が上がらない、保守層が疑念を向けている自民党左派・親中議員を自民党内で実質的に排除していくことは、保守層の自民党回帰に繋がることでもあり、今回の選挙戦略としても重要な布石を打ったものと思います。

【緊迫の中国・習近平独裁体制の不安定化】
1月下旬、中国人民解放軍トップである張又侠中央軍事委員会副主席が、重大な規律・法律違反の疑いで調査対象となり、事実上粛清(失脚)されたことが中国国防省から公式に発表されました。同時に劉振立統合参謀部参謀長(中央軍事委員会委員)も同様の調査対象となっており、中央軍事委員会メンバー7名のうち、5名(李尚福、何衛東、苗華、張又侠、劉振立)が相次いで失脚した結果、残るのは習近平主席と張昇民副主席のわずか2名という異常事態となっています。

多くの専門家は「汚職は口実で、実質的な権力闘争・粛清」と分析、張又侠は習近平の幼なじみ(父親同士が戦友)で、長年「最側近」「習派の軍人代表」と見なされてきただけに今回の粛清は衝撃的で、習近平の疑心暗鬼が極限に達したことが指摘されており、米元国防総省関係者らは「張又侠不在で中国軍の誤判断リスクが高まる」と警鐘を鳴らしています。

元々中国は習近平独裁体制ではあるものの、人民解放軍トップの追放は、習近平一強体制の確立というよりは、体制の不安定化のリスクの方が高く、これまで以上に注視していく必要があると考えます。

今回の衆議院選挙は、経済物価高対策などの私達の生活を守るための選択選挙であるのは当然のことですが、年初からのベネズエラやイランの国際情勢の大変動、また日本にとっては中国問題を最大の懸念材料と考えて、我が国の安全保障を念頭に入れて、間違えてはならない選択選挙と考えます。


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