県立千葉高校の謎ではない謎ルール
校則があったかどうか、誰も知らなかった
母校の謎ルールと言われて、正直まったく思い浮かびませんでした。
県立千葉高校というのは、そもそもルールというものが極めて少ない学校でした。校則があったのかどうかすら、在学中の生徒の多くは把握していなかったと思います。
ひとつ、まことしやかに語り継がれていた噂があります。
「アフロヘアはOK。トレンチコートはダメ。下駄もダメ。」
これが千葉高の校則に実際に明記されているというのですが、確認した人間は誰もいませんでした。確認しようとした人間も、たぶんいませんでした・・・。
冷蔵庫はさすがにダメだった
在学中、先生から「あれはダメ」「これはダメ」と言われた記憶がほとんどありません。
一度だけ、はっきり覚えている場面があるのですが、クラスメート数人でゴミ捨て場の冷蔵庫を拾ってきて、教室に設置しようとしました。先生はしばらく眺めてから、こう言いました。
「うーん、さすがにそれはダメですね」
冷蔵庫は静かにゴミ捨て場へ戻されました。これが、私の記憶にある数少ない「禁止」の場面です。
居眠りは先生のせい
授業中に居眠りをしても、誰も注意されませんでした。ある先生はこう言っていました。
「生徒に居眠りさせるような授業をする方が悪い」
制服も一応あったはずですが、私服で登校する生徒が大半でした。遅刻や欠席も、点数化されて成績に響くだけで特に叱られません。その分、試験で挽回すればいいという空気が学校全体に漂っていました。
千葉高の謎ルール
振り返ると、千葉高には生徒への異常ともいえる信頼がありました。自由と、それに伴う責任を意識させる方針が徹底していて、それを教師側が「与える」ことはありませんでした。
自由と責任は、自分で考え、自分で行使するもの。
これが当時の千葉高校にあった謎ルールだったと思います。
もう30年以上前の話なのでいまもそうなのかどうかはわかりません。
