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楽しかった BOOKDAY とやま2026!

しばらくデジタルデトックスというか、言語が自分からすべて抜け落ちたような魂の状態だったもので、SNS界隈から離れていた。実際、それどころじゃなかったのだ。毎日、生きているということ、それはムヒを買いに行くこと、犬の餌とオヤツの補充をすること、ごはんを作る事、おふろ掃除をすること、豆腐を買いに行く事、郵便局で振込をすること、、、のような生活。前はそんなことをしながらでも、文章を書いたり、投稿したり本も読めたのだが、年齢を重ねることで、日常生活第一主義に陥ってしまいがちだ。特に、いまの奥能登においては。

それでもなんとか、5/23〜24のブックディとやまに参加してきた。はじめは行くのも怖かった。一カ月前のパンク体験が尾をひいたので。またパンクしたら? 富山までは2時間半強、余裕を持って三時間前に出なければならない。去年も、その前もなん度もやっている事。近道を発見したので、大丈夫、搬入可能時間帯内に着ける! ほんとうにするすると進んだ。早朝だし。土曜日だから8号線のラッシュもない。

実は、ほんとうに行く前はメンタルダウンで、主宰者にお断りのメールをしようか(精神的に不安定なので無理です)、夫に付き合わせるか、一日参加? 時短参加? などいろいろ考えた。考えた挙句に、ある人に相談した。そしたら、帰ってきた言葉は。。「地震体験をしたあなたが疲れ果てているのは当たり前。集合レジじゃなくて個別レジなのだから、もうエアレジ探すのもやめて(クレジット端末が見つからなかった)、現金オンリーにして、売上も競わないで、ただその場の雰囲気を楽しむ気持ちでいけばいいじゃない! 本も何持っていっても大丈夫。手塚治虫のマンガこの前仕入れたdrしょ! バイト君が値段つけてくれるし! 軽い木箱も発注したのが届いたじゃん! ほら、実家から発掘された、昭和のタバコ看板あるし。この看板と手塚治虫と、「すずらへん」とロゴスくんバッグ並べておけばオッケーだよ」。。。
その言葉を信じて、とにかく出かけた。四時半起きの5時出発。雨じゃないし.風も強くない。途中のコンビニで朝ごはん調達。去年の落書きメモ、最低限持って行くものリストが役に立った。お釣りでしょ、千円札でしょ、紙袋、ブルーシート、ガムテープ、エアレジ入りiPad、テーブルを覆う布、セロハンテープ、などなど。今住んでいるところより遥かに都会に行くんだから、駅にコンビニでもドラッグストアでもあるし! 大丈夫。パンクもしないって。そう脳内でもう一人の自分に宥めすかされ、とにかく2日連続参加してきた。泊まりは格安ホテル。クルマは24時間1000円上限の所に🌆移動したから、明日の撤収まで安心である。

ぜんぜん売上なんか期待してなかったよ。もう、出店料とガソリン代出ればいいやーのレベル。本もなに入れたかわからん。値段ついてないのもあるかも。そしたら。個別レジは往々に、集合レジよりは売上が上がらないものらしいが、それはそれで個別にふらっと立ち寄ってくれたお客様とのやりとりが楽しい。いろんな人が来たなー。「アドルフに告ぐ」全5巻が高すぎ、と言った人、虫プロ版の手塚治虫作品を「今日一番の掘り出し物」といって買ってくれた人、ロゴスくんバッグを二枚、お友達にあげるので、と言って買ってくれた人、タバコ看板の値段を聞いて言った人(安ければ買おうかと、、そりゃそうだよね)、「すずらへん」の後書きで「オネーサン新潟出身なの? 俺も。上越の方だけど。ご本人なの? サインしてください」とか言ってくれた人。もう2日目も終わる頃、「このハワイのカメの彫り物が気になって気になって仕方ないので買います」と言って買ってくれた人。
永井「荷風全集」5巻を、買っていった若い方。全集好きなんですって。全集いいよね。鴎外全集はいかがですか(今日は持ってきていないけど。。)。

まあとにかく、珠洲にいたのでは出会えない多くの本好き、本にお金を出すことを厭わない、普通の読書人が、数ある出店者の中からうち(古本LOGOS)から買ってくれたことが、偶然とはいえ嬉しかった。きっと珠洲にも本好きはいるのだ。だけど、自分がなんだか臆病になっていて、珠洲だと心が開けないのだ。誰も本なんて必要としていないでしょ。本より食べ物、日用品、噂話のほうが面白いもの。

だけど、わたしはやっぱり本がないとダメなんだな。
誰にも理解してもらえなくても、変人と思われようとも、草むしりより読書と昼寝をする生活態度はなかなか改まりそうにない。

今度はうつのみや香林坊店(金沢)での補充に頑張ります。納品だけは、5/末に済ませたのだが、その後の補充に行く元気がなかった。。でも、電気釜買えたらご飯が美味しく炊けるようになって、それだけでも幸せかも、と感じるここ数日である。美味しいご飯はひとを幸せにするのですね。
毎日楽しく生きること、それが生きる本質なのかもしれない。

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