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三月末の日記

3/誕生日前日  「すずらへん」という地震体験私記の表紙を描いてもらったイラストレーターさんとそのお仲間が能登旅行に来るという。旅行といっても実は半分は取材で、彼女たちはボランティア活動や地域で暮らす外国人への支援などに熱心で、いろんなことに関わって活動し、発信し、動いている。この二ヶ月半以上コタツにへばりついていた私とはえらい違いなのである。飛行機で能登に入り、レンタカーで各地を回るという。当初は着いたその日に会えるかな、と思っていたのだけれど、翌日の朝宿の駐車場まで迎えに行くことに。
Yさんは相変わらずのマイペースな風貌でそこにいらした。朝の遅い私とは大違いである。お友達二人はすでにいろは書店に向かっているという。モーニングコーヒーをそこで頂くのだそうだ。Yさんを連れていこうと思っていたLOGOSの旧店舗は、いろはさんの近くにあるし、納品も頼まれていたので(すずらへん、の追加)一度いろは書店に行き、お友達を紹介してもらい、納品と精算を済ませる。朝早くからやっているお店があるのはいい。本当に年中無休で、店を営業しておられることが尊い。

お友達たちは、漆作家さんと、ZINE作成のお仲間。昨日の旅道中を聞いても、特にアポも取らず、目に入ってインパクトのある看板や店構えに導かれて穴水と能登町で一店ずつ飛び込みで取材、というか自然と店主やお客と交流したらしい。それがすごい。気持ちが自由だ。
今日もいろは書店で、新しい出会いが始まっていた。

Yさんと旧LOGOS店舗に行く。ここ数ヶ月、本当にやる気が出ないことをお伝えする。ここが残ることになった経緯や、片付けの進まなさ、やる気が動かないことを話す。どこまでわかってもらえたかはわからない。彼女たちは自由で、困っている人を助けることを厭わず、沖縄でも馬毛島でも、地域のチャリティやバザーを企画して行く自由さを持った人なので、能登もその一環なのだろう。
忘れないでいてくれるのは嬉しいし有難い。でも、具体的に何かして欲しいかというと、もちろんニーズはまだあるのだと思うのだけれど、二年前や一年前とはフェーズが変わってきたような気がする。その違いが何なのか、言語化することも放棄して今日に至る。結局わたしに残された武器は言葉だけなのだから、そこのところは手放してはいけない。お友達三人を宿の駐車場までお送りして、鉢ヶ崎、狼煙経由で輪島に向かうというので、道中の安全運転を伝え、駐車場でお見送りする。6月に行う、珠洲能登応援イベント(能登ワッショい、だか珠洲わっしょいだか?)で「すずらへん」も売っていただけることになった。ちまちまと小口注文をいただき、残部は僅少である。。

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