あらしのあとに
台風の後には、
「台風の後には、きっと晴れる。」
昔から聞くこの言葉。
私にとっては、まるで人生そのものを表しているような言葉です。
私の人生を振り返ると、
自分では案外「楽しかったな」と思っています。
でも、それを第三者に話すと、
「え……大変だったね。」
「よく乗り越えたね。」
そんな反応が返ってきます。
時には、少し引かれるくらい(笑)。
でも、不思議なんです。
当の私は、今日も笑っています。
それはある日、レッサーパンダが教えてくれた考え方のおかげでした。
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「80歳になった自分から見たら、今日なんて何でもない。」
今悩んでいることも、
今お金がないことも、
80歳の私は間違い、
「あの頃は本当にやばかったなぁ。」
そう言って笑っている。
だから今の私は、
80歳の私が後悔しない選択をする。
それだけを基準にしています。
「あの時やればよかった。」
この言葉だけは残したくない。
だから私は、怖くても、
いつもの自分なら選ばない方を選びます。
世間では「普通はやらないよね」と言われる道。
その一歩を選び続けてきました。
すると不思議なことに、
「なんでそんなことできるの?」
「すごいね。」
そう言われることが増えました。
でも、私は特別な人ではありません。
ただ、「怖い方」、足がすくむ方
を選んでいるだけなんです。
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私は、いろいろな嵐を越えてきました。
だから過去は振り返りません。
泣いていた私は、
あの場所に置いてきました。
今の私は、もう違う人生を歩いています。
物語でいうなら、
章が変わったどころか、
主人公すら変わったような感覚です。
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でも、新しい人生は待っていても始まりません。
自分で変えなければ、何も変わらない。
転職しても、
引っ越しても、
環境を変えても、
自分の考え方が変わらなければ、
結局また同じ毎日になります。
だから私は、小さなことから変えるようにしています。
本当に、小さなことでいいんです。
例えば、
いつも飲んでいるコーヒーをやめて、
豆乳を飲んでみる。
……結果。
やっぱり好きじゃなかった(笑)。
でも、
「身体にはいいことしたな。」
そう思えました。
それだけで十分。
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もう一つ、私にはルールがあります。
「どうしよう……」と思ったことは、その日にやる。
最初は本当に勇気がいりました。
もちろん、できなかったこともあります。
でも、そのできなかったことは、
80歳になる前の今ですら、
もう後悔しています。
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きっと、みなさんにもありませんか?
「また今度聞けばいいか。」
「忙しそうだから迷惑かな。」
「どうせ無理だろう。」
「間違えたら恥ずかしい。」
「電話するの面倒だな。」
その一歩を止める理由は、
実は毎日たくさんあります。
でも、
もし全部やってみたら、
未来はどうなると思いますか?
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間違いなく、
今まで見えなかった景色が見えます。
もちろん、
良いことばかりではありません。
思ったような結果にならない日もあります。
でも、私の経験では、
行動したことで「悪くなった」と思うことは、ほとんどありませんでした。
たとえ望んだ結果じゃなくても、
「やり切った。」
そう思えるから、
次へ進めるんです。
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人生は、台風みたいなものです。
嵐の中にいる時は、
一生この雨が続くように感じます。
でも、
必ず雲は流れます。
そして晴れた日に振り返ると、
「あんな日もあったな。」
そう笑える日が来ます。
だから私は今日も、
80歳の私に笑われないように、
少しだけ怖い方を選びます。
きっとその先には、
また新しい景色が待っていると信じているから。
