見出し画像

17年間追い求めた串かつ。その原点「八重勝」を再び訪ねる。

もう4月中旬のことなので、少し時間が経ってしまいましたが、ウイスキーハーバー神戸のイベント視察へ向かった初日、大阪で串かつ巡りをしてきました。



串かつ好きの原点

実は私は、人生の終盤にはこぢんまりとした串揚げ屋を営みたいと思うほど串かつが好きです。

だから今、串かつを食べに行く一番の目的は、「自分が趣味で作っている串かつが、本場と比べてどれだけ理想に近づいているのか」を確かめることにあります。

大阪近郊を離れてから、早17年あまり。

それでも、あの頃食べた串かつの味が忘れられず、何度も試行錯誤を重ねてきました。

バッター液と呼ばれる衣やパン粉、ソース、油……。

少しずつ改良を重ね、ようやく「これだ」と思えるレシピが形になってきています。

時には、ボーイとして週末だけお手伝いさせていただいていたスナックで、自分が仕込んだ串かつをお客様にお出ししていたこともありました。

そんな私の串かつ愛の原点とも言えるのが、新世界・ジャンジャン横丁にある「八重勝」です。


原点との出会い

初めて訪れたのは、大阪で働いていた頃。

会社の先輩のご友人(以降、Kさん)に連れて行っていただいたのがきっかけでした。

Kさんとは会社も違ったので気兼ねなく飲める飲み仲間で、月に数回は飲んでいた記憶です。

ある時、馴染みのバーへ向かう前に、

「美味しい串かつ屋があるから食べに行こう。」

そう言って八重勝へ案内してくれました。

店内では、地元のお客さんがお土産として何十本もの串かつを持ち帰る姿が珍しくありませんでした。

Kさんもその一人でした。

八重勝の串かつを二軒目のお店への手土産に持っていくと、とても喜ばれる。

そんな光景を見て、「地元の人に本当に愛されている店なんだな」と感じたことを、今でもよく覚えています。


久しぶりの八重勝

ということで、今回大阪に着いて最初に向かったのも、もちろん八重勝です。

たぬきがトレードマークの新世界八重勝本店

列に並ぶと、インバウンドの方も多いものの、日本人のお客さんもかなり多い印象でした。

「観光客向けの有名店」ではなく、今でも地元の人や日本人観光客に愛され続けている店。

そんな印象を受けました。

インバウンド向けのPOP

そして、並びながら店頭のPOPを眺めていると、目に飛び込んできたのは「八重勝 東店閉店のお知らせ」

なんと、、慣れ親しんだ東店が閉店すると知り、正直ショックでした。

度肝を抜かれた閉店POP

しかし、ご安心ください。

道路を挟んだ本店は今後も営業を続けるとのこと。

ただ、現状でもかなりの行列です。

東店がなくなれば席数は半分近くになるはずなので、今後さらに待ち時間が長くなるのではないかと少し心配になりましたが、改めて、閉店前のタイミングに行けて良かったと思います。


17年間の答え合わせ

40〜50分ほど待ち、ようやく入店。

待っている間に注文は決めていました。

絶対に外せない 串かつ(牛肉3本セット) をはじめ、

しいたけ、玉ねぎ、玉子、えび、生ビール(大)。

……あと何本か頼んだのですが、夢中で食べてしまい忘れました(汗)

途中で撮った一枚

実は、一口食べるまで少し不安でした。

「もし、自分の串かつが本場に全く近づいていなかったらどうしよう。」

そんな気持ちがどこかにあったのですが、、

結果としては、ホッとしました。
(なんのプレッシャーを勝手に感じているのかよくわかりませんが)

もちろん八重勝は美味しい。

しかし、自分なりに17年間、思い立つ度に積み重ねてきた試行錯誤も、決して間違ってはいなかったのだと確認できました。(自己満)

むしろ、具材によっては秩父で手に入る食材の方がポテンシャルを感じるものもあり、小さな自信にもつながりました。(自己満2)

八重勝の特徴は、ふっくらとした衣です。

ソース、衣、具材の大きさ。

その全体のバランスが非常によく、最後まで飽きずに食べられる串かつでした。


もう一つの名店「だるま」

とはいえ、今回の目的は一軒ではありません。

食べ歩きです。

八重勝は少し抑えめにして、次に向かったのが「だるま」

実は、有名店でありながら一度も食べたことがありませんでした。

「食べたこともない串かつは語れない。」

そう思い、この機会に初訪問です。

ジャンジャン横丁入口のジャンジャン店はタイミングも良く、待たずに入店できました。

だるまの串かつ

代表的な串かつとハイボールを注文。

食べてみると、こちらはサクサク系。しっかり旨いっす。

八重勝とはまったく違う方向性で、それぞれの店がしっかり個性を持っていることがよく分かります。

どちらが良いというより、「好み」の世界だと思います。

ただ、私はやっぱり慣れ親しんで追い求めてきた八重勝が好みです。


新世界の変化

ジャンジャン横丁から新世界のメインストリートを歩くと、昔とは街の景色も少し変わっていました。

昔はゲームセンターだったところ

特に目に付いたのは、射的や弓道体験のお店。

私が近くに住んでいた頃はゲームセンターだった場所が軒並み変わっていました。

多くのインバウンドの方々が楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。

そして驚いたのが、寿司店の行列です。

以前はジャンジャン横丁の寿司屋さんに行列なんてありませんでした。

列を見るとほとんどが中国からの観光客と思われる方々でした。

上野でも寿司店に長蛇の列ができていると聞いたことはありましたが、実際に目の当たりにすると、日本の食文化が世界中から求められていることを改めて実感しました。


気になっていた最後の串揚げ店へ

その後は、次の予定まで少し時間に余裕があったので、スパワールドへ。

スパワールド入口からの景色

広いお風呂空間に圧倒されつつ迷いながらも、歩き疲れた体をリセットするには最高でした。

そして心斎橋へ移動。

以前から気になっていた串揚げ店「ヤナギストア」さんにも立ち寄りました。

ソースが湯呑みスタイルのヤナギストアさん

ここはソースを温め、湯呑みで提供するというユニークなお店です。

二度付けもOKというスタイルで、この提供方法はとても面白いと感じました。

実は帰宅後、私も早速この湯呑みスタイルを取り入れています。

こうした「美味しさ」だけでなく、「なるほど」と思える工夫に出会えるのも、食べ歩きの醍醐味ですね。


一日を締めくくる一杯

そんなこんなで、お腹はすっかり満腹。

ようやくこの日のゴールであるクエイヒバーさんへ。

慣れ親しんだ秩父蒸溜所の提灯を見て安堵

美味しい原木ハムをつまみにブラックアイルのビールとウイスキーを愉しみ、その後はマスターFさんに締めの一軒へ連れて行っていただきました。

串かつに始まり、温泉でひと息つき、バーで締めくくる。

振り返ってみると、本当に贅沢な一日でした。

そして翌日は、今回の本来の目的である「ウイスキーハーバー神戸」の視察ですが、、思いのほかこちらの記事に労力を使ってしまい、、また気が向けばまた書きたいと思います。。


#ジャンジャン横丁
#八重勝
#串かつ
#串カツ
#大阪
#新世界

いいなと思ったら応援しよう!

uraspo いつもありがとうございます。