見出し画像

リアルなんだ Voice Memo 01 別に  君といた100年



リアルなんだ

意地
になって
似合うかな

紺の浴衣に
おくれ毛
気にする

横顔


打ちあがる

よりも

一番

かわさなくとも

すごく
大事な人

涙が
出た夜
熱かった花

青が淡く
輝いて

気まずそうな
声に
話がしたいと
告げた
心のどこかで

戻れないと
社会人と
学生と

ありきたりな
会えない時間
隣にいた時間

けんかする実感
過ぎていく時間
二人でいた

いまさら

気がついた
もう少し早く

素直になれたら

外で
まってて
その声は

みえた

軌跡を
細く

光り

焼き付く
遠く感じる
少し

冷たい
雨が

降りそうな

色彩に

握りしめた
ちっぽけな

言い訳と
本音

音が鳴る
背中を

ゆらして

おそいよ

わかってた

諦めきれない
気持ちと
幸せになって
ほしい
気持ちと

それだけ

好きだったんだ

別れ際に
線香花火を
手元に寄せ

ささいな

それ以上
言えない言葉を
影に照らして

映していく

恰好つけたようなことも
ありがとうも
強がりも
言った気がする

覚えてないけどね

それくらい
長くいることも

忘れるような

終わらない

夏と

ずっと

鳴り続ける
好きだった

彼女の家から

振り返らず
出掛けた帰り
デートの帰り

花火を

はじめて

帰り
笑いながら
手を繋いで帰った

あの自販機

取り出し口が
少し汚れた
ハンカチを貸す

大切に持つ君
やさしすぎた

お互いに
甘く苦い時間は

あの頃と
変わらない

友人が
後で教えてくれた
彼女は

ずっとまっていたって

それを聞いたとき

不思議と
後悔よりも

大事な人

だった

リアル

近く握った
花火の
夜の温度

そっとしまって

恰好つかない

リアル

鼻緒が
切れて支えた

出会った頃に

フタをあけ
指を
かけて

口につけた

苦さに

一粒

落とし

いつもの
帰り道で

今も
コーヒーを
飲んでいる


馬鹿だな

おれ
こんな

殴り書いて

冷静ぶって

泣いて

意味なんか
ないのにな

まだ
見えてしまう

リアルなんだ

べつに
から

はじまった

窓をあけ
夜が
息をする

時間
たてば
少しずつ

語り
足りなかった

少しずつ
素直に

なかった

大切な
流し込む

甘いものが
好きな

甘い

温度を
ありのままを
いらない

言葉
溶かして

どこまでも

とどけて

迎えに
苦くても

あたりまえを

もっと
一緒に

はじまりは

どこからでも

朝は
くるから

ダサい

自分を見せて

かっこが
つかなくても

べつに


好きだから

花火が
鳴り続けて

打ちあがる

空よりも一番

大事な人だったリアル

リアルなんだ

好きだから

今も
コーヒーを
飲んで

馬鹿に
叫ばないで

綺麗な

リアルを





Voice Memo #01 別に




12340 : All in One





Written by : 12340
Produced by : 12340
Executive Producer : 12340

KUJIKA World Records
© KUJIKA World Records





always







いいなと思ったら応援しよう!

12340 一人がすべてに いただいた応援は次の物語になります。 今もコーヒーをのんでいます。 12340