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PTAが辛い・やりたくない。病気と発達障害の母親が免除されず逃げた実話【HSPヒトリミチ家の育児・生活日記】

PTAは任意です

この一言で、
人生が崩壊しかけたことがあります。

役員決めの季節になると
LINEの通知、ポストを見るのが
怖くなる人は少なくありません。

でも、

・断れない
・逃げられない
・助けてもらえない

そんな三重苦の中で、

入院かPTA役員か
という地獄の二択を迫られた人がいます。

それが、わたしです。

これは
PTA批判の記事ではありません。

ただ、

逃げなければ壊れてしまう人が、
確実に存在する

その現実を、
体験者として記録したものです。

もし今、

・役員決めが怖い
・断りたいのに断れない
・地域の空気に押し潰されそう

そんな状態なら、少しだけ時間をください。

これは、三択目を選んで
逃げて生き延びた人間の記録です。

本記事は、 私自身の体験に基づいた ノンフィクションです。

PTAという組織や団体そのものを
否定・批判する目的ではなく、
あくまで個人の一事例として、
現状の課題について
考えるきっかけになればという思いから 執筆しています。


🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

🌪 PTAで人生がバグった話

ここは新天地。

静かな住宅街にある
賃貸マンションの一室です。
窓の外には冬空が広がっています。
静かです。

もう2月ですね。
全国のお母さん、生きてますか?
息、してますか?

この時期になると、
LINEの通知や
郵便受けを見るのが怖くて
動悸が止まらなくなる病に
かかっていませんか?

そう、あの
茶封筒(来年度のPTA役員決めのお知らせ)が届く季節だからです。

あなたの番です…

かつてのわたしにとって、
その通知一通は
赤紙(招集令状)よりも恐ろしい、
日常を破壊するデス・ノートでした。

けれど、
今年のわが家のポストには届きません。

なぜならわたしは、
その恐怖から逃れるために、
住み慣れた持ち家を捨てて、
夜逃げ同然で引っ越したからです。

これは、逃げるという選択肢を
持てなかった過去のわたしと、
今まさにLINEの通知や
ポストの前で震えている
あなたへ送る、生存のための記録です。

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💣 旦那さん、特大の地雷を満面の笑みで踏み抜く

ことの発端は数年前。

愛すべきわが旦那さん
(ADHD・多動衝動性あり)が、
PTA総会という名の地雷原で、
特大の地雷を満面の笑みで踏み抜いたことでした。

旦那さんは純粋な瞳で言いました。

え? PTAって任意のボランティアですよね?
入会届もないのに強制はおかしいですよね?

ドッカーン!!

会場の空気が、液体窒素でも撒かれたかのように凍りつきました。

言ってしまった…!

旦那さんの言い分は正論です。
ぐうの音も出ないほどの正論。

しかし、ここは論理が支配する世界ではありません。

感情と同調圧力が支配する、
独特の慣習を持つコミュニティだったのです。

みんな我慢してるのに
あなたたちだけズルい

その日から私たちは、
コミュニティの暗黙のルールを
破った存在としてロックオンされました。

話し合いという名のつるし上げ
公平という名の公開処刑

わたしが味わったのは、
ボランティア活動の負担ではなく、
村八分という名の静かな暴力でした。

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🧩 噂ネットワーク vs わたしのメンタル

そこからの生活は、
まさにスパイ映画の潜伏期間でした。

いつ鳴るかわからないチャイム。
土日も、早朝も、深夜でさえも感じる監視の視線。

HSPのわたしにとって、
それは皮膚をヤスリで削られ続けるような痛みでした。

視線が怖い…

🧠 そしてここで、もう一つだけ白状します

このあと起きるPTA地獄には、実は理由があります。

わたしは昔から、
アクセルとブレーキを、
同時に踏みながら生きているタイプの人間です。

いわゆる HSS型HSPという気質を持っています。

簡単に言うと、

新しいことには
全力ダッシュしたがるのに、
刺激には紙より薄いメンタルで反応します。
(超繊細さんです

ジェットコースターに
自分から乗りに行くくせに、
安全バーを握りしめて半泣きになるタイプです。

挑戦したい
でも怖い

この2つが、常に同時再生されています。

だからわたしは、

限界まで無理をする → 壊れる → でもまた挑戦する

という、
人生RPGのバグみたいなループを繰り返してきました。

そしてさらにややこしいことに、
わたしの脳には
ASD・聴覚情報処理障害(APD)・相貌失認 (そうぼうしつにん)という追加オプションが搭載されています。

たとえば複数人で話していると、会話がBGM化します。
APDという特性の影響で、
大事な説明は環境音として脳内を素通りします。

日本語を聞いているはずなのに、
体感としては
「意味のある会話」が「雰囲気のある呪文」に変換されます。

%$#&$#%

顔も覚えられません。
これは相貌失認(そうぼうしつにん)の影響で、
数分前に話していた相手を、レジ横のガムくらいの速度で記憶から削除します。

脳内の顔データ保存ボタンが、なぜか常に「上書き保存」設定になっています。

空気も読みません。
いや、読めません。

ASDの影響で、
空気という、行間を読む機能が標準搭載されていません。

読む前にページが破れています。

情報処理界のバグ集団みたいな脳フル装備です。

返品は不可です。
サポートセンターにも繋がりません。
アップデート予定も未定です。

ただ、この特性は努力不足ではなく、
脳の情報処理の仕様
みたいなものです。

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🤐 「言えない」というもう一つの壁

もし、こういう特性を周囲に説明できていたら。
きっと少しは楽だったと思います。

でも現実は違いました。

PTAができない理由を言葉にすることは、
理解されないかもしれない恐怖
とセットでした。

わたしは一度だけ、勇気を出して相談しました。

校長先生と教頭先生にです。

助けを求めました。

けれど返ってきたのは、静かな言葉でした。

教師がPTA活動に介入することはできません

責めるつもりはありません。
それが制度の現実です。

でも、そのときわたしは理解しました。

ここには、
助けを求める場所が存在しないのだと。

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💥 そして心が限界を迎えた日

結果、わたしのメンタルは粉砕骨折しました。

双極性障害、社会不安障害と診断され、
主治医は真顔で言いました。

入院しましょう。限界です。

しかし、わたしは即答しました。

無理です先生!
入院なんてしたら、
あの地域でなんて言われるか!

考えてもみてください。

そのコミュニティには、
回覧板よりも、
光回線よりも速く広がる
噂のネットワークが張り巡らされています。

〇〇さんの奥さん、
精神病院に入ったらしいわよ
やっぱりね、
あの旦那さんの奥さんだもの

その情報が
広がる恐怖に比べれば、
今の症状なんてカスり傷です。
※重傷です。

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🧟 不潔なキャリアウーマンという生存戦略

結果、わたしはどうしたか。

1週間風呂に入らないという
過激なエコ活動に勤しみながら、仕事へ行きました。

髪はベタつき、
体は鉛のように重い。

それでも毎朝、
ゾンビのように起き上がり、
化粧という特殊メイクを施して出勤しました。

なぜか?

家にいたくなかったからです。

家にいれば、あのチャイムが鳴るから。

「奥さん、いますよね〜?」という、
あの世からの呼び声(勧誘)が聞こえるから。

わたしは忙しいの!
フルタイムで働いてるから、役員なんてできないの!

そう全身で
アピールするために、
わたしは
不潔なキャリアウーマンという
新ジャンルを確立してまで、
家にいないアリバイを作り続けました。

風呂キャン界隈

側から見れば、
バリバリ働く
キャリアのある母親に見えたかもしれません。

経済力があっていいね
逃げ道があってズルいね

そう言う人もいたでしょう。

でも、
鎧の下のわたしは、
腐り落ちていました。

わたしが守りたかったのは、
世間体なんかじゃない。

ギリギリで繋ぎ止めていた、
家族の命そのものでした。

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🐾 猫がくれた「脱出チケット」

さて、ここ新天地の
賃貸マンションは快適です。

唯一の欠点は、
わたしの最愛のパートナーである「猫」がいないこと。

ここはペット不可物件だからです。

えっ?!
引っ越すために猫を捨てたの!?
鬼! 悪魔! ヒトリミチ!

待ってください。
石を投げないで。違うんです。

実は、引っ越しを決意する
随分前に、相棒の猫は虹の橋を渡っていました。

長年、わたしと一緒に
あの「地獄のチャイム」に怯え、
震えるわたしを布団の中で温め続けてくれた彼。

わたしが持ち家に
縛り付けられていた最大の理由は、
住宅ローンでも世間体でもなく、

この子と暮らせる場所がここしかない

という事情でした。

彼が旅立った時、
悲しみで胸が張り裂けそうでした。

でも、ふと思ったのです。

彼は、自分が旅立つことで、
わたしを縛り付けていた
最後の鎖を断ち切ってくれたんじゃないかと。

ママ、僕は先に
VIP席(天国)に行くから、
ママは早くその地獄から逃げて!
今ならどこの賃貸でも入れるよ!


そう言って、
背中を蹴飛ばしてくれた気がしたのです。

だからわたしは、
彼がくれた身軽さという
最後のギフトを握りしめて、
家を飛び出しました。

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🌱 逃げるは恥だが、役に立つどころか命

今、わたしの横に猫はいません。

寂しいです。

でもきっと彼は、空の上から

ほらね
逃げて正解だったでしょ?

と、わたしと
今の平和な暮らしを
見下ろしているはずですから。

わたしは家を捨てました。

持ち家?
知りません。
今はただの箱です。

高い家賃?
いいえ、これは
命のサブスクリプションです。
平穏に生きるための必要経費です。

🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

※ここから少しだけ真面目な話をさせてください

わたしは

・ASD(自閉スペクトラム症)
・聴覚情報処理障害(APD)
・相貌失認(そうぼうしつにん:顔が覚えられない脳障害)
・HSP気質

という特性を持っています。

PTA活動が苦しかったのは、
性格ではなく、
情報処理の特性が大きく関係していました。
(知的に問題はありません)

しかし当時のわたしは、
それを周囲に伝えることができませんでした。

そして結果として、
無理を続けたことが引き金になり、
双極性障害と社会不安障害を発症しました。

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▶ これは「大げさな体験談」ではありません

PTAが悪い。
地域が悪い。

そういう単純な話ではありません。

ただ、逃げるという
選択を取らなければ、
命が守れない人が存在する社会は、
本当に健全なのだろうかと考えています。

誰かが我慢することで
成り立つ仕組みは、
いつか必ず誰かを壊します。

そしてその誰かは、
明日の自分かもしれません。

もし今、
これを読んでいるあなたが、
PTAの重圧で
入院か、役員か
二択を迫られているなら。

わたしは第三の選択肢を提示します。

逃亡です。

大丈夫。
死ぬよりはマシです。

🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

もし今、LINEの通知に怯え
ポストの前で立ち尽くしている人がいるなら。

どうか覚えていてください。

逃げても、
生きていれば、勝ちです。

🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

ふと窓の外を見上げると、
雲の隙間から、世界で一番愛しい
あの子の声が聞こえる気がします。

ママ、もう怖くないね。
今日はゆっくり眠れるね。

うん。
あなたのおかげで、もう怖くない。
ありがとうね。

大好きだよ


🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

ここまで読んでくださり、
本当にありがとうございました。

今回の記事は、
いつものヒトリミチより
少しだけ真面目で、
少しだけ重かったかもしれません。

それでも最後まで
読んでくださったあなたは、
きっと誰かの痛みに
気づける人なんだと思います。

もしよければ。

「読んだよ」

その一言だけ
残してもらえたら嬉しいです。

それだけで、
この記事を書いてよかったと思えます。

🐾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 🐾

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