褒める勇気で、心の境界線の向こうへ踏み出す
(~より良い未来へ向けた挑戦~)
幸せの架け橋カエル 🐸47話
まいど~🐸やで~⭐
なあ。
あなたは最後に、
誰かを本気で褒めたのはいつや?
お世辞ちゃうで。
空気を読むためでもない。
見返りも計算もない。
ただ、心が動いたから口にした言葉。
実はな――
人は褒められると、脳の「報酬系」が反応する。
ドーパミンが出て、「嬉しい」「認められた」って強く刻まれるんや。
せやからやろな。
褒めてくれた人って、
なぜか忘れられへん存在になる。
今日はな、
ワイの記憶に今もくっきり残ってる、
ある“ほめ仙人”の話をするわ。

🐸褒め褒め講義:ほめ仙人の話
7年前の夕方や。
マンションのエレベーター。
閉まった瞬間、少し古い独特な匂いがした。
乗り合わせたのは、高志君と白髪の男性。
小柄で背中は少し丸い。
でも目だけは、妙に澄んでいた。
扉が閉まった瞬間、そのご老人は初対面にもかかわらず、
高志君の顔をじっと見て、迷いなく言うたんや。
「えぇおとこやなぁ〜。惚れ惚れするわ〜」
……空気が止まった。
高志君は一瞬固まって、
みるみる耳まで真っ赤。
「え?いや…」って、声にならん声。
とりあえず笑って、蚊の鳴くような声で
「ありがとうございます」と言ったんや。
普通ならそこで終わるやろ?
せやけど数日後。
また同じエレベーター。
今度は他に2人乗ってた。
そのご老人は一切ひるまへん。
周りに聞こえる声で堂々と、
「ほんまにあんた、ええ男やなぁ。見てみ、
こんなええ男、見たことないわ!」
高志君、完全にフリーズや。
目は泳ぎっぱなし(笑)
口の中で「いやいやいや…」と小さく抵抗。
愛想笑いが精一杯やったらしい。
あの狭い箱の中で、
褒め言葉だけがやけに大きく響いてた。

🌿ずっと忘れられない存在に━━
でもな。
高志君は言うんや。
「あの人ほど、記憶に鮮烈に残ってる人はおらん」って。
たった数十秒の出来事や。
せやのに――
7年経った今でも、はっきり思い出せる。
なんでやと思う?
“ええ男”と言われたからやない。
見ず知らずの自分を、
一切の計算もなく、
堂々と肯定してくれた。
あの瞬間、
「自分は認められてええ存在なんや」
って、心に刻まれたからや。
もしかしたらあの男性は、
高志君の記憶に一生残る存在になるかもしれへん。

🌿褒める・褒められ下手
日本人はな、
褒めるのも褒められるのも苦手や。
減点文化で育ってる。
できへん所を指摘されることはあっても、
できてる所を真っ直ぐ言葉にしてもらうことは少ない。
せやからこそや。
褒め言葉は、最強のギフトや。
お金もいらん。
時間もいらん。
でも、言われた側の心には
長い時間、静かに灯り続ける。
あのご老人は、自分がどれだけ強烈な印象を残したか、
きっと知らんやろう。
でもな。
今日あなたが何気なく言うた褒め言葉が、
誰かの記憶に一生温かく残るかもしれへん。

🌿 より良い未来へ向けた挑戦
🐸なあ。
「ええな」と思ったなら、出し惜しみせんと口に出してみ。
最初は勇気がいるかもしれん。
これまで自分を守ってくれていた
「心の境界線」を越えるのは、誰だって怖いからな。
でも、言ったところで死にはせん(笑)
あなたのその一言で、
身近な誰かの心に、そっと灯りがともる。
でもな――
本当に変わるんは、そこからなんや。
褒めることで、
「自分と世界の境界線」が静かに書き換わっていく。
これまでの境界線は、
傷つかへんように自分を守るための壁やったかもしれん。
せやけど、自分から相手を褒めた瞬間、
その境界線は――
自分を閉じ込める檻から、
世界とつながる架け橋へと変わるんや。
勇気の境界線、
そっと越えてみようやないか。
実はな、ここからが一番大事な話や。
一番灯りがともるんは、
相手やなくて、あなた自身なんや。
人を褒めるっていうのは、
相手に贈り物を渡しているようで、
同時に自分の心にも、やさしい光を注いでいる。
脳は面白いもんでな、
相手に向けた言葉やのに、
自分が褒められたみたいに元気になっていくんや。
これまで境界線の内側で縮こまっていた心が、
褒める勇気を持つことで、
少しずつ外の世界へ広がっていく。
人の欠点を探して心を固くするより、
「ええところ」を見つけるほうが、
自分の心もやわらかくほどけていく。
相手を認めた瞬間、
自分を縛っていた「こうしなきゃ」という重荷も、
ふっと軽くなる。
結局な――
人を褒めるというのは、
自分の境界線をやさしく広げ、
より自由に、幸せに生きていくための
とても静かで、強い力なんやで。
あ、せやけどな。
やさしさは大事やけど、
自分をすり減らしてまで与える必要はないで。
あなたの心を大切にできる範囲で、
その灯りを分けていけばええんや。

さて。 明日、誰の心に灯りをともす?
その灯りで、一番温かくなるのは、他でもないあなた自身や。
最後まで読んでくれてありがとな~

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