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第2話|配属ガチャを引いた日、違和感はもう始まっていた

――最初から決まっていた配置と、消えていく人たち

サービス残業クリニックへようこそ。
今日の患者は、社会復帰2日目にして
さっそく“運命のガチャ”に巻き込まれた50代おばさん(私)です。

※これは、
「配属は運だから仕方ない」と
自分に言い聞かせてきた人の話でもあります。


💡本日のテーマ

配属ガチャ、実は“運”じゃなかった説。
若いころはこう思ってました。
「配属? 運だよね〜」

……ところが50代になると分かる。
いや、
あれは運じゃない。

“都合のいい人を、都合よく配置するための演出だったのかもしれない”


### 1|配属発表、無駄にドラマチック問題

研修初日。
院長が突然、一人ずつ別室に呼び出し始めた。

雰囲気は、
配属発表というより 大河ドラマの政略会議

いや、そんな重厚感いらない。
ただの部署決めだよね?

そして私の配属先は――
「リハビリ部門」

私の願いはただ一つ。
「パソコンを極力使わない部署……お願いします…」

はい秒で却下。
神も院長も、やさしくない。

控室に戻ると、若いスタッフが絶賛炎上中。

Aさん
「受付希望だったのに!
なんで通所リハビリなの!?」

Bさん
「私は受付だけはパスって言ったのに!
なんで受付?」

Cさん
「理学療法士を目指してるから、
リハビリ助手を希望したのに!」

みんな、面接時には
「希望を出していい」と言われ、
それなりに前向きな返事をもらっていたそうです。

その瞬間、私の脳内でピコーン。

「あ、これ……完全にガチャ方式。」

しかも、ハズレ玉多めのやつ。

あとから分かったことですが、
この日ここにいた“希望違い”の3人は、
全員、早い段階でこの職場を去っています。

配属が合わなかったから、ではありません。

最初から、
人として扱われていない配置だったからです。


### 2|“希望を聞くフリ”という優しい罠

このクリニック、
面談では一応「希望」を聞く。

……ただし、聞くだけ

でも

・気持ちは無視
・適性も無視

その後の流れはこちら。

● 全員、希望と真逆の部署へ

●「配属は運ですから〜」でメンタル封じ

● 不満を自分の中で処理するよう誘導

若いころの私:
「運悪かったかな?」

50代の私:
「いや、これ演出だから。」

希望を聞く → 外す → “運だから”と言う
= 不満を飲み込ませるための構造

これ、
やさしい顔したブラック特有の技法です。


### 3|リハビリ部門、めっちゃPC使うんだが?

さて研修。
リハビリ器具の取り付けまでは平和。

「いけるかも!」
……と思ったのも束の間。
この部署の真の姿が判明。

――めちゃくちゃパソコン使う。

● 電子カルテ入力

● 予約管理

● データ整理

若者のタイピング: 音ゲー
私のタイピング: スロー再生
画面を追うだけで体力ゲージが赤。

私の心の声:
「あ……私、この部署の“推奨スペック”満たしてない」

でも言えない。
なぜなら――

“恩返しモード”が発動していたから。

「せっかく採用されたんだし、がんばらなきゃ…!」

……はい。
ブラック側からしたら狙い通りの思考回路ですね。

そして気づく。
ここでも本当は、

「私とこの部署、相性いい?」

という問いが必要だったのに、
私はそれをまたすっ飛ばしていた。


🔍 今日の教訓

配属が“運っぽい顔”をしていたら要注意。
それ、だいたい運じゃない。

面接での違和感をスルーすると、
配属で必ずツケが回ってくる。

そして何より大事なのは、
部署があなたに合うかどうか=“相性”。

合わない場所は、
どれだけ頑張っても心にとって毒。

もし今、
「もう無理かも」と感じているなら、
それはあなたの努力不足じゃない。
配置が、間違っているだけかもしれません。


今日もお疲れさま。

この先、
私がどうやって
「これは私の責任じゃない」と気づき、
そして辞める決断に至ったのか。
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⭐ 次回予告|第3話

報連相クラッシュと「見えない責任」の押し付け
――絶滅した報連相が引き起こす、小さな地獄と大きな混乱

出勤した瞬間怒られる私。
……昨日いなかったのに。

報連相が壊れると、
責任は勝手に歩いて“弱い人”にのしかかる。

さらに、昭和 × 令和の価値観クラッシュで大事故発生。
笑えるのに刺さる“報連相クラッシュ物語”。
あなたの職場にも、きっと思い当たる人がいるはず……!






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