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同じ社協なのに──専門職だけが置き去りにされていく

2025年度。
人事院勧告により、事務職員の給料はアップした。
それ自体は喜ばしいことのはず。
同じ職場の仲間が報われるのは、本来ならうれしいことだ。

けれど、同じ法人の中にある介護部門の職員の給料は据え置き
この瞬間、多くの職員が胸の奥に静かな不信感を抱いたと思う。

なぜ、同じ「社会福祉協議会」で働いているのに、
こんなにも扱いが違うのだろう。


私たち介護職は、資格を取り、責任を背負い、現場で人の命や暮らしを支えている。
毎日、制度の狭間に苦しむ利用者や家族と向き合いながら、
時に心をすり減らし、夜遅くまで書類を整える。

一方で、事務職員は残業も少なく、休日もしっかりとれる。
それ自体が悪いわけではない。
けれど、「資格を持つ者が報われない仕組み」には、
さすがに違和感を覚えざるを得ない。


私は提案した。
「同じ法人なのだから、お財布を一緒にして、痛みを分かち合いましょう」と。
すると、返ってきたのはたった一言。
「それはできない。」

なぜできないのか。
どんな理由で、どんなルールで「線」を引いているのか。
説明はなく、ただ門を閉ざすように拒まれた。


社協の幹部たちは、現場の声をどれだけ知っているのだろう。
「制度だから」「仕方ないから」で済ませるその姿勢の裏に、
現場で働く人たちの疲弊や諦めがどれほど積み重なっているかを、
本当にわかっているのだろうか。

上にいる人ほど、“どうにかなっている”ように見える。
責任を取らなくても、現場が何とか回してくれるからだ。
でもその“どうにかなる”の裏では、
現場が削られ続けている。


資格を持つ専門職と、無資格の事務職。
どちらが偉いとか、優れているという話ではない。
ただ、同じ法人の中で、同じ「地域を支える仲間」として働いているのなら、
痛みを分かち合う姿勢だけは持ってほしい。

「仕方ない」で終わらせてしまえば、
現場の誇りも、やりがいも、少しずつ失われていく。


介護職は、地域のいちばん近くで人と向き合う専門職。
その声が届かない組織に、未来はあるのだろうか。

私は信じたい。
小さな声でも、誰かが発することで、
いつか「仕方ない」を変える力になることを。


💬 #社協 #介護職 #現場の声 #給与格差 #専門職の誇り

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