山形蔵王 樹氷を見に(前偏)
こんにちは、徒歩です。久しぶりに記事を書いてみたいと思います。
※小説みたいなものも書いているので、お暇な方は読んで頂けたらありがたいです。
少し遅い話になりますが、今年(2024年)の3月の頭に、樹氷を見に、山形県に行って来ました。
樹氷ってわかります?
ネットで調べた所、以下のようです。
(樹氷)
樹氷(じゅひょう)とは、霧氷の一種で、霧のなかの過冷却された水滴が樹木や枝に吹き付けられて凍り付いたものです。樹木を覆い尽くすような樹氷は「スノーモンスター」や「アイスモンスター」とも呼ばれ、迫力ある姿が特徴です。
樹氷は、空気中の水分が物体に付着して氷となる現象である着氷の一種で、水分が水蒸気の場合は霧氷、過冷却水滴の場合は樹氷となります。
樹氷は、東北地方の奥羽山脈の一部と亜高山帯にしか確認されていない珍しい現象で、日本でしか見られないものです。
覚えている範囲で、感想等書いていきたいと思いますので、読んで頂けたら幸いです。
きっかけ
私が、樹氷を見に行きたいと思った経緯ですが、私の職場で、部署は違いますが、(隠れて少し尊敬していた)一緒に働いてた年配の方がいまして。
その方は、70代後半位の方で(以下Aさんとします)、普段は朴訥な印象で、所謂、昔のお父さん的な雰囲気を持つ方なのですが、話すと気さくな感じのする方で、私にとっては、その落ち着いた雰囲気も含めて、すごく話しやすく、親しみ易い方でした。Aさんと、時間がある時にときどき、お仕事の話とか、テレビの話とか、その他日頃の話とか、たわいもないお話を良くさせていただきました。
Aさんは、今は送迎車のドライバーをされていますが、以前(若い頃)はずっと漁師をされていたそうで、遠洋(海外へ半年〜1年かけて海外へ)や、近海(日本近海でサバやカツオ、イワシ等の漁)漁業も両方されていたようです。
漁師さんは、自然が相手の仕事で、台風やシケ(暴風雨で海が荒れる事)、事故等で危険な事もたくさんあったそう。そして、一回漁に出てしまうと、数ヶ月〜長ければ1年以上、(燃料補給等はありますが)漁が終わるまで、帰っては来れなかったようです。
ご家庭をお持ちだったAさんは、一航海、行って帰ってくるたびに、子供さんが信じられないスピードで大きくなっていく事に、ためらいと一緒にいてあげられない寂しさと、申し訳なさが同居する様な、複雑な感情を抱いて、また漁へと向かっていく日々を長年過ごされていたそう。
そして、航海中は、仕事仲間と一緒にずっと海の上。船の中の生活です。ただでさえ、ストレスフルな職場なのに(漁場で群れに当たると担当できる持ち場を交代しながら3~4日寝ないで働き続ける事も珍しくなかったそう)、職場と生活圏が重なる事で、職場のストレスが船内の生活圏へ、生活圏のストレスが職場へ影響を受けやすく、人間関係も一度こじれると大変だったようです。
こじれても、帰れないのですから。
漁師さん達もプロですし、同じ状況にいますから、ある程度は波風をたたないようにお互い気を使っているらしいのですが、ふとした事がきっかけで耐えられない所までストレスきてしまい、爆発してしまうと、(詳しくは書けませんが…)ケンカ〜刃傷沙汰に発展してしまう事もあったそうです。
刃傷沙汰になっても、海の上です。
病院とかは、ありません。
そして、色々ありながらも船底の冷凍庫を魚で一杯に満たして、無事に漁が終わり、太平洋の航路を戻り、日本の沿岸がうっすら見え、地元の漁港に近づき、大漁旗を掲げて、遠くから(当時は、魚臭かった地元の港)の匂いがすると、あぁ、帰ってきたなと心の底から、ホッとしたようです。
そういう、Aさんと苦楽を共にした、昔の漁師仲間の一人が岩手県(石巻市)に住んでおられたそうですが、その漁師さんは、2011年の東日本大震災で、津波にのまれ亡くなられたそうです。
震災以降、Aさんは、毎年、その漁師さんのおうち(石巻市)と、お墓へお線香をあげに行かれているそう。
そして、ある年、そのお参りが済んで、帰るまでの間、少し時間ができたので、山形県の蔵王にふらっと立ち寄ってみた所、その景色(蔵王)に感動されたと。
そして、今度は、その蔵王の冬の絶景と言われる樹氷をぜひ見てみたいと、その年の冬にもう一度行き、その絶景(樹氷原)を見て、いたく感動されたというお話をされていました。
※具体的な感想は、朴訥と、え〜っけや。(良かったよ。)としか表現されず。
その時は、Aさんから、蔵王を特に薦められたわけでもなく、私もすごく行きたいとも思わなかったのですが、その話は何故か私の心に残り続けていました。そして、その後Aさんが(ご高齢の為)退職され、時間がたち、幾度かふとしたきっかけでAさんの事を思い出したとき、Aさんの朴訥な雰囲気、思い出と共に、いつかしたその話の時の様子が一緒に折り重なって思い出されました。そして、その場面が思い起こされるたび、不思議と、私もいつかそこ(蔵王)へ行ってみたい。いつか自分の目で見てみたい。と思うようになっていった心の変化というか、経緯があり、
そして、今年の3月、平日に連休をとることができ、思いきって行ってみることにしました。
1泊2日で蔵王へ
私の地元から東京駅まで東海道新幹線で1時間位。東京から、山形新幹線(つばさ)に乗り換えて、山形に向かいます。

東京駅から3時間位で山形駅に着きました。

駅に着くと、思った以上に風が冷たく、寒かったです。駅の構内に入っても、暖かさはそれほど変わらず、ひんやりしてました。


歩いて、山形駅の南口へ。南口を出て、10分程歩いた所にある、こちらのビジネスホテル(スーパーホテル)に泊まる事にしました。
※スーパーホテル、何回か利用した事がありますが、とっても良いですよ。部屋綺麗ですし、温泉もついてますし、朝食もおいしいです。そして何よりお手頃ですし。

少し周辺をぶらぶら散策して、明日のバスターミナルの場所の確認をしました。外を歩いていると、途中、ハラハラと空から雪が降りてきました。
私、一時期北国に住んでいた事がありまして。
この何だろう、上着を着てても、しみ込んでくる様なひんやりした寒さ、目の前の景色に雪がチラついていくこの感じ。なんか、すごく懐かしかったです。

感傷に浸りながら、ぶらついていると、結構いい時間になりました。
北口を出てすぐの所に、”ここ一軒で山形県”という看板を見つけました。
山形長屋酒場というお店らしいです。
ちょっと居酒屋っぽいけど、ここでご飯を食べる事にしました。


メニューは、突き出し(山形牛のすき焼き?)と、芋煮、玉こんにゃくとか名物的なものを、幾つか頼んだけど、写真にのこってたのは、これだけ。お酒も地酒を少し飲んだけど、何を飲んだか忘れました…。
芋煮は、庄内地方は、豚肉のみそ風、村山地方は、牛肉のしょうゆ風味等。味付けや具材等は、地域によって、違いがある様です。
芋煮も、玉こんにゃくも、味が染みてて美味しかったです。

村山地方の(スタンダードなやつにしました。)

山形長屋酒場にて、山形県を食べて~飲んだ、しょぼくれた中年は、スーパーホテルで眠りにつきました。
ちょっと長くなってしまったので、ここでいったん区切ります。続きは後半で。
※本日もお疲れさまでした。
社会の片隅から。徒歩より。
