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医療的ケア児の家計


医療的ケア児の母が、

「お金のことで一番しんどかった話」と
今、伝えたいこと

はじめまして。
私は、知的障害と医療的ケアのある子を育てている主婦です。

この文章は、
同じように子どものケアをしながら、
家計や将来に不安を抱えているお母さんに向けて書いています。

専門家でも、FPでもありません。
ただの「現場にいる母」です。



「学費を貯めなきゃ」が、ずっと苦しかった

子どもが小さい頃、
周りと同じように私も思っていました。

「大学資金、いくら必要なんだろう」
「兄弟は平等にしてあげなきゃ」
「投資しないと将来足りないよね…?」

でも、
医療的ケアがあるわが子を育てる中で、
だんだん違和感が大きくなっていきました。

この子にとって必要なお金って、
本当に“学費”なんだろうか?



医療的ケア児の家庭で

一番大事だったのは「増やす」より「守る」

正直に言います。

投資で増やしたお金が
もし減ったら――

そのお金が
• 医療費だったら
• 将来の生活費だったら
• 親が動けなくなった後の備えだったら

私は、耐えられなかったと思います。

だから気づきました。

医療的ケア児の家庭では、
「お金を増やすこと」より
「詰まないこと」が何倍も大事だということに。



私がやめたこと

✔「きょうだいは同額じゃないといけない」という考え
✔ 学費=大学進学前提の貯め方
✔ 不安だから全部投資、という選択

これをやめただけで、
心が少し軽くなりました。



代わりに考えるようになったこと

上の子のお金は
「一生の安心資金」
• 医療やケアの自己負担
• 福祉で足りない部分
• 親亡き後、きょうだいに負担をかけないためのお金

これは、
減ってはいけないお金。

だから私は
現金や安全な形で「守る」ことを選びました。



きょうだいへの想いも、同時に守る

下の子たちには、
学びたい道を選んでほしい。

だから
下の子の学費は投資も使う。

これは不公平ではなく、
それぞれに合った「公平」だと思っています。



主婦の私が伝えたいこと

もし今、あなたが
• お金の話を考えるたびに苦しくなる
• 周りと同じにできない自分を責めている
• 将来を考えるのが怖い

そう感じているなら、
声を大にして言いたいです。

あなたは、もう十分がんばっています。



最後に

医療的ケア児のいる家庭のお金の正解は、
ネットにも、本にも、あまり載っていません。

でも私は思います。

「増えなくても、困らなければそれでいい」
「安心して眠れる家計が、一番の正解」

この文章が、
どこかの誰かの心を
ほんの少し軽くできたら嬉しいです。

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