214.「雨水」が呼び込む春【私の二十四節気(3)】
大寒や立春は知っていても、これまで知らなかった「雨水(うすい)」という季節の節目。寒さが緩んで、雪が解けて水になり、降るものが雪から雨に変わる時期。2月18日ごろだそう。
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2月15日(日)
外に出ると、横断歩道と歩道の際は、雪解けの大きな水たまりが出来ている。靴が濡れる、染みそうなのは必須。そしてそのあとの天気は、確かに雪でなく雨が降っていた。なるほど「雨水」の到来が近づいている…と思った。
それもつかの間で、2月19日(木)窓の外を見ると、私の中では、今期二番目でないかと思う、雪が吹き荒れた天気だった。通勤に出ると積雪量もなかなかで、やや湿り気のある深い雪に足をとられて「片栗粉みたい」と思い歩く。
この行きつ戻りつの季節。春の到来なんて、そうそうには信じられない。
三寒四温という言葉が思い浮かんでいたら、はしさんの二十四節気の企画を後追いして始まったような、ウェルビーイング企画の記事に、三寒四温のことが書かれていた。今年は二十四節気ブームなのかしら。
仕事で子ども相手に「今の季節は何?」なんて質問をすることがある。
わかりやすい時期はいいのだけど、今って微妙だなーと思う時期がある。
12か月で言えば、どう区切られるのだろうと考える。
二十四節気で言えば、
春 2~4月
夏 5~7月
秋 8~10月
冬 11~1月
私の感覚で言えば
春 3~5月
夏 6~8月
秋 9~11月
冬 12~2月 の方がしっくり来るかな、1か月のズレ
七夕が1か月遅れな地域だから、1か月の季節のズレは違和感ないかも。
今はちょうど冬季オリンピックをやっている。2月いっぱいはやはり冬に入れておきたいところ。
最近の気象変化を考えて、平等に3か月ずつでなくといいと考えたら
春 3~5月
夏 6~9月
秋 10~11月
冬 12~2月 がしっくりくるかも
だけど、明確に線が引けるものでなくて、2月あたまに立春っぽいものは感じられたりする。3月あたまにはより立春らしさを感じそうだけど。そして、1月にしっかり感じた大寒、今日の天気はそこまででもないけど、再び大寒到来な感じもある。そう、なんだったら二十四節気は二巡するぐらいの諸説を立ててみようか。今日は大寒の余波、雨水の前髪が見えたけど、まだ本体は到着してませんのような…。そんな独自思考を楽しんでみる。
もうすぐ終わる冬季オリンピックは、ちょうど後半は「雨水」の時期とリンクしている。
先日は、フィギュアりくりゅうペアの フリー演技に涙した。
使い方は正しくないかもしれないけど「走馬灯のようだ」と思って観ていた。今現在の彼らの姿だけど、それまでの時間が見えるようなすごい時間だった。緊張をはねのけた演技は、今のような位置でない時から、なんか幸せを与えてくれるものだった彼らの表現力・個性が熟成したことを、ただただ伝えてくれていた。
その後のインタビューなどで、木原選手がずっと涙していたこと、そこから切り替えるきっかけになった、三浦選手はじめ周囲の人のことばが聞かれた。
とことん涙して、そばに支えてくれる人がいて、立ち上がるためのことばや後押しがある。なんて、間違いのない復活への道だろう。
そして、春が来た。
2月20日
女子フリーを観る
まずは、細かいミスはあっても、大崩れしない演技にほっとする。
結果を見れば、なるほど妥当だと思う。
金メダルのアリサ・リウさんは確かに素晴らしかった。一度離れたスケートに戻って、滑る歓びに満ち溢れていた。彼女の人生が見えるようなフリー。
そして、アメリカにも雨が降ったことを思い、励まされるような金メダルは良かったなと思った。
4年に一度の大会で、ウェルビーイングな時間を持てた。
フリーの演技への感謝と、彼らの結果が良かったことを反芻しながら、雨水という節気を過ごしている。
