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milk1234567891
疲れてたんじゃん
人の話を聞くことが、とにかくつらい時期があった。
アドバイスであってもつらい。
笑い話もつらい。
何も言って欲しくない。
そんな時、
「せっかく教えてくれてるのに」
「せっかく楽しい話してくれてるのに」
自分への思考がどんどん湧いてくる。
だから、その思考に合わせて努力しようとした。
話の聞き方についての、本を読んだり動画を見たりした。
「相手の話をちゃんと聞けるようにならなきゃ」
そんな気持ちがどんどん強くなっていった。
でも、同時につらさもどんどん増していく。
そのうち、何もする気が無くなって、頭が空っぽになった。
「疲れた」
ひと言出てきた。
それに気がついたとき、スッと心が軽くなった。
もう1度、今度は自分から
「疲れた」と呟いてみる。
さらに軽くなる。
そこで、仕事以外で人と接する機会を減らしていった。
その時の自分が少しでも休めそうなことをできる範囲で思いつくままやってみた。
すると、ある時、仕事の話をしていて、
いつもより肩の力を抜いて相手の話を聞くことができていることに気づいた。
しばらくすると、人の話を穏やかに聞き、さらには、自分が話すときも前よりも気楽に話せるようになっていた。
なんだ、疲れてたんじゃん。
自分の器も感謝も努力も、関係なかったじゃん。
今までの私は、「もっと頑張る方法」を探していた。
でも、本当に必要だったのは頑張ることではなく、休むことだった。
今では、何かつらくなったときは、
自分を直そうとする前に、
どうにかしようとする前に、
まずは、
「疲れてないかな?」
と自分に聞くようにしている。
