初夏を通り越して
真夏の風が窓を通り抜けてくる。

風に揺れる「タンバリン 」が
楽器のようにシャランと鳴ったような気がした。
石鹸のように真っ白で
清潔な佇まいの「タンバリン 」。

袖を通すと、メロディが響く。
鼻歌をハミングしたときのように、
じぶんだけに聞こえる『今日の気分(リズム)。』

ふわっと広がるシルエットは、まるでお花みたいで。
だけど甘くなりすぎないのは、生地の光沢が上品に輝いているから。
窓辺でゆれる「タンバリン」。
揺れるリズムに合わせて
再びタンバリンの音色がきこえた様な気がした。