自分と新しい契約を結んだ日
ある読者さんの記事を読んで、
「これかもしれない」と思いました。
内容は、快く相手のために時間を使ったのに、
その時間が当たり前のように扱われてしまったという体験。
読んだ瞬間、
「今の私だ」と感じました。
そして気づいたのです。
「あれ? このパターン、前にも経験している。」
3年前にも、5年前にも、10年前にも。
振り返ると、もっと前から同じような感覚を味わっていました。
まるでデジャヴのように。
私はそのたびに相手を優先し、
自分の時間やエネルギーを差し出してきました。
もちろん、そのことを後悔しているわけではありません。
報われたことも、
喜んでもらえたこともたくさんあります。
でも、その時間や想いが軽く扱われたと感じたとき、
「どうして、人の時間をこんなにも軽く扱えるのだろう。」
そんな思いが込み上げる一方で、
「また同じことを繰り返してしまった。」
という、自分への悔しさもありました。
時間が経ってから湧き上がる感情。
そして最後に残るのは、
「この人に伝えても、きっと伝わらない。」
という深い落胆でした。
私は相手を責めたいわけでも、
善悪を決めたいわけでもありません。
そんな自分に、
「そりゃ、そう思うよね。」
と声をかけました。
感情を否定するのではなく、
その奥にある本音を見つめてみたのです。
そして問いかけました。
「私は、本当はどう生きたいのだろう。」
すると見えてきたのは、
「自分の時間やエネルギーを、大切にできる私でいたい。」
という、とてもシンプルな願いでした。
自分を犠牲にするのではなく、
お互いの時間を尊重し、
敬意を持って関われる人との時間を選びたい。
そのために、
必要な境界線を引いて生きていきたい。
それが、私の本当の願いだったのです。
人生では、同じテーマが何度も訪れることがあります。
でも、それは同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、
螺旋を描くように、
一段ずつ視点を高めながら進んでいるのかもしれません。
私たちは、つい表に現れた感情だけを見てしまいます。
でも、その奥には、
自分でも気づいていなかった本音が静かに待っています。
そして今日、私は社長に自分の思いを伝えました。
相手が理解してくれるかどうかは、
もう以前ほど重要ではありませんでした。
大切だったのは、
私が感じたことを、
自分自身の言葉で表現すること。
現実は、すぐには変わらないかもしれません。
相手も、すぐには変わらないかもしれません。
でも、確かに変わったものがあります。
それは、私の内側です。
言葉にした瞬間、
私は社長に伝えただけではなく、
私自身も、その言葉を受け取っていました。
言葉は、相手を変えるためのものではなく、
私自身への宣言でした。
もしかすると私は、この日、
新しい自分と、新しい契約を結んだのかもしれません。
「私は、自分の時間とエネルギーを大切に生きる。」
水星逆行は、「見直す」「伝え直す」期間だと言われます。
私は今回、
相手に何かを分からせるためではなく、
自分が自分に、
本当の思いを伝え直す時間を過ごしていたのでしょう。
私が変えたかったのは、相手ではありませんでした。
本当に変えたかったのは、
これからの私の生き方だったのです。
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