【日報】おれは10.26のTJPW両国KFCホール大会を観てきた(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。おれは毎日物凄い量の文章を書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、去る10.26に両国KFCホールで行われた、おれが贔屓にしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)を観てきて、おれが肩入れしている選手である桐生真弥の持つアイアンマンヘビーメタル級王座戦線に動きが合ったり、今度の後楽園ホールでの試合に向けて話が動き出したのでそれについておまえたちにもシェアするべきだと考えこの記事を書いたという寸法だ。
両国KFCホール
両国といえば両国国技館というBIGな会場があるが、ここ3年くらいは両国駅を降りて右ではなく左に曲がる回数の方が増えた気がした。
TJPWがよく使う会場だが今年は開催回数が少なく、おれの記憶が正しければNAMBAアナが卒業した興行くらいしか使っていなかったはずだ。
今年から施設の照明が変わり、かなり白が強い照明になったが、おれは前の方がすきだった。
また、この日は中島翔子がCMLLに参戦するため、真の男の国であるMEXICOに行っていたので不在だった。
前説→アプガ(プ)

そしていつものように白井李世アナが注意事項を読み上げ、アプガ(プ)のうたのコーナーが始まった。
この日は最近よく披露する「ラブュモット!」が歌われた。この曲はとても良い曲なのだが、手拍子するのが難しいなとおれは思っており、コールするのが前提の曲だと思うので、アプガ(プ)の真のファンじゃないと曲に乗り切れない嫌いがあると思った。
第1試合 15分1本勝負 遠藤有栖vs.小夏れん




ねくじぇねトーナメントではストレートに敗退してしまった小夏れんがインプリ王者に挑むという構図だったが、小夏はレスリングベースの動きが凄いので、デビューして半年も経っていないのに妙に落ち着いた試合を見せる。
デビュー戦から披露していたコーナーから1回転して相手の攻撃を避ける技の終着地がよくわからないが(あれはバズ・ライトイヤーと同じでカッコつけて落ちてるだけだ)、最近はそれをせずにコーナーから跳んで捻って滑り降りるような形で誘い込んだ相手の後ろに回り、そのまま抑え込むことをし始めて、その隠された身体能力とセンスを随所に感じさせた。
しかし、インプリ王者はこんなところで負けるわけにはいかないので得意のキャメルクラッチで締め上げてタップを奪った。
第2試合 20分1本勝負 桐生真弥 辰巳リカ vs.ハイパーミサヲ らく

ハイパーミサヲとらくは桐生真弥の持つアイアンマンのベルトを狙うべく、入場ゲートで待ち伏せして強襲するつもりでいた。
入場の際中は最も無防備な状態であり、現実世界はバーチャリアリティの世界と違い無敵時間も存在しないのでスポーンキルを狙ったという寸法だ。
そして、辰巳リカの入場曲が流れるが一行に桐生真弥と辰巳リカは姿を現さない。
どういうことなのか?腰抜けになって試合を放棄してしまったのか?
いや、違う。なんと桐生真弥と辰巳リカは入場ゲートとは反対側の南東側の通路から登場したのだった。

桐生真弥は普段から数々のゲームをこなし、数々の惑星で異星人を殺したり店舗を運営したり宝を探したりガチャを回したり麻雀を打って人を殺したりしているので、スポーンキルという戦術の対策は完璧だということが証明されている。
地元凱旋興行も終えて王者の風格を出し始めたベイブは凄い鋭い目つきをしており今日もこのベルトを持ち帰るつもりでいた。
そして辰巳リカがそれを護衛したいたのだが、この狂人からは隠しても隠し切れないくらいの胡散臭さが漂っており、何かを企んでいることは明白だった。




ベイブは強者のマインドで闘っており、「最近負け知らずで大変申し訳ございませんでした。」と王者になってからも勝ったり負けたりを繰り返している事実をど忘れし、まるで作品が増える度に設定をど忘れするロッキーシリーズのスタローンのようだった。
場外には文りんが控えており、ハイパミとらくは試合に勝利することよりも、ベイブをどんな形でもフォールすることに徹していた。
それを見かねた辰巳リカが救助に入り、ベイブがお礼を言ったところで事件が起きた。

辰巳リカはベイブにチョップし、リングに引き上げて首を絞め始めた。


そして、辰巳リカは味方であるにも関わらず桐生真弥にミサイルHIPを決めて3カウントを奪ってしまう。
そう、この狂人の手にベルトがわたってしまったのだ。
おれは、辰巳リカのミサイルヒップを食らうときのベイブの切ない表情が頭から離れなかった。
栄光や挫折、裏切り、残虐性、トンチ、凱旋・・・・・ベイブのアイアンマン王座を巡る物語が閉じる瞬間。その全てを悟ったような表情を観て、おれも色々理解し、そして哭いた。

更にはらくに抑え込まれ、ベイブは日に二度負けた。
MEXICOの荒野で2度負けるというのはあり得ないことであり、基本的に1回目でしぬ。
それを日に2度も体験したベイブは相当つらいものがあったと思うし、おれも観ていてつらかった。
第3試合 20分1本勝負 山下実優 鳥喰かや vs.鈴芽 原宿ぽむ


鈴芽と原宿ぽむがHALLOWEEN仕様で登場してきた。
そして、試合が始まるなり、2人で山下実優にお菓子を要求した。
しかし、山下はそんなものを持ち合わせていなかった。
すると原宿ぽむと鈴芽は山下を取り押さえ、白い布を被せ足元をテープで容赦なくぐるぐる巻きにした。メキシコ国境近くでよく見かける光景であり、山下がこのまま橋の下でむごたらしい姿でつるし上げられるのではないかとおれはひやひやした。



山下もこの姿にされてしまっては何も出来なく、3歳児に好き放題やられるが、完全に怒りの炎を燃やす山下は足が縛られた状態でも飛び跳ねてぽむを迎撃した。
不機嫌になった山下はもう誰にも止められないので、3歳児はひどい目にあっていた。

先日放送された密着ドキュメンタリー番組ではHIMAWARIに顔が面白いと言われていた。





3歳児に振り回される鳥が不憫に思う場面もあったり、鈴芽がその場で飛んで左足を山下の首にかけて後方に体重を掛けて倒れこむ離れ業をやったり、最初の山下がおばけにされるファニーなムーブだけでは終わらせない安定感と驚きのある試合だった。
第4試合 15分1本勝負 瑞希 vs.凍雅




前週の後楽園ホール大会では鈴木志乃、風城ハル、高見汐珠がチャレンジマッチをこなしたが、その日凍雅はタッグタイトル戦をしていたので、そういった意味合いのカードをこの日にもってきたという寸法だ。
瑞希は再び黒いコスチュームになっており、度々黒い思考をみせるので、たぶんそのうち久我重明のように全てが黒くなる。息まで黒くなる。
まなせゆうなとのHot SHOTの結成以来、内に秘めたる自分自身を出し始めた凍雅だが、この日の瑞希は強すぎたとしか言いようがなく、タイトル戦や前哨戦でくらいでしかやらない肩に駆け上がってのフットスタンプも出て、つまりそれだけ瑞希も本気だった。
第5試合 時間無制限1本勝負 高見汐珠 vs.七瀬千花
ねくじぇねトーナメント優勝決定戦だ。
初戦の敗北から巻き返してきた七瀬千花と全勝で勝ち進んだ高見汐珠の試合だ。
七瀬千花は負けたら即敗退だが、高見汐珠は1回は負けられる。高見汐珠が負けたらすぐに再試合をするという特殊な状況での試合であり、全勝で勝ち抜けてきた高見汐珠が少し有利になるようになっていた。




序盤はどちらも譲らないレスリングを展開しており、随所に高見汐珠は跳ぶし、七瀬千花も稲荷鳥居とかで高見汐珠を締め上げる。二人ともデビューして2年目でかなり洗練されて試合をしていて凄いなと思った。
高見汐珠は1回負けても優勝の可能性が残されている立場なので、丸め込みやコアラクラッチで相手の体力を削ぐ戦法を採用していたように思う。
負けが許されない七瀬千花は、先週の群馬でもそうだったが、全ての力を込めてキレイなフォームから効くところを打ち抜く狙い打ったようなエルボーを叩き込み、更にグラウンドでエルボーを追撃をしてフォールを奪った。
そして、すぐに再試合がアナウンスされた。





高見汐珠は敗戦するも直ぐに気持ちの切り替えは出来ており、七瀬千花の勢いをいきなり殺したが、七瀬千花も最初の試合で与えたダメージを活かすべ稲荷鳥居や稲荷鳥居・改で締め上げる。
高見汐珠は何とか耐え、執拗にコアラクラッチを狙い続け、最終的にコアラクラッチで締め上げレフェリーが試合を止め、高見汐珠が今年のねくじぇねトーナメントを制した。



高見汐珠は感情が高まり過ぎて何を言っているのかわかりづらかったが、勝利後すぐに遠藤有栖を呼び出し、11.9の後楽園ホールでインターナショナルプリンセス王座に挑戦すると表明した。
遠藤有栖は感情がぐちゃぐちゃの高見汐珠を観て笑顔を見せつつ挑戦を受託し、正式に王座戦の開催が決まったという寸法だ。
セミファイナル 20分1本勝負 渡辺未詩 愛野ユキ vs.荒井優希 芦田美歩

芦田のミッフィーは最近変わった人であることを隠さなくなってきたので、先週の群馬で渡辺未詩にしたのと同様に、愛野ユキの誕生日を祝うチアを始め、会場はムショから出てきた友人を迎えに行くような温かい空気で包まれた。

ここのところ荒井優希と芦田のミッフィーは京都出身枠でタッグを組む回数が多いが、この日は無寸雷神のように両サイドから微妙にタイミングをずらして蹴り入れることで、愛野ユキの脳を揺さぶる合体技等も披露しており、近いうちにタッグ戦線に名乗りを上げるかもしれない。
(因みに愛野ユキと鈴芽の誕生日を祝うイベントが行われるらしいので、興味のあるやつは行くといいだろう。)
メインイベント 20分1本勝負 上福ゆき 上原わかな キラ・サマー vs.HIMAWARI 鈴木志乃 風城ハル



タッグ王座戦の前哨戦となるタッグ戦だ。
その気合が空回りしかねないくらい気合の入っていた鈴木志乃だが、かみーゆさんに軽くあしらわれており、気合だけではないというところを証明しなくてはならない。
この元バスガイドの繰り出す地獄めぐりバスツアーは近頃時空の壁を破り、未来予想図をみせてくる次元旅行をするようになったので、OberEatsに勝った未来を我々に提示してきたが、正直に言うとこの段階では具合的にその姿を想像することがおれにはできなかった。



最後はHIMAWARIがサン・フラワー・テンペストでキラを投げて勝利し、タッグ王座戦へ弾みをつけ、王者組にプレッシャーを掛けた。


最後、HIMAWARIと鈴木志乃がタッグチーム名を発表したが、2人同時に大声で叫びながらの発表だったので、会場にいた連中は全く聞き取ることが出来ず変な空気になった。
後に2人のチーム名はBumping gRitters(バンピンググリッターズ)ということが判明した。
意味は正面衝突する小石ということらしいが、Ritterはドイツ語で騎士(ナイト)を意味するようなので、ダブルミーニングなのかもしれない。だれも信じるな。おれも信じるな。
特典会
この日は事前のアナウンスで特典会に登場する選手が簡単なHALLOWEEN用の装飾をして登場するという話だった。
これは昨年もそんな感じだったので、雰囲気はなんとなくつかめていたが、おれは2年前の出来事を思い出していた。
2年前のHALLOWEENの時期は試合後のサイン会ではなく、別日に選手が本格的にHALLOWEEN用のコスチュームを着用してのサイン会&ツーショット撮影を行う特殊な特典会が開催された。
そのとき、おれは伊藤麻希のところにいったのだが、おれの前に並んでいた男性ファンがメイド服でサイン会に参加しており、いざおれの番になると伊藤麻希に「え?なんかコスプレしないんですか?」と予想外の言葉を投げかけられた。
そう、HALLOWEEN用のコスプレをするのは何も選手だけではなく、サイン会に参加する我々もするべきだったのだ。おれはそんなことを微塵も考えていなかったのでカルチャーショックを受けた。

因みにこのコスチュームは朝ドン・キホーテで買ったらしい。

そのときはおれが一番すきなパワーメタルバンドであるHELLOWEEN(どうでもいいが、アンディ・デリスとおれの誕生日は一緒だ)のTシャツを着ていたので事なきを得たが、slipknoTやOPETHやCIRCUS MAXIMUSのシャツを着ていたら犬にも慰めてもらえない惨めな姿になっていたかもしれない。
昨年もHELLOWEENのTシャツ(10枚くらい持ってる)で乗り越えたが、その手も何度も使う手ではない。今年は何か手を打った方が良いと考えた。
しかし、おれはコスプレなどしたことがない。
スペイン代表やバレンシアのユニフォームを着ていったところでおもしろみがないし、06年や08年のスペイン代表のプレゼンテーションスーツを着て「EURO2008の予選時のルイス・アラゴネス」とやったところで誰にも伝わらないし、そもそもどちらも普段着だ。


おれはこの06-08モデルのスペイン代表のプレゼンテーションスーツを普段から着ているが、これも2006年に購入したものなので、19年間も着ている計算になる。
少し、考えたおれは先日行われたWWEの両国国技館大会でジョン・シナのTシャツとキャップと統一WWE王座のトイベルト(¥7,500-)を購入したことを思い出し、それらを着用すればジョン・シナになれることに気が付いたのだ。

リストバンドは持っていなかったが、完璧よりも前進することが優先だ。
そもそも完璧にこなすのであれば、ビッグ・ショーを照明に投げ捨てられるくらいの筋量を身に付けなければいけないし、薄毛も再現する必要がある。
ジョニー・デップは「ブラック・スキャンダル」の役作りのために髪の毛を抜いたが、別におれはオスカー像を狙っているわけではないので、そこまでするきにはならなかった。
そして、Tシャツを着用し、キャップを被り、ベルトは後ろ向きに腰に巻き列に並んだのだ。



これは猫はるなのコスプレだ。
まずはベイブの所に行ったが、おれが明らかに普段と違う恰好をしているので「なんだその恰好は?」と言われた。
また、統一WWE王座のベルトに興味をみせていて「それって重いんですか?」と聞いてきて、アイアンマンのベルトを巻いてからベルトに対する解像度が変わったのかもしれない。
その後アイアンマンのベルトを失った話をしたが「辰巳リカはヤバいヤツだ。あと、芦田美歩もヤバいヤツだ。」と何故か今日試合で全く絡んでいない芦田美歩についても話しており、本当に芦田のミッフィーは変わった人なのかもしれない。
ベイブは辰巳リカに対して相当な恐怖心を抱いており、たぶん暫くアイアンマンのベルトを狙わないんだろうなと感じた。

ハイパーミサヲのところに行くと「なんでジョン・シナなんですか?」と第一声で触れられた。
ハイパーミサヲも猫の耳を装着しており、こんどはバットマン リターンズのキャットウーマンをやりたいと言っていた。
ハイパミのマスクはバットマンから来ていることで知られているが、特にティム・バートンの監督作品が好きであり、マイケル・キートンのバットマンが好きだ。
キャットウーマンに関してもダークナイトライジングのアン・ハサウェイよりもバットマン リターンズの継ぎはぎだらけのミシェル・ファイファー演じるセリーナ・カイルに共感を抱いていることが過去の発言からも明らかになっている。

文りんは相当なプヲタなのが過去の言動から証明されており、おれの恰好をみるなり手をパーにして顔の前で振り始めてくれたので、おれは無人島で初めて言葉が伝わったときのような暖かい気持ちになった。
文りん母もプロレスが好きらしく、以前WWEが日本に来た時、目の前でNXT時代のフィン・ベイラーのTシャツが売り切れて、アンダーテイカーがレッスルマニア30でブロック・レスナーに負けたときにショックを隠し切れなかったおっさんみたいな表情をしていたとかそういう話をした。
あと天龍プロジェクトでのザック・セイバーJr.と矢野啓太の試合が観たいから天龍プロジェクトのサブスクの使用感について聞かれたが、おれはレッスルユニバースとTriller+とDAZNしか加入していないのでわからなかったし、そもそもそんなサブスクリプションの存在を初めて知った(この翌日NJPWワールドで配信されるというアナウンスがあった。)。
11.9に備えろ

TJPWは今年は後楽園ホールで試合をする回数を例年よりも絞っている感があるが、10.18から1月も空けずに11.9の後楽園ホールでの試合が控えていて、ここにきてスパンが短い。
そして対戦カードも出そろい、渡辺未詩は自身よりもパワーがありそうな J-RODを相手に迎えるし、OberEatsはHIMAWARIと鈴木志乃のBumping gRittersと対戦する。
高見汐珠はねくじぇねトーナメントを優勝したので遠藤有栖の持つインプリ王座への挑戦権を行使し、レッスルPRINCESSⅥ以来となる松本浩代が荒井優希と師弟タッグを組みHOT SHOTと対戦する。
中島翔子の持つMLWの女子王座にビ・バ・バンが挑んだりと注目するべきカードが多い。
そして、おれが注目しているのは浜松大会以来となる関口翔が登場し、ベイブと同じチームに入ることだ。
しかも、対戦相手には執筆時点でアイアンマン王者である辰巳リカがいるし、どうなるのかがわからない。
桐生真弥のパートナーである猫はるなが引退してしまったので、桐生真弥はタッグ戦線に参加しづらい状況に置かれているが、アイアンマン王者になったらくが後にSETUPの女子王者になったことからもわかる通り勢いが増す傾向があるし、桐生真弥は関口翔と顔が似ていることからよく度々タッグを組まされるし、そのままタッグ王座に挑戦してもおれは驚かない。いや、むしろそうなるべきだと思っている。
タッグ王座戦がどうなるかによるが、桐生真弥と上福ゆきには少なからず因縁があるし、そろそろその伏線の回収があってもいいころだ。
今回の後楽園ホール大会はかなり力が入っているのを感じるし、新たな動きも見られそうなので見逃せない。
おまえがするべき行動は今すぐブラウザーをバックしチケットを購入することだ。
おれから言いたいことは以上だ。
(キュアナイル)
