【日報】おれは11.1のTJPW新宿FACE大会を観てきた(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日ものすごい量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、おれの贔屓にしている女子プロレス団体の東京女子プロレス(TJPW)の11.1の新宿FACEでの試合を観てきたので、そこでの出来事をシェアするべきだと思い記事を書くことにした。
新宿FACE

おれはそもそもこの日は仕事であったので、観戦は無理だと思っていた。
しかし、TJPWにしては珍しく、この日は夜興行だった。(昼は社会人プロレスのCWPをやっていた。そちらも観に行きたかった。)
おれは職場での権限を悪用し、15時に作業を切り上げさせて新宿に向かったという寸法だった。
TOHOシネマズに掲載された公開を控えた 「プレデター バッドランド」の看板に『ようこそ、最悪の地へ』と書いてあったが、新宿東宝ビルの横には泥酔して吐き散らす者、倒れている者、正気とは思えない者が大勢いて本当に最悪の地と化していたし、ある意味MEXICOよりもメキシコしていた。
おれはそんなメキシコをしり目にFACEに向かい当日券を入手したのだ。
前説→アプガ(プ)


時間になるといつものように白井李世アナが登場し注意事項を読み上げた後、アプガ(プ)を呼び出した。
そしてうたのコーナーが終わり試合が始まったのだ……。
第1試合 15分1本勝負 桐生真弥vs.七瀬千花

アイアンマンのベルトを失った桐生真弥は、王者時代に「一旦王座を無機物に移動させて山下実優から直接奪われるのを回避してから、再び無機物からベルトを奪い返す」といったグルメレースでデデデにブロックを壊させてブロックの中の食べものだけを奪い取るような相手の力を利用したメソッドを確立したので、それを応用し七瀬千花を走らせて疲れさせる戦法を取ったりと妙な円熟味があった。



あと、過去にも言及したが、桐生真弥は七瀬千花相手には何故か弓折り式の謝罪をする。
ベイブ曰く「千花をみると思い出してやってしまう」ということだったが、どうして七瀬千花をみるとこの技を思い出すのかはわからない。
第2試合 20分1本勝負 ハイパーミサヲ 鳥喰かやvs.らく 小夏れん

催眠術師と羊が交わるという危険な組み合わせだ。



試合が始まる前にハイパミがいつもの様にマイクで話始めるが、らくと小夏れんはその隙に姿をくらませ、リングには枕と羊だけが残された。
ハイパミと鳥は羊になったらくと小夏れんを観て困惑するが、羊が話しかけてきたのでリングはより混乱する。
動物の言葉が聞こえてきたら自身の精神状態が正常とは程遠い可能性が高いので、ハイパミと鳥は精神的に不利の立場にあった。
桐生真弥はハム語なる特殊言語を使ってげっ歯類と会話が出来るが、今回は羊が日本語で話かけてきたので状況が微妙に違うことはおまえにもわかるだろう。

この日試合を裁いた松井レフェリーもかなり困惑しており、リングは混沌-CHAOS-と化していた。

羊のやりとりからの奇襲で試合が本格的に動き出すが、その後はハイパミがスプレーを使いつつも真面目な試合を展開していた。
特に最近のらくは序盤にトンチ問題を押し付けつつも、中盤以降は出力を上げる傾向にあるので目が離せない。
第3試合 30分1本勝負 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 辰巳リカvs.原宿ぽむ


桐生真弥をだまくらかし、アイアンマンのベルトを手に入れた辰巳リカは王座を渡すつもりもないし、防衛戦をすることも不服に思っていた。
すると3歳児が辰巳リカに「今日は試合をせずにこのまま帰ろう」と提案した。
辰巳リカとしてみれば試合で王座を失う可能性を排除出来るので渡りに船であり、その提案を受け入れリングから去っていく。


そして、お互いに試合を放棄してバックステージに姿を消し、観客は再び動揺することになる。

しかし、それは原宿ぽむの罠であり、辰巳リカがバックステージに消えたことを確認すると自分だけは音を立てずにリングに帰ってきて、木曽レフェリーにゴングを鳴らすように要請した。
そう、この3歳児は辰巳リカをバックステージに帰らせ、そのままリングアウト勝ちを狙っていたのだ。


バックステージでくつろいでいた辰巳リカは異変に気が付き慌ててリングに帰ってきた。この辺の危機察知能力があるところがグランドスラムを達成した人間の凄さなのだろう。



3歳児はFACEのカウンター席のテーブルの上を走り始め、辰巳リカを挑発する。そして、本部席の甲田哲也代表を人質にするが、辰巳リカにとってTKはおもちゃであることはレッスルPRINCESSⅥでも明らかなので、全く人質の意味をなしていなかった。

原宿ぽむの首を絞める辰巳リカだが、なんとその後ろから甲田代表が辰巳リカを締めに掛かった。
TKは辰巳リカに幾度となく手痛い仕打ちをされていたし、レッスルPRINCESSⅥで辰巳リカに利用された際に脚を負傷し、未だに足を引きずっているのを会場で目にする。
つまりこれは甲田哲也の復讐であり、サボテンの影からナイフを投げるダニー・トレホのようにその機会を狙っていたのだ。

しかし、辰巳リカも容赦がないので、返り討ちにし絞め殺していた。


最後は辰巳リカがドラゴンスイーパーで3歳児を締め落とし、危険を排除したうえで素早くバックヤードに姿を消した。
第4試合 15分1本勝負 J-RODvs.キラ・サマー


11.9の後楽園ホールでの試合で渡辺未詩の持つプリプリ王座に挑戦することが決まっているJ-RODが初めて姿を現した。
J-RODは身長が178cmあるし、TJPWの選手と作画が違う。
かなり不機嫌そうに観客に突っかかっており、相当危険だということをわからせにきた。
舞台袖からは渡辺未詩がこの試合を観ており、初来日のJ-RODを入念深く研究していた。



圧倒的な筋量でキラを制圧し、前情報の通りスピアーで仕留めてきた。
このスピアーは危険だ。
第5試合 20分1本勝負 瑞希 鈴芽vs.荒井優希 芦田美歩



芦田のミッフィーが試合開始早々に鈴芽にI字バランス対決を強要し精神的優位に立った。この勝負を仕掛けられるのは芦田のミッフィーだけだ。
そして、荒井が瑞希と鈴芽に捕まるが、芦田のミッフィーは直ぐにカットに入らず、チアのダンスで荒井を鼓舞し始めた。
芦田のミッフィーは最近変わった人であることを隠さなくなってきたし、観客もそれを飲み込み始めたので、唐突なチアダンスをみても困惑しなくなってきていた。
しかし、芦田のミッフィーの凄い所はそのチアから自然な流れで瑞希と鈴芽の顔をポンポンで攻撃し始め、ただの変わった人ではないということを証明した来た。

芦田のミッフィーと荒井が同時に座り込んだ相手の頭を蹴る合体技など、この京都出身者タッグの得意技も披露されたし、硬度0の軟体超人なので凄い体制で鈴芽を締め上げてきた。

瑞希もビッグマッチでしか使ってこなかった旋回式のボディアタックをするなど出し惜しみをしない。
先週も相手の肩に駆け上ってからのフットスタンプを凍雅に決めていたが、ビッグマッチ以外でも渦飴以外の多彩な技を徐々に通常の試合でも披露しはじめたように感じた。

最後は鈴芽がリング・ア・ベルを決めて勝利を収めた。
セミファイナル 20分1本勝負 渡辺未詩 愛野ユキ 風城ハルvs.中島翔子 山下実優 凍雅




実力者が詰め込まれたセミだ。メキシコから中島翔子が帰ってきたので安定感があり、やはり大怪獣は凄いなと思った。
試合後、本部席で渡辺未詩を観察していたJ-RODが渡辺未詩の元に歩み寄り、改めてベルトに挑戦する意志をみせていた。
メインイベント 20分1本勝負 上福ゆき 上原わかな 遠藤有栖vs.HIMAWARI 鈴木志乃 高見汐珠








王者組と挑戦者組の前哨戦だったが、王者組が余裕を見せて勝利した。

かみーゆさんは「次、後楽園でタイトルマッチあるけど、全然こんなんじゃ兆しが見えないよね~ お前らが勝つ。」と挑発したが、挑戦者組は何も言い返せずにいた。
実際におれもこの試合を観てそう思ったし、まだ奴隷バーを回しておらずシュワルツェネッガーになるまえのコナンがタルサドゥームに挑むのに近しいくらい勝機を見いだせなかった。

しかし、かみーゆさんは実際には結構ギリギリだったらしく、やせ我慢をしていたとコメントした。
しかし、そうはいってもOberEatsはかなり余裕を見せていたし、遠藤有栖も高見汐珠にベルトを渡す気はさらさら無さそうだった。


タッグ王座戦は鈴木志乃が全てだ。HIMAWARIの活躍も勿論ではあるが、それでも鈴木志乃がどうなるかがテーマになるべき試合だ。
鈴木志乃は感情を表に出すことを躊躇わないが、心と身体の動きに乖離があるようにみえるし、感情だけでは身体がついてこない。
初めてのベルト挑戦であるし、気持ちの高ぶりもあるだろうが冷静さが必要だ。
マシンガンを手にしたとしても、ちゃんとエイム出来なければ敵には当たらないし、当たらなければ敵は死なない。
闇雲にGUNを撃っているだけではサボテンの影に隠れるダニー・トレホや毒サソリには当たらないし、ナイフや毒で返り討ちにあう。
鈴木志乃に必要なのは熱いheartとクールな頭脳だ。

特典会
おれはいつものようにベイブとハイパミのところに行った。

ベイブの後ろには何故か先日行った高崎大会のポスターが大量に貼られていた。
おれは勿論現地で買ったが、持ち帰るときに折り目が付いてしまったので正直新しいヤツをもう一枚欲しかった。
ベイブはこの日から11月に突入したことに触れ、「もう年末じゃないか……。」と少し気の早いコメントをしていた。

ハイパーミサヲとは、この日「国岡オールナイト」がシネマート新宿で開催されるという話をしたが、ハイパミはまだ最新作のフレイムユニオンを観ていないらしい。
おまえは「最強殺し屋伝説国岡」を知っているか?
これは最強の殺し屋である国岡昌幸に、「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督が密着するドキュメンタリー映画だ。
ハイパミは国岡シリーズのファンであることは過去の言動からも明らかであるが、フレイムユニオンは未だ観ていないらしい
(おれはフレイムユニオンを公開2日目で観たが、作中バックドロップとスープレックスを区別出来ていないところに物凄く引っかかっているのと、真中が最後一夜漬けで覚えた技で勝利するのは、この映画全体を否定するような結末だと思い納得していない。それ以外は好きだ。)。

(因みに国岡役の伊能昌幸の誕生日はヴァン・ダムと同じく10.18だ。)
11.9 プリンセス オブ プリンセス王座戦
早い段階から対戦が決まった渡辺未詩vs.J-RODだが、J-RODが何者なのかあまり世間に浸透していないからなのか、TJPWは珍しくプロモート動画を公開した。
渡辺未詩のトレーニング中に、何故かJ-RODが現れ、渡辺未詩のトレーニングにダメ出しをし、肉体との対話の大切さを説いて帰っていくという、嫌な奴なのか良い人なのかよくわからない映像だ。
J-RODの言動は刃牙を読んでいるか弱虫ペダルを読んでいないと出てこない言葉だったので、たぶんチャンピオン読者だ。



J-RODは自身の肉体だけでなく、渡辺未詩の肉体の声も聞こえてくる側の人間だと判明したので、たぶんガイアのように、相手の筋肉の声にも耳を傾けることで技を避けるし無効化する。たぶん葉っぱとかも武器にするのでそうなったら危険だ。プリプリ王座の初の海外流出もあり得る。

そして、自身の肉体とも対話できるので、筋肉に名前とか付けてそうだし、はたから見たら相当アブない人だと思われる。
渡辺未詩もJ-RODに対して対抗するために、奇怪な似顔絵を描き図画工作することでJ-RODのダミー人形を作り上げて粉砕していたし、今回の王座戦はIMEGINEがテーマなのだとおれは勝手に感じ取った。


J-RODも真面目過ぎて様子がおかしいことになっているが、イメ0ジトレーニングの理論は正しいし、一流のアスリートは自分自身との対話を忘れないし、筋力への負荷箇所をイメージするとしないとでは結果に大きな差が出ることが過去にも証明されている。
そういう意味では渡辺未詩が何をイマジンするかでこの王座戦の行方が決まるのだろう。
チケットを買え

前回も書いたが、11.9の後楽園ホール大会は王座戦が4試合もあるし、辰巳リカのアイアンマンの行方によっては5試合タイトルマッチになる可能性もある。
キラ・サマーは欠場するらしいが、替りに誰かが登場するらしいのでわからない。
TJPWは過去にザイア・リーの替りに黒潮TOKYOジャパンが登場したことがあるので、誰が出てくるのか想像が出来ない。
また、今回のレフェリーは松井幸則&木曽大介が不在のため岡田裕也&文りんという珍しい組み合わせなのも気になる点だ。
特に4WAYタッグマッチは人数が多すぎるのでリング上のみならず場外でも色々起こりそうなので、レフェリーも裁くのが大変だと思う。
そして、いたる所で闘い始めそうなので配信のカメラだけでは見えてこない闘いが観れるのかもしれない。
そういうのを確かめるには現地に行くのが最も手っ取り早い。
チケットを買え。おれが言いたいことは以上だ。
(キュアナイル)
