【日報】おれは第6回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメントの2回戦を観てきた(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量の文章を書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、おれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)の冬の風物詩である「ふたりはプリンセスMax Heartトーナメント」が開催され、その2回戦である1.25の両国KFCホール大会を観てきたので、おまえたちにもシェアするべきだと思いこの記事を書いたという寸法だ。
両国KFCホール

この日は珍しく16:00に試合開始で結構遅い時間だった。
この日は文りんレフェリーが不在で、同時間帯に幕張メッセで全日本が試合を行っていたので準レギュラーの岡田裕也レフェリーも、最近よく来る神林大介レフェリーも呼べない。そうなると顔なじみの松井幸則レフェリーや木曽大介レフェリーを呼ぶしかないが、2人は昼に後楽園ホールでDDTが試合を行っておりそちらで試合を裁いていた。
結果をいうと、この日のKFCは準レギュラー枠のナルシー秋宗レフェリーと、DDTから木曽レフェリーがハシゴすることになった。
会場入り口で入場待ちをしていると、木曽レフェリーは文字通りフラフラしながら会場いりしており疲れが見えた。
増え続けるプロレス団体やプロレスラーに対してレフェリーの絶対数が少ないのはマット界が抱える問題点であり、増え続ける高齢者に対して、年金を払う現役世代が減り続ける日本社会の縮図を見ているようだった。
あと、会場がめちゃくちゃ暑かった。
前説→アプガ(プ)

最近壇蜜とラジオ番組を始めた。


いつもの様に白井アナが登場し、観戦のルール説明をすると3.29の両国国技館でのGRAND PRINCESS’26の話題に移った。
この日はGP26PR大使に就任したスーパーササダンゴマシンが来場していて、リングに登壇した。ササダンゴも木曽レフェリーと同じく後楽園ホールからやってきたという寸法だ。
現役で、しかも他団体のレスラーがPR大使を務めることに本人は疑問を感じつつも、就任したからには両国を満員にするべく手を打つという話になり、甲田哲也代表をリングに上げた。
ササダンゴはこの会場にいるファンは3.29のチケットを抑えているし、ここのファンに向けてこれ以上アピールしても仕方がなく、もっと外に向けてアピールするべきだと話した。
これは全くその通りであり、後楽園ホールよりも小さい会場に来る重度のTJPWファンの殆どはチケットを抑えているし、おれも最前列を抑えている。
このファンに向けてこれ以上アピールしても2枚買うわけじゃないし、大半のファンはニンジャではないので分身も出来ない。
そして外からファンを呼ぶにはプロレスに関係ない名のある人物をプロレスデビューさせ、そこの畑の人間を両国に連れてくればいいという寸法だった。
選手が頑張るのはもちろんだが、団体のTOPである甲田代表も施策を打つべきだという話になり、このPR大使に言われるがままプロレスと関係のない有名人をプロレスデビューさせるという話が決まった。

GP’26には既報の時点でかなりの数のゲスト参戦する選手が発表されており、これ以上新たに増やして大丈夫なのかという不安はある。
おそらく3つの王座戦は行われるだろうし、2.14の結果次第ではMIRAIの登場もあり得る。
場合によっては中島翔子の持つMLWの王座戦も行われるかもしれない。
桐生真弥のもつアイアンマンのベルトもどうなるかわからない。そうなるとタイトル戦に絡まない所属選手が割を食う可能性があり、チケットを抑えている重度のTJPWファンの反感を買う可能性もある。
おれはミニモちゃんの付き添いでくる矢口真里が何かしらこの件で絡んでくると睨んでるが、それがどういう結果になるのかはまだわからない。

そして、ササダンゴが流れるようにアプガ(プ)を呼び出し、いつもの様にコールがあり試合がスタートしたのだ……。
第1試合 タッグマッチ 凍雅 神嵜志音 vs.キラ・サマー 七瀬千花






前の週に高見汐珠&瑞希に敗れたキラと七瀬がそのまま、トーナメントに不出場の凍雅と神嵜と当たった。
凍雅はMIRAIとのインプリ王座戦が控えているので、普段以上に気合をヒ゛シハ゛シ感じられたし、エルボーを振りぬくことに躊躇がなくなっていた。
キラ・サマーと七瀬千花も初戦で敗れはしたが、随所に連携攻撃を仕掛けるし、継続してタッグをやっていくような予感がした。
神嵜志音はまだぎこちなさはあるが、バンギャ時代にステージというメキシコに慣れているので、リング上でも変な緊張を感じさせないし、声がよく出ていると思った。
第2試合 6人タッグマッチ ハイパーミサヲ HIMAWARI 鈴木志乃 vs.らく 桐生真弥 小夏れん




ハイパミがマイクを持つと、先週のタッグトーナメントについて話始めた。享楽共鳴もバングリも所詮で敗退しており、未だに3人は傷心していた。すると桐生真弥がマイクを持ち「その気持ち、わかるよ」とハイパミ達の心を代弁し始めた。桐生真弥は去年も一昨年もその前の年も……というか過去5回のタッグトーナメントで初戦を突破したのは第1回大会だけであとは全て初戦で散っている。
おれはその記憶がフラッシュバックし、海外のドッグフードみたいなサイズのドリトスの袋に顔を突っ込み、化学メキシコを一気に吸引したときのような吐き気すらもよおしていた。
誰よりもトーナメントの敗戦で傷ついてきたベイブは慈しみすら感じさせる眼差しを向けた。しかし、ベイブは現在アイアンマンのベルトを保持したチャンピオンであり、勝者だ。敗戦の記憶など犬にでも食わせろ。

ベイブは勝者であることを誇示したが、実は自陣のらくと小夏れんも先週負けたばかりだったので、精神的ダメージを与えてしまった。
ジェノサイド・・・・・・。ベイブの言葉の暴力はあらぬ方向に向いてしまい、あらゆる人種や思想の人間に配慮しなければいけないポリティカルコレクトネスが叫ばれる現代社会の縮図を見ているようだった。
ベイブはここのところ調子に乗る→謝るというプロットを自分のものにしていて、様式美すら感じる。


この試合でも敗れたバングリの連携攻撃がみれたし、桐生真弥も相手を武器化することで試合を有利に動かそうとするなど、かなり練られた攻防がみれた。


試合後、ハイパーミサヲがマイクを手に取り、3.29の参戦が決まっている坂崎ユカ&KONOSUKE TAKESHITAの夫婦の話をし始め、自分がその相手を務めると宣言し、タッグパートナーはPR大使のスーパー・ササダンゴ・マシンだと言い始めた。
ササダンゴはそれを聞かされておらず「鷹木慎吾となつぽいじゃないのか?」「せめて歌代さんじゃないのか?」とメキシコ国境のボーダーラインを超えそうな発言をするが、ミサヲに遮られる。
イマイチ乗り気じゃないササダンゴだったが、ミサヲは焚き付け、もし坂崎、竹下に勝てば東京女子プロレス、DDTプロレス、新日本プロレス、AEWの4団体所属も夢ではないと言い始め、最終的に全団体所属になると宣言し3.29の対戦カードが決まった。
第3試合 シングルマッチ 中島翔子 vs.サラ・フェニックス





チリからやってきたサラ・フェニックスが熟練のジャベを披露し、中島翔子もそれに引けを取らずに対処したり仕掛けたりして会場の観客は息をのんでいた。
身長差はかなりあったと思うが、そういう試合に慣れている中島翔子の凄さを観れた試合だった。
第4試合 トーナメント2回戦 愛野ユキ 風城ハル vs.瑞希 高見汐珠



風城ハルと愛野ユキが春雷烈火!!プリズムグリード用のコスチュームで揃えてきて、ポーズを決めるとエンブレムが見えるようになっているし、なんか凄かった。

普段、高見汐珠は入場待ちの時に、如何に相手を食ってやろうかと感情を失ったファイティング・コンピューターのような表情を見せるが、この日は瑞希がハンマーでちょっかいを出して力みすぎないようにリラックスさせていた。
急造タッグに分類される瑞希と高見汐珠だが、かなり良好な関係を築けていた。



序盤の風城ハルと高見汐珠の攻防はとにかく凄いので、観てない奴は今すぐレッスルユニバースでチェックしろ。


愛野ユキが「春雷烈火!!」と叫ぶと、続けて風城ハルが「プリズムグリード!!」と叫びながらクロスボディを決めた。
この2人はタッグ名が覚えにくいことは自覚しているようであるが、そうならば無理くり覚えさせるとばかりにタッグ名を試合中に叫び始めた。
これはかなりの力業であると思うが、根本的な解決になってないし、この日の冒頭にササダンゴが語っていたように、プロレス外のファンを作るためにはそんな方法をとったところでどうしようもない。犬にも見向きもされないことをよく考えるべきだ。

瑞希は晩年のファン・ロマン・リケルメのように自分で動くことなく高見汐珠に指示をだすことで試合を作ったかとおもえば、重力に忘れられたような身軽なフットワークで翻弄したりとつかみどころがない。

終盤、風城ハルが高見汐珠をフォールし損ねたところを瑞希が見逃さず、ブリッジした状態の風城ハルに対してフットスタンプを決め、それを高見汐珠が抑え込んで3カウント。
ウサギとコアラが準決勝に駒を進めた。

第5試合 トーナメント2回戦 鈴芽 遠藤有栖 vs.山下実優 鳥喰かや


山下と鳥喰のタッグ名「K!SS//」は(キックスラッシュ)と読むらしい。初見では読めなかったが、SixTONESも読み方が難しいが6人組なんだなと想像できるし、原石と音域の意味である「TONE」が組み合わさったことでカッコいいのでそれと同じでよいタッグ名だと思った。K!SS//も蹴り主体で闘う山下と鳥のSTYLEを現していて、キックをラッシュするみたいで強烈なインパクトがあるし、「スラッシュ」の部分もスレイヤーとかメガデスを彷彿とさせる攻撃性を感じられるし、「K!SS」の部分で地獄からの使者や地獄の叫び、地獄の接吻を連想させる地獄の軍団だし、ジーン・シモンズは早くから自分の舌の長さがビジネスになると気が付いていたが、山下も度々顎の長さをチャーミングポイントとして押し出していた時期があったし共通項は多い。
エゴにより、やたら名前だけが長くなった特撮タッグに欠けていたものが詰まったタッグチーム名だと思った。


山下実優は最強格の存在であり、常に強者だ。
その山下を攻略するべくでじもんの2人は翻弄するし、鈴芽も如何なる状況からでも関節をとる意外性に溢れた試合を見せる。


ただ、山下実優ばかりに気を取られるのは危険であり、鳥喰かやの蹴りは山下実優と組んでから明らかに強くなっている。


最後、でじもんによる合体フェイスクラッシャーで山下を排除し、遠藤有栖の凄いスーパーキックが鳥喰かやの顔面にヒット。
蹴り勝った遠藤有栖がそのまま鳥喰かやを什の掟で沈めて3カウント。でじもんがこの勝負を制した。



敗れた鳥喰かやは悔し涙を流しており、おれはその姿を忘れられずにいた。
セミファイナル トーナメント2回戦 渡辺未詩 辰巳リカ vs.マックス・ジ・インペイラー 原宿ぽむ


昨年のトーナメントで準優勝したぽむペイラーに対し、白昼夢はサスマタを持って来た。
サスマタは昨年のサマプリで対 享楽共鳴用に用意した武器であり、そのギミックを復活させたという寸法だ。

もちろんサスマタは反則攻撃であるが、白昼夢の強引さとレフェリーブラインドと、マックスの生み出す混沌-CHAOS-が合わさり上手い具合に、そして自然に試合に組み込んでいた。

3歳児は大声を出すことで渡辺未詩の鼓膜を破り、三半規管を機能不全に陥らせようとした。渡辺未詩得意のジャイアントスイングはその筋量とバランス感覚が命であるが、この3歳児は内臓から攻撃することで得意技を封じ込めようとし、無茶苦茶な闘いに見えてかなり理にかなっている練られた作戦だと思った。


実際、渡辺未詩はこの試合サスマタを使用したジャイアントスイングを披露したが、CIRCUSの綱渡りでバランスをとるために長い棒を持つのと同じであり、逆に通常のジャイアントスイングは出来なかったかもしれない。


マックスと渡辺未詩のマッチアップはあり得たかもしれない両国国技館でのメインを想像させたし、辰巳リカのヒップアタックが随所に決まり先が決まり、結末が読めない試合が続いた。


最終的にマックスが3歳児をコーナーから投げつける「ちょーぽむ投げ」からのリバーススプラッシュで辰巳リカを下敷きにしてぽむペイラーが勝利した。

メインイベント トーナメント2回戦 上福ゆき 上原わかな vs.荒井優希 芦田美歩



両国のメインイベンターになった荒井優希と芦田のミッフィーはタッグとしての練度をあげている。一方の王者組は防衛戦を重ねるたびに堂々としており、サルーンで銃撃戦が始まっても眉一つ動かさずにテキーラを飲んでいるやつみたいな余裕すら感じる。






リング上の4人とも脚が長いのでブートが飛び交う試合展開だったが、芦田のミッフィーの軟体超人さが随所に出たり、両チームとも合体技が出ていた。

上原わかなが執拗に芦田のミッフィーにバナナピローを狙い続け、完全に決まったバナナ・ピローから逃げられずに芦田美歩がギブアップした。


王者組勝利後、上原わかなが「陽」の者特有のポジティブの押し売りが始まり、そういうのに若干の苦手意識のあるかみーゆさんは面倒くさそうな表情を見せていたが、上原わかなに「真の強者は口ではなく背中で語る」と言い、この大食いタレントを静かにさせた。

特典会

ベイブにはシャルケ04にエディン・ジェコがやってきた話をした。
このボシュニャック人は今シーズンフィオレンティーナに所属していたが、今シーズンのフィオレンティーナはかなり問題を抱えていたのもあり離脱し、冬の移籍市場でドイツの地に久しぶりに帰ってきたのだ。
現在ブンデスリーガ2部で首位を走るチームに実績のある選手が加わるのは昇格の助けになるし、実際に加入して1試合目で早速ゴールを決めている。
2点ビハインドの中 #ジェコ のゴールでシャルケが一点を返す!#イージースポーツ2 #ブンデスリーガ2部
— イージースポーツ (@easysportsjp) January 25, 2026
⚽ブンデスリーガ2部
🆚シャルケ04 vs 1.FCカイザースラウテルン
📱視聴はこちら https://t.co/tCKUva8Ev4 pic.twitter.com/tRSXr0F6wI
ベイブは最近はあまりフットボールをチェックしきれていないという話をしていて、遠くを見ながらラウールやファルファンのいた時代を回顧していた。

ハイパーミサヲとはこの日決まった坂崎ユカ&KONOSUKE TAKESHITA戦について話した。
曰くスーパー・ササダンゴ・マシンとはシングルで2度闘ったことがあり、タッグ戦でも対戦経験があるけども、組んで闘うのは初めてらしい。
2回のシングルの内、1回はマッスル坂井戦だった気がしたが、間違ってたら嫌だし、そもそも野暮な話なのでおれは黙っていた。
次は準決勝だ


シード組もそれぞれ初戦を終え、結果は様々だったが残りは4チームに絞られた。
瑞希&高見汐珠のチームがここまで勝ち抜いたのは予想外だったが、どのチームが優勝してもおかしくない状況だ。
おれは王者組がそのまま優勝すると予想しているが、実際にどうなるかはわからない。
昨年のトーナメントではOberEatsはぽむペイラーに敗北している。
そして過去に王者組がトーナメントを制した試しがないからだ。
この答えは1.31新宿FACE、そして2.14の後楽園ホールで答えが明らかになる。
現地にで確認できるやつは現地に行った方がいいだろう……。
(キュアナイル)
