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おまえの熱意は感じた/[該当作梨]毎週ショートショートnote

「偏平足和紙」
自慢げに墨で足の形を付けた和紙を俺に見せながらそいつが言った。
「偏平足かしらべるだけに和紙を使うなんてもったいないだろ」
おれは顔をしかめる。
「何をいう、立派な作品だぞ」
そいつがいうには和紙に何かを表現するというコンテストがあるらしい。
意気揚々とそいつはそれに自分の偏平足を応募した。

 翌日、そいつの家に行くと和紙をひろげて墨をすっていた。
「何してるんだ?作品はもう応募したんじゃないのか?」
墨をすりながらそいつは言った。
「該当作梨だったんだよ。ちゃんと見ておけばよかった」
おれは首をかしげる。
「しめきりまえなのに該当作なしというのは、はやくないか?」
「ちがう、梨だよ梨。テーマが梨だったんだ。
昨日送ってから気が付いた」
 そいつの周りには梨が転がっていた。
 墨をすって半分に切った梨を押し付けていく。
見ているとその形が足の形になっていく、立派な偏平足だ。
タイトルは変えたくないのだろうか。
「偏平足和紙」


こちらの企画に参加させて
いただきました。
たらはかにさん
ありがとうございます。


見出しイラストはぽてさんに描いていただきました

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筆が描きます。
ありがとうございます。

#毎週ショートショートnote
#該当作梨
#小説


 

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