俺のお仕事/ [踏切オーディション]毎週ショートショートnote
AIの進化により大概の仕事はAIがこなしてしまう。しかし、それでは困るのだ。人間も働いて収入を得ないと生活できない。そこで見つけた<踏切オーディション>警報がなったり遮断機が下りても通ってしまう人がいる。渡れないようにしっかりした機械を設置するには費用がかかりすぎる。そこで人を雇って見張らせようというのだ。
ただ止めただけではもちろん従ってはくれないだろう。そこで、そういう人をとめる才能のある人をオーディションで探そうというのだ。
自慢ではないが俺は口はうまい方だ。人当たりも良い。
見事オーディションに合格し採用された。俺の踏切は評判になった。
しかし、それがよくなかった。もともと踏切の通行を円滑にするための仕事なのに俺を見たいという人が集まり、人だかりができる。俺は職を失った。
が、俺は無職になったわけではなかった。俺の事を見た人がイベントの司会者に使いたいと言ってくれたのだ。まさに天職。
なんでもやってみるべきだな。
こちらの企画に参加させて
いただきました。
田原にかさん
ありがとうございます。
見出しイラストはぽてさんに描いていただきました
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