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デジタルからアナログに移行した私が、数年後ブルースクリーンに遭遇し思ったこととしたこと(今後のための壁打ちと記録です。)

かつて私は、デジタル作品の制作をしていた(AdobeFrescoを主に使用)。しかし、2020年末からアナログ作品をつくるようになった。

アナログは、遥か昔制作していたが、ずっと封印していた。というよりむしろ、私の人生に必要なものであることを私はすっかり忘れていた。しかし、なんとなく興味はあった。デジタルの制作を続けていくうちにアナログの制作をしてみたい気持ちを抑えきれなくなった。

そこで、ついに解禁となったわけだが、デジタルかアナログか、どちらかをメインにすべきではないかと思い、アナログを選んだ。

アナログの方が楽しいから、というのも理由のひとつだったが、デジタルのデータ管理に困り果てていたからでもあった。毎回待たなくてはならないのが苦痛だった(少なくとも私の環境ではそうだった)。
その後、アナログでも乾燥などで待ちが発生することを私は知るのだが、デジタルの待ちはアナログのそれとは違う待ちだった。

さらには、増え続けるデータを今後どうしていこうか悩み始めてもいた。

アナログなら、実物が空間を圧迫することはあっても、データで困ることは無いのではないか? 当時の私はそう思った。

その後、ガムシャラに活動を続けて現在に至る。

最近、なんとなく気付き始めてはいたが、アナログは案外データが必要で、どんどん溜まっていく。ひとりでひっそり制作している場合は、データは不要だが、投稿したり出展したり、オーダーの制作をしたりするとなると話は別なのだ。色々撮影し、編集し・・・。これではデジタルと変わらないじゃないか。というよりむしろ、デジタルは最初からデータになっていてくれるから、撮影の手間が無い分楽かもしれない。アナログの撮影は、デジタルの書き出しの比ではない(私が撮り過ぎなのかもしれないが・・・セッティングも大変だ)。
それに、ひとりでひっそりの場合も、モチーフの撮影をすることがあるかもしれない(撮影ではなくここから既にアナログの場合もあるのだろうけれど)。なんとかしなくてはと思いつつ時が過ぎた。

そして、2023年7月13日、きっかけが訪れた。

この日は、不思議な日だった。まず、ノートPCと接続してあった外部モニタが機能しなくなった。ケーブルを外してみると、モニタが文句を言ってくるので、どうやらモニタは元気らしかった。PCの側でモニタを探しても見当たらない。

原因の究明と復旧には時間がかかりそうだったので、しばらくPCのモニタだけで過ごすことにした。全部真っ暗になったわけではない、ひとつだけでも使えれば有難いではないかと自分に言い聞かせた(ちょっと不便だけれど)。今まで複数で頑張ってくれたPCとモニタに感謝した。

もうすぐ、個展のお打ち合わせがあるのだ。PCの世話をしている場合ではない。個展のお打ち合わせは終わったばかりで、さらに次が予定されていた。私はどんどん描きたかった。

奇妙なことは、これだけでは終わらなかった。なんと、PCの画面が突然青くなり、勝手に再起動を始めた。ブルースクリーン。そろそろ、なのかもしれないと私は思った(この日は2回)。

今のPCは購入してもう何年も経つ。だからこうなっても仕方は無いのかもしれない。あるいは、PCより作品の画面に向かいなさいとアートの神様が言っているのかもしれなかった。

と、同時に、データをなんとかしなくてはと思った。外付けのストレージに入れてあるものはまだ大丈夫かもしれない(もっとも、うんと時間が経てばこれもダメになるのかもしれない)が、PC本体に入っているものもある。PC本体のほうが便利だと思うことがあり、本体に入れるようにしたらどんどん増えてしまった。これをなんとかしようと思った。

まずは、本当に必要なデータだけ残すことにした。

今後投稿するか? 絵を描くために必要か? 絵以外のためにもどうしても必要か? 既に投稿済みのが消えたとして投稿したいか? その画像や動画のために時間を確保して見返したり世話をしたりできるか? などを基準にどんどん消すことにした。

最初はわりと進んだ。

一生懸命つくった動画も、半分以上消した。YouTubeやInstagram等々に投稿済みだからだ。それに、動画をしまってあるフォルダは最近表示がかなり遅くなっていた。個展のためにも動画はつくる予定だったので、その時のためにも整理したほうが良さそうだった。実際、断腸の思いで削除した後は、あっと言う間に表示されるようになった。

けれどもそのうち、削除できなくなってきた。未練がましい移動が増えた。全部一生懸命つくったし、一生懸命撮った。もう撮れない一瞬なのだ。私にはとても大切なものに思えた。

一連のデータ整理は、自分がこれまでどんな画材や技法でどんな作品をつくって来たかを振り返る良い機会ともなった。貴重な時間が減ってしまうのは残念だったが、個展に向けてこれは有益だった。

次にブルースクリーンが発生したのは7/15だった。銀座の最終日のツイートをした直後、それはやって来た。先日もそうだったが、有難いことに、ずっと青いままではなく再起動してケロッとしているのでまだ助かる。

今一番困るのは、投稿前の文章が消えたりすることだ。DMなどもそう。今朝のツイートは直前でなくてラッキーだった。また、Gmailやnoteなどは自動で保存されるので、ある程度は残っている。しかし凹む。

いよいよ、なのかもしれない。

決定的なその時に備えるのであれば、もう削除するしないを判断するより、一旦ごっそりどこかに移してしまったほうが時間がかからないのではないかと思い、SSDを入手した。これは根本的な解決にはならないかもしれないが・・・。最寄りの家電量販店で読み書きが最速のを選んだ。

読み1000MB/s、書き950MB/s。

しかし、実際どのくらいかかるのかはわからなかった。ベストエフォートあるあるだ。がっかりするのが嫌だったから、そんなに期待しないでおいた。とはいうものの移動ばかりして何も削除できないよりうんとマシだろう。ごっそり移すときのためにも、データを減らしておきたかったが、もう限界だった。

いざ、データの引越をしてみると、驚くほど速かった。もっとうんと時間がかかると思っていた。嬉しい誤算。念のためハブは使わなかった。
SSDが壊れる可能性もあったが、もうそうなったらなった時だと思い、PC内のデータは消した。今後は撮影も本当に必要なものだけにしようと思った。

(幸運にも、データの引越中はブルースクリーンが生じなかった。また、ファイルやフォルダ関連のエラーも生じなかった。)

すると、もう大丈夫だと思えた。PCの中身をまっさらにしてしまっても平気なのだと。もちろん、環境を構築し直すのに時間がかかるのだろうけれど、もはやデータを失うことはない。

けれどその前に、短時間でできそうなことを色々試すことにした。もう今日はラフは描かないことにした。この問題に取り組む日にした。個展前にこんなことになるなんて・・・。しかしきっと何かいいこともあるはず。人生は白黒ええよんなのだ。この問題も活用したい。
それに、さらなる佳境に入ってからでなくてよかったのかもしれない(しかし、今後もっと凄いタイミングでとんでもないことが起こる可能性だってある)。

今朝は奇跡的にコードの撮影に成功していた(もたもたしていると再起動が始まりケロッとしているから私には難しい)。カーネル関連だった。

色々しているうちに、Windowsを11にすることを思いついた。かねてから度々移行のためのメッセージが表示され鬱陶しいと思っていたのだ。思い切って移行するのはどうだろう? ダメならまっさらにすればいいのではないか?

今まで面倒だから避けていたが、ついにダウンロードした。案外時間がかからなかった。インストールは自動で始まった。

そして、なんと、外部モニタとPCが仲直りした。ビックリ。やはり複数の画面は便利だ。有難味を噛み締めた。意外な展開。

果たして、ブルースクリーンやいかに!?

しかし、この現象はラブストーリーのように突然やって来るので、治ったかどうか確かめようがない。もし生じれば、まだダメだということがわかるだけだ。生じなかったとしても未来永劫生じない保証はない。それに、早晩、もっと頻発するようになるのではないか?

このPCにはとても愛着があり、「直る」も「治る」と書いてしまう。苦楽を共にしてきた大事な存在なのだ。お別れのことを想うとなんとも言えない気持ちになった。形あるものはいつか壊れる。でも、嫌だ。

個展の物語の中では、こんな時、クジラがなんとかしてくれそうだが、現実世界でPCはクジラに飲み込んでもらって治療するわけにはいかない。クジラではないがPCの病院に送り出すのはどうだろう? しかし、それは気が進まなかった。元気になって戻って来るまでどうしたらいいのだろう? しかも、必ず治るわけでもないのだ(治らないとも限らないけれど)。

そんなことを考えていたら、さっそくブルースクリーン。なんと・・・。ダメだったか・・・。しかし、うまく行かない方法を1つ見つけられたのは良かったのかもしれなかった。モニタも復活したし、無駄ではなかったのだと自分に言い聞かせた。それにしても複数だと便利。

iPadで外付けキーボードを使えるようにするという手もあるかもしれない。今日、調べてみたら、知らない間に日本語配列がOKになったことを知った。けれど、それで全部こなせるわけでもない気もする。やはり、iPadにはiPadの、ノートPCにはノートPCの便利さがある。音声入力? 私は元来話すより書くほうが好きだ。それに、どのみち修正が必要。となると、もう、思い切って新しいPCを買った方がいいのだろうか? あるいは文鎮と化しているApple社のずいぶん古いノートを現役に・・・? これもバリバリというわけにはいかないだろう。

スーマートフォンではどうにもこうにももどかしい。

ブルースクリーンが出るようになったとはいえ、まだ使える時は使えるから、しばらく騙し騙し使いつつ様子を見ることにした(その後この投稿を完了するまで再発しなかった。今日は3回)。
突然やってくる再起動に備え、保存をこまめにするしかない。ブルースクリーンが発生したら、しばらく待てばいいのだ。そして、また色々開いて続きをすればいい。何も起こらないよりは時間がかかるけれど・・・。目の休憩にはいいかもしれない。

あるいは私は、このPCとまだ一緒に居たいだけなのかもしれなかった。もし全く使えなくなってしまったとしても・・・。ずっと前、一緒に屋久島に行ったオンボロの軽のことを、ちょっぴり想い出した。

今日は、生き物の成長を見守る船の作品群について、とある物語を思いついた。それはこのPCの問題とも関係ある(オンボロの軽とも)のだが、不思議なことに涙が止まらなかった。その物語を考えている時は、PCや軽のことは頭に無く、後から気づいた。その物語についても書きたいけれど、ひとまずこれを投稿。

また夜更かししてしまった。けれど、暫定的な結論が出て良かった。あと、だいすきってこともわかって良かった。

今回の記事見出し画像は、懐かしのあれ。


2023年7月20日追記
その後、嬉しい発見があった。Windows11のメモ帳がなんだかとても使いやすい。それだけのことでとても嬉しくなった。モニタも復活したし、思い切って移行して良かった。

ブルースクリーンは、相変わらず。今のところ7/17~20の様子だと1日1回は出るようだ。PCを使っている時間が極端に短い日もあり、この日は出なかった。これは短かったからではないかと推測。急に来るのは不便で悲しいけれど、データを引っ越したから以前より安心感が増した。またしばらく様子見。そして今日は、電球が切れた。