船内生活
今回は船内生活について書いてみたい。ピースボート乗船が差し迫った頃、一番の心配は4人部屋の人間関係だった。同行者のSさんの他に見ず知らずの2人の方と同室になり、109日間の寮生活を送ることになる。乗船して、ほぼ10日経って感じるのは、心配は杞憂だったということだ。ただ、他の部屋は分からないので、運がよかったとも言える。
ピースボートの一日は前日の夜に、部屋のポストに配達される船内新聞をチェックすることから始まる。私は興味のあるイベントに印を付けると他にやることもないので寝てしまう。二段ベッドの上なので、最初は寝つきが悪かったが、この頃は疲れているのか熟睡するようになった。依って必然的に早起きになる。デッキをウォーキングしたり、ラジオ体操に参加したり、朝の海原の写真を撮ったりするのだが、日の出はなかなか見られないとわかった。
食事はビュッフェやレストランで摂る。軽食をテイクアウトしたりもできる。私は大抵ビュッフェで果物多めの朝食を摂る。昼食、夕食も時間や食べるものに制約がないビュッフェで摂ることが多い。動かずに食べてばかりでは、身体に悪いので、6階の自室から14階のビュッフェまでエレベーターを使わず階段を使って往復するようにしている。ジムは慣れてないので行かないが、気が向いたらウォーキングしたり卓球をしたりする。乗船前から太極拳を習いたいと思っていたのだが、やっとその場所と時間を知ったので次回からはできるだけ参加したい。また、水彩画教室の案内を見て用具を準備してきたので始まったら習いたい。
船が寄港しない日は、講座やイベントがある。水先案内人として乗船している著名人の方々の講演を聞いたり、映画を観たり、語学講座に参加したりする。運動系、音楽系など他にもいろいろある。
今まで参加した中で興味深かったのは、弁護士河合弘之さん(映画のプロデューサーでもある)のトーク付きの映画上映「原発を止めた裁判長」、中国琵琶奏者であり人類学者でもあるティンティンさんの講義「日中の架け橋〜遣唐使物語〜」(琵琶の演奏もあった)「テレビで会えない芸人」松元ヒロさんのソロライブなどである。
地方に住んでいると何かに参加するのに交通費など余計にお金がかかり、移動などに時間もかかる。船上では階段の昇り降りだけで様々なイベントに参加できるのが嬉しい。
