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離婚した私に「大丈夫?」ではなく「よかったじゃん」と言ってくれた

私にとって「離婚」というのは、どこか珍しいものでした。

これまで身近に離婚をした人がたくさんいたわけでもなく、「離婚することは、あまり良くないこと」というイメージを、知らないうちに持っていたのかもしれません。

やっぱり、「別れる」ということは、嬉しいことよりも悲しいこととして捉えられることが多いと思います。

結婚した二人が別々の道を歩むのですから、「何かあったのかな」「うまくいかなかったのかな」と思われるのも、ある意味では自然なことなのかもしれません。

離婚の理由は人それぞれです。

中には、どちらかが傷ついていたり、深く悩んだ末に離婚を決断するケースもあります。
だからこそ、「離婚=良くないこと」というイメージが、私の中にもあったのだと思います。

そんな私が実際に離婚してみて、一番驚いたことがあります。

それは、周りの人たちが思っていた以上に、離婚を寛容に受け止めてくれたことです。

友達に離婚したことを伝えると、

よかったじゃん!

と言ってくれる人がいました。

最初は、その言葉に少し驚きました。

でも、よく考えてみれば、私自身も離婚を後悔していませんでした。

自分で考えて、自分で決めて、自分のこれからのために選んだこと。

だからこそ、「大変だったね」「かわいそうだね」と言われ続けるよりも、「よかったじゃん!」と明るく受け止めてもらえたことが、すごく嬉しかったのだと思います。

そして、この経験を通して、人間関係や自分を取り巻く環境って、本当に大事なんだなと気づかされました。

それでも、離婚したことを親に伝えるのは、正直とても辛かったです。

自分が離婚することで、親をたくさん悲しませてしまったと思います。

親にとっては、自分の子どもが結婚生活を終えるということは、きっと簡単に受け止められることではないと思います。

「幸せになってほしい」と思っているからこそ、心配もするし、悲しくもなる。だから、親に伝えるときには、申し訳なさもありました。

一方で、友達はまた少し違った関わり方をしてくれました。

離婚した私に対して、離婚する前と変わらず関わり続けてくれました。

話を聞いてくれたり、慰めてくれたりするだけではありません。

次に進めるね」と背中を押してくれたり、私と一緒になって怒ってくれたり。

時には、離婚したことを特別なこととして扱わず、いつも通りに接してくれる人もいました。

それが、私はすごく安心しました。

「大丈夫?」と心配され続けるよりも、いつも通りに笑って話してくれることのほうが、嬉しいときもあるんだなと思いました。

そして、ふと思いました。

もしかすると、こういう離婚に対する考え方は、時代によって少しずつ変わってきているのかもしれません。

昔と比べて、離婚という選択肢が珍しいものではなくなってきたからこそ、「離婚した=人生に失敗した」という見方も少しずつ変わっているのかもと思いました。

また、親になったら、また考え方が変わる可能性もあると思います。

もし自分の子どもが離婚することになったら。

そのとき私は、今と同じように「よかったじゃん!」と言えるのかな。

きっと心配するだろうし、悲しくもなると思います。

でも最終的には、「この子が自分らしく幸せに生きられるなら、それでいい」と思える親になりたいです。

自分が離婚を経験したからこそ、今まで気づかなかったことにも気づけるようになりました。

その中でも特に感じたのが、私は本当に周りの人に恵まれているということ。

離婚という出来事を通して、改めてそれを実感しました。

人生では、何が起こるかわかりません。

結婚することも、離婚することも、仕事を辞めることも、新しいことを始めることも。そのたびに、自分一人では乗り越えられないこともあると思います。

だからこそ、どんなときでも自分らしくいられるような人たちとの関係を、これからも大切にしていきたいです。

また、これから先、私も誰かが人生の大きな決断をしたときに、その人の選択を尊重して、そばにいられる人でありたいと思います。

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