【W杯】ブラジル戦は「一番強い日本」か。「一番勝てる日本」か。高給激務サラリーマンが眠れない夜
0時18分。
グループステージが終了した
スウェーデン戦は1-1。
正直、苦しかった。
後半はほとんど耐える時間だった。
でも私は思う。
ああいう試合で勝点1を持ち帰れるようになった日本は、少し強くなった。
昔なら負けていたかもしれない。
会社でもそうだ。
炎上案件を華麗に成功させる人より、
炎上しそうな案件を何事もなく終わらせる人の方があとあと評価される。
スウェーデン戦は、そんな試合だった。
そして。
切り替えよう。
次はブラジルだ。
もうここからは言い訳はない。
世界最強を倒す方法を考える時間である。
気付けばまた始まっていた。
高給激務サラリーマン恒例。
深夜の脳内スタメン会議が。
案① 一番強い日本
上田
鎌田 伊東
中村 田中 佐野 堂安
伊藤 谷口 冨安
ザイオン
これが現時点で一番強いと思う。
チュニジア戦とほぼ同じ。
違うのは板倉のところに谷口が入るくらいだ。
板倉はスウェーデン戦で途中交代した。
コンディション面が少し気になる。
だったら谷口。
全く問題ない。
経験もある。
安定感もある。
普通にうまい。
このレベルになると「代役」というより「もう一人の主力」だ。
そして、この布陣の一番の強みはベンチにある。
前田。
菅原。
小川。
試合展開に応じてWBも前線も変えられる。
ブラジル相手は90分で終わる保証なんてない。
延長まで考えた時、この交代カードの厚みは大きな武器になる。
さらに気になったのは中村敬斗。
スウェーデン戦でソックスを下げて注意されていた。
ルールだから仕方ない。
でも中村選手がソックスを下げるのには理由がある。
ふくらはぎが張る。
締め付けで攣る。
少しでも楽にプレーしたい。
だから私は思う。
中村は今まで出場時間が長く
場合によっては攣りやすい状態でプレーしなければならない可能性がある
WBもできる前田がベンチにいることはかなり心強い
その意味でも、この布陣が一番バランスがいい気がしている。
案② 守備から入り、後半勝負
上田
前田 堂安
中村 鎌田 佐野 菅原
伊藤 谷口 冨安
ザイオン
ブラジル相手なら、まずゲームを壊さない。
これも十分ありだと思う。
前田大然。
この人はもう選手というより現象である。
前線から90分近く走り続ける。
相手CBに休む時間を与えない。
そして最大の魅力は交代カード。
後半から伊東。
田中碧。
ブラジル相手に疲れた時間帯でこの二人を投入できるのはかなり魅力的だ。
ただ弱点もある。
WB。
左右とも運動量がとんでもないポジションだ。
しかも今は久保建英がいない。
久保が先発できれば、伊東をジョーカーとして残しつつ、菅原も後半から使うこともできる
しかし、今は久保がいない
この布陣は消耗の激しい有力なwbを
最初から使ってしまう
交代プランは一気に苦しくなる。
その意味では、案①の方がWBのやり繰りは圧倒的にしやすい。
案③ オランダ戦をもう一度やる
上田
前田 伊東
中村 鎌田 佐野 堂安
伊藤 谷口 冨安
ザイオン
実はこれもかなり現実味がある。
ブラジル相手なら、まず引く。
無理にボールを持とうとはしない。
オランダ戦のようにブロックを作る。
そして狙うのはカウンター一本。
左側の前線から中盤の守備は前田大然に
全部任せる。
ブラジルの左にはヴィニシウスがいる。
あそこは冨安。
堂安。
伊東。
みんなで囲んで止める。
そして空いたスペースへ一気に走る。
日本が勝つなら、この形かもしれない。
ただし問題もある。
ジョーカーがいない。
ここでも久保建英の不在が重くのしかかる
前田も伊東も先発。
後半の切り札が減る。
そして左WBの有力な交代も少ない。
だから総力戦になる。
今ブラジルで批判を浴びている塩貝に
白羽の矢が立つ可能性がある
個人的にはかなり好きな選手だが
思いきりが良すぎて早めに投入すると
退場する恐れがあるのではと思っている
案④ もう私は何を考えているのか分からない
上田
前田
佐野
中村 鎌田 田中 堂安
伊藤 谷口 冨安
ザイオン
ここまで考えていると、自分でも少しおかしくなってきた。
でも最後まで付き合ってほしい。
伊東純也。
グループステージは出場時間がそこまで多くなかった。
最初は①,③のように先発で使い切る案も考えた。
でも。
スウェーデン戦で打撲したという話も聞く。
昨日無事に練習には参加していたみたいだが
ジョーカーとして残したい考えもある
ブラジル相手なら、一発で試合を変えられるカードは最後まで持っておきたい。
じゃあ誰を前に置くのか。
……佐野海舟。
もはやサッカーゲームみたいになってきた。
でも意外と理屈はある。
引いて守るなら、シャドーにも走れる選手が欲しい。
佐野なら前から追える。
戻れる。
潰せる。
そしてこの布陣は田中碧も使える。
スウェーデン戦であれだけ守備をしていた選手だ。
十分計算できる。
前田には左側一帯の広大な土地の管理をお願いする。
ツートップ的な役割と左シャドーを1人で二役やってもらう
上田には前線で体を張ってもらう。
佐野にはヴィニシウス側のスペースまで走ってもらう。
とにかく空いたスペース全部埋めてカウンターの時は前まで急いで運んでもらう
……完全にブラック企業の配置転換みたいになってきた。
本人は「聞いてないです」と言いそうである。
そんな気もするし若いから
わけもわからずやってくれそうな気もする
ここまで4案考えた。
結局、一番強いのは案①だと思う。
でも、一番ブラジルに勝てるのはどれなのか。
その答えだけは、まだ分からない。
個人的には④な気もする
高給激務サラリーマンも同じだ。
最高のメンバーを並べれば勝てるわけじゃない。
一番強いチームと、一番勝てるチームは違う。
PMになってから、それを嫌というほど学んだ。
森保監督もきっと同じことを考えている。
だから私は、ブラジル戦のスタメン発表が楽しみで仕方ない。
深夜1時。
スマホを閉じる。
明日も仕事だ。
でも、その前にもう一回だけフォーメーションを眺めよう。
どうせ、また全部外れている気がするからだ。
