外国人と出会えるマッチングアプリ、本当に結婚できる? 国際婚活のリアルと対応策
はじめに|海外発アプリが広げる“新しい婚活の地平”
ここ数年、マッチングアプリの世界地図に変化が起きている。
かつては「外国人男性はロマンチックだけど結婚には向かない」と言われたが、今や海外発アプリを通じて結婚や再婚に至る女性が増え始めている。
その象徴的な存在が、42歳で14歳年下の日本人男性と再婚した新山千春さんだ。
彼女は先日、私も婚活の専門家として取材を受けたムック『良縁が叶う!婚活最強バイブル2026』(晋遊舎)のインタビューで、夫との出会いは38歳のときに登録した海外発アプリだったことを明かしている。
友人がアプリで出会った男性と国際結婚したことがきっかけで、自分も思い切ってチャレンジしてみたそうだ。「海外アプリは実年齢を受け入れてくれる男性が多い」とも語っている。
確かに、近年はTinderやBumbleなど、国内外のユーザーとつながれるマッチングアプリが数多く登場し、気軽に使っている女性も増えてきた。年齢という“日本的な制約”を超えて出会えることや、日本人男性とは違った魅力や新鮮さがある外国人と出会えることは、海外発アプリならではの特徴だ。
私自身も『Match(マッチドットコム)』を使って、42歳で5歳年下の日本人男性と結婚したことや、語学交流サイトで複数の外国人と交流した経験があるため、新山さんの実感はよく理解できる。
一方で、外国人特有の“甘やかされ体験”に慣れてしまうと、のちの婚活を難しくするケースもある。つまり、海外発アプリは希望とリスクが紙一重の“二極構造”なのだ。
そこで本記事では、7社の結婚相談所と9つのマッチングアプリを経験し、42歳で結婚した私が、海外発アプリがもたらす新しい出会いの可能性や国際婚活の魅力と現実、その裏に潜む構造的な落とし穴を徹底的に解説する。
また、真剣な出会いとして、「結婚相談所を通じた外国人男性との結婚も可能なのか」についても考察する。
1.外国人男性特有の“甘やかされ体験”という罠
韓国語を学んでいた20代の頃、私は韓国人との語学交流サイトで様々な男女と知り合い、実際に会って母国語を教え合っていた。
食事に出かけたときには、バッグを自然に持ち、海老の殻を剥き、肉を焼いてサンチュに包み、「はい」と差し出してくれる――韓国ドラマのワンシーンのようだった。
それは特別で、どこか非日常のような時間だった。
だが、韓国人男性は女性に尽くすのが当たり前なのだという。
相手から見れば、私は「外国人」という異質な存在だ。それゆえ、自国女性にはない目新しさに惹かれたのか、複数の韓国人男性と語学交流を重ねるうちに、愛の告白を受けることもあった。
彼らと交際することはなかったが、この“甘やかされ体験”は、「愛されている」「大事にされている」という感覚を味わえたし、自己肯定感を心地よく刺激するものだった。
2.婚活現場との落差
その後、恋愛結婚ができないまま、30歳を迎えた私は、婚活市場に参入することになった。だが、この体験が大きな落差を感じさせた。
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