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「世界」と「あなた」の二人だけの対話

「自分自身の可能性」を知ってしまう怖さということがある。

​人間は「失敗すること」と同じくらい、「自分が本当に何者かになってしまうこと」や「自分の本質を見てしまうこと」を恐れることがあり、一歩を踏み出して何かを生み出してしまえば、もう「何もしなかった自分」には戻れない。自分の限界を知る怖さ、あるいは逆に、自分の内に眠る情熱の大きさに呑まれる恐怖

アートでもなんでも、そうだけど 
「結果」ではなく「状態」がまずある
「評価」は他人の領分
「表現」や「主張」はあなたの領分
誰も見ていない場所でしか、生まれない「本当」があったりする

孤独のなかで描かれる一本の線や、静かに置かれる空間は、静かであればあるほど、鋭く世界に刺さっていく

日本人であることも、男性や女性やトランスジェンダーであることも、言葉すらも、ただ結果としてそこに付着している事実に過ぎない。

努力の真の価値は「他者との比較」ではなく、「自分の現在地からの変化」にあるのだろう。

「勝てないゲーム」で努力しない賢さ

​「努力が無駄か」と感じるとき、実は「戦う場所(ゲーム)を間違えている」ケースが多くあるので、明日私はただただ芸術を表現するだけですが

「誰でもできる」ことと 
「アートである」ことは全く別物である
私が、これからすることは誰でも出来ます
問いや関係性(コト)

多く人は「作業の物理的な難易度」しか見ていない。自分が理解できない情熱や、損得を超えた自由な行動を目にしたとき、不安になって無意識に自分の知っている尺度(「誰でもできる」「お金になるのか」)に引きずり下ろそうとする人がいる。

見知らぬ他者への圧倒的な信頼と、予測不可能な事態を受け入れる勇気がなければ絶対にできない、極めて高度で勇敢な表現を私は明日、パリで行う。



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