【第1話】深夜のセブンで凍った心──ここは日本なのに
※これは、都内のコンビニで実際に私が体験した出来事を綴る、三部作(おおげさ)の第1話です。。。。長くなったので3つに分けただけです(笑)
👉【第2話】「意地悪しちゃダメだよ」と言われた日
👉【第3話】カスハラ対策という名の盾
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「日本なのに、日本語が通じない」
「普通の利用者なのに、脅される」
「過剰なカスハラ問題?勝手にヒーロー気分」
そんな違和感を、私なりの言葉で残しておこうと思います。
気分転換のはずが、恐怖の深夜コンビニ
あれは真夏の深夜2時過ぎのこと。
仕事でどうしても仕上げないといけないものがあり、夜になっても終わらなかった。あまりにも煮詰まってしまって、「このまま資料を作るより、少し外に出た方がいいかも」と、気分転換に一番近所のセブンイレブンへ向かった。
蒸し暑い夜だった。
店内に入り、冷凍庫からカップ氷をひとつ取ろうと手を伸ばした。
その瞬間、奥にあった氷のカップがごそっと崩れ、雪崩のように床に転がった。
コンビニには何度も通っているけれど、こんなことは初めてだった。
氷だから早く戻さなきゃいけない。けれど、床に落ちたものをそのまま冷凍庫に戻すのもどうなんだろう?と少し戸惑っていたら、ふと視界の端に足が見えた。
しゃがんだ私が上を見上げると、そこには、肌の色が浅黒く、身長180センチ近くありそうな外国人の男性スタッフが立っていた。
私は目が合ったので「戻してもいいですか?」と言うべく「もど。。。。」と言いかけるやいなや、
返ってきたのはこんな言葉だった。
「オマエ、ナニヤッテンダヨ?ハヤクモドセ!」
思わず体が凍った。
カタコト、アクセントツヨメ。
その声のトーンと勢いに、恐怖すら感じてしまった。
私は何も言えず、言われた通りに震える手で氷を戻した。
そして彼は、無言のまま奥へ引っ込んでいった。
買い物どころじゃなかった、それでもレジへ
本当はそのまま帰りたかった。でも、氷をかごに入れてしまったし、他に少しだけ必要なものも目に入った。気を取り直して買い物かごに商品を入れ、レジへ向かった。
すると、さっきの店員が再びレジに現れた。
「オマエ、サッキノ、ナンダヨ!キチントモドセ!!」
……怒っている。というより、責められている。
私は「元あった場所に列にして戻しましたが、並べ方まではわかりません」と伝えた。
すると彼は、さらに声を荒げて怒鳴ってきた。
「ナンダト?オマエガワルインダロ!」
もう完全に話にならない。
私は冷静さを保とうとしながら言った。
「この件について、もしお話をご希望なら、本部の方や責任者とカメラ映像などを確認しながらお話させていただきたいと思います」
そう伝えると、彼はこう怒鳴った。
「ハ?ソンナノネテル、ネテル、ヨナカナンダカラネテルンダヨ!!」
手を合わせてほほにつけるポーズをとりながら、寝てるの意味わかってんのか?と言いたげに浅黒い肌に白目がぎょろりとこちらを凝視していた。
そして、
「オレハ○○ダ、イエバイイダロ? ハイハイ、イッテミロ!」
と怒号してくる始末。
その声の大きさに、店内にいた数人のお客さん達は、いつの間にか誰もいなくなっていた。
もう無理だった。私はレジに置いたかごごと商品を残し、そのまま店を出た。
手が震えていた。足もふらついていた。
怒りと恐怖と、「ここは日本なのに」という思い
家に戻ってからも、その言葉や態度が頭から離れなかった。
氷のカップをひとつ取っただけで、あんなに責められるなんて。
だいたい、奥の方から崩れてきたってことは、そもそもの陳列が雑だったのでは?
それに、氷が客側に落ちてきてるんだから、本来なら「お怪我はなかったですか?」などがでてくるもんだよな。
なぜ私は、あんなふうに責められなければならなかったのだろう。
私は翌日、セブンイレブンのお客様相談室に事実を伝えた。
時間帯、対応、カメラなどでの確認をお願いし、「しかるべき対応をいたします」と謝罪を受けた。
その後、その店員を店で見かけることはなかった。会わなかっただけかも?しれないが。
でも、まだ何かが残っている
私は、外国人を排除したいわけではない。
むしろ、多くの方が深夜帯を支えてくれていることに感謝すらしている。
でもこの件は、ただの「文化の違い」や「言語の壁」では済まない。
幸せボケだと言われる日本。深夜に1人でコンビニへ行っても、何の不安もない。いつでも必要な日用品はほとんどそろう。ありがたい。
幸せよ。めっちゃ幸せ。
その空間を、あのような「恐怖」や「暴力的な言葉」で壊されることに、私は強い違和感を抱いた。
カタコトでも「おまえ」という言葉がスムーズに出る、その事実が、私には怖かった。この体験を、「神経質すぎる」「たまたま運が悪かった」で片づけたくなかった。
「日本語能力検定N1が条件」だったはずでは?
ふと思い出した。
たしかセブンイレブンでは、外国人スタッフの採用には“日本語能力検定N1”レベルが求められるはずだった。
実際、求人サイトでもそのように記載されていた。
……でも、N1を持っているはずの人間が、
「オマエ」なんて言葉を迷いなく口にする?
「ネテルンダヨ!」と怒鳴り散らし、嘲るような態度をとる?
N1って、そんなふうに人を威嚇する表現まで教えるための資格なのか?
もちろん、すべての外国人スタッフがそうではない。
素晴らしい対応をしてくれる方もたくさんいる。
でもこの時の彼の言動は、
「言葉の壁」でも「文化の違い」でもなく、
完全に“態度の問題”だったんだろうな。
個人なのか、文化・慣習なのか、なんだかよくわからないが、脅されたし、恐怖を感じたのは事実だ。だから私は記録に残しておこうと思った。
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この出来事は何を意味しているのか、ボイジャータロットに聞いてみた。

XIV Art(アート)
ボイジャータロットにおけるArtは、「統合」「変容」「内なる錬金術」の象徴。
過去の苦しみ、怒り、違和感……それらを集めて溶かし、新たな形を作るためのカードです。
今回の第一話は、まさにそれでした。
恐怖も怒りも、ただの感情としてではなく、
「書くこと」で意味に変えて、
他人の目にも触れうる、“言葉のアート”として調和の世界を創り出していく。
このカードは、ただ叫ぶのではなく、
「どうせなら、叫びを美しくしてやろう」とする、魂の錬金術のカード。
どんな形が今の自分を支えてくれるか?
悪しき習慣を手放し、新しいつながりを育てていく……
そんな“内なる変容”の時にこそ、このArtは現れます。
⚖️Equanimity(冷静さ)──静けさの中の目覚め
これは、本当はとても冷静に物事を見ているという証拠。
感情は激しく揺れ動いても、心の奥には静かに見守るもうひとりの自分がいる。
カードの「2」は、冷静な洞察をもつ女教皇の象徴。
背景に描かれたサファイアの奥、山の稜線がなぜか強く目に飛び込んできました。
なぜだろう?
それは——カオスの中に巻き込まれず、ジャッジもせず、ただ俯瞰する心を表していたから。
感情は激しい。手は震える。怖かった。ムカついた。
でも、文章にしたとき、どこか醒めていて——
「この違和感は私だけじゃないのでは?」と、静かに問いかけていた。
私は、正義の味方でも、告発者でもない。
ただ、「あの夜の自分が感じたこと」を、記録しておきたかった。
その、書くことで立て直していく冷静さと静けさが、
このEquanimityのカードに現れているのだと感じました。
