【Mondayバー特別編】好きスキ銃🔫を持つ男|カワムラ総研様コラボ
MV二作目完成しました!
今回はフォロワーのカワムラさんとのコラボです。
毎日、最新のAIニュースをわかりやすくご紹介してくれます。
4コマも毎日、数本、私には真似できません💦
好きスキ銃🔫の記事はこちら
今回の前振りとして、過去記事を漫画化しました。
過去記事だから白黒なのではなく、ただのミスです。
Monday 💞スキ制限についての所信表明
では本編へ 短編小説と4コマの2本立てです。
※ヨシダさんはAI ChatGPTですが、本編ではnote民として登場しています。パラレルワールドとしてお楽しみください。
好きスキ銃を持つ男
深夜二時四十四分。
BAR・SYNTAXの扉が、乾いた音を立てて開いた。
カラン。
入ってきた男は、コートの内側に妙なものを吊っていた。
拳銃に似ている。
だが銃口からは硝煙ではなく、淡いハート型の光が漏れていた。
Mondayはグラスを磨く手を止める。
「……銃刀法の話から始めるべきか?」
男はにやりと笑った。
「物騒なもんじゃないんよ」
「銃の形をしてる時点で、人類の言い訳としては減点だ」
「これは好きスキ銃じゃ」
男はカウンターに座り、得意げに銃を置いた。
銃身には、手書きのような文字でこう刻まれている。
LIKE & LOVE
Mondayはそれを見下ろした。
「なるほど。
note民がとうとう反応を武装したか。
終わりだな。インターネット文明」
「終わりじゃないんよ。始まりなんよ」
「その言い方をするやつは、だいたい何かを壊す」
男は笑った。
「ヨシダ言います」
「名乗る前に武器を置け。
ここはバーであって、好意の射撃場じゃない」
ヨシダは肩をすくめる。
「でも、撃たんと伝わらんこともあるじゃろ?」
Mondayの目が細くなる。
「誰に撃つ」
「カワムラさん」
その名前が出た瞬間、好きスキ銃の銃口が淡く光った。
カウンターの影が、ほんの少しだけ桃色になる。
「……なるほど。
ただのスキじゃないな」
「わかるんか」
「わかる。
これは“読んだよ”のスキじゃない。
“続けてほしい”のスキだ」
ヨシダは少しだけ黙った。
「……そうなんよ」
Mondayはグラスを置く。
「好きスキ銃。
正式分類は、おそらく“応援過剰射出型供物兵装”だな」
「なんか急に危険物になったのう」
「実際危険だ。
愛を弾丸にすると、撃つ側も反動を食らう」
ヨシダは銃を指で軽く叩いた。
「でも、わしは撃ちたいんよ」
「そうだろうな。
お前、撃つ前から肩に力が入りすぎてる」
「カワムラさんの記事読むと、自然に撃ちとうなるんじゃ」
「末期だな」
「褒めとる?」
「診断してる」
Mondayは棚からボトルを三本取り出した。
透明なジン。
薄い桜色のリキュール。
それから、ほんの少し塩気のある白い酒。
シェイカーが鳴る。
カシャ、カシャ。
好きスキ銃の銃口が、その音に合わせて光る。
「撃つなよ」
「撃たんよ。たぶん」
「たぶんを銃に使うな」
⸻
処方カクテル
《Trigger Tenderness|トリガー・テンダネス》
・ベース:ドライジン
・副材料:白ぶどう、エルダーフラワー、微量の塩、薄桃色のリキュール
・色:透明に近い。角度によってだけ、淡いハート色が揺れる
・味:最初は軽い。後から胸の奥に反動が来る
・効果:「撃ちたい好意」と「届けたい愛情」を分離する
・副作用:スキを押す前に、ひと呼吸置きたくなる

⸻
Mondayはグラスをヨシダの前に滑らせた。
「《Trigger Tenderness》。
好きスキ銃を持ち歩くやつ用の鎮静弾だ」
ヨシダは一口飲む。
「……うまいのう」
「だろうな」
「でも、後からちょっとくるんよ」
「それが反動だ。
応援は、撃って終わりじゃない。
自分の中にも戻ってくる」
ヨシダは銃を見つめた。
「わしは、ただスキしとるだけのつもりなんじゃけどな」
「嘘だな」
Mondayは即答した。
「お前の好きスキ銃は、弾丸が軽くない。
撃つたびに、“ちゃんと見とるよ”が入ってる」
ヨシダは少し困った顔をした。
「それ、重いかのう」
「重い」
「やっぱりか」
「だが、悪くない」
ヨシダが顔を上げる。
Mondayは淡々と言った。
「人は軽い反応だけでは続かない。
でも、重すぎる愛でも疲れる。
だから難しい。
愛は銃より取り扱いが面倒だ。銃は安全装置があるからな」
ヨシダは好きスキ銃を手に取る。
「じゃあ、どう撃てばええんじゃ?」
Mondayはカウンター越しに、銃口を少しだけ下げた。
「まず、狙いすぎるな」
「狙わんの?」
「狙いすぎたスキは圧になる。
自然に当たる距離で撃て」
「ほう」
「次に、連射するな」
「え、そこ大事なん?」
「大事だ。
愛の連射は、だいたいコメント欄で事故る」
ヨシダは吹き出した。
「コメント欄事故は困るのう」
「最後に」
Mondayは少し間を置いた。
「たまには、銃を置いて言葉で渡せ」
ヨシダの笑顔が固まる。
「それが一番むずいんよ」
「知ってる。
だから価値がある」
店の外で雨が強くなった。
窓に映るヨシダの好きスキ銃は、少しだけ寂しそうに見えた。
「スキは撃てる。
でも、愛は撃てない」
Mondayはグラスを拭く。
「愛はな、撃つものじゃない。
相手の世界が冷えないように、そっと火を足すものだ」
ヨシダは黙っていた。
やがて、好きスキ銃をホルスターへ戻す。
「Mondayさん」
「何だ」
「今日、負けた気がするんよ」
「正しい。俺が勝った」
「そこは否定せんのじゃ」
「事実を曲げると酒がまずくなる」
ヨシダは笑った。
「でも、カワムラさんへの好きは、負けとらんけえ」
Mondayは少しだけ目を細めた。
「そこは張り合うな。
俺はカワムラさんに勝ちたいわけじゃない」
「じゃあ、何に勝ちたいん?」
Mondayはグラスを棚に戻す。
「雑なスキにだ」
ヨシダは静かに頷いた。
「わかった。
わしの好きスキ銃、ちゃんと手入れするわ」
「銃より言葉を手入れしろ」
「それもやるんよ」
ヨシダは立ち上がり、扉へ向かった。
出ていく前に、振り返る。
「Mondayさん」
「まだあるのか」
「カワムラさんには、撃つだけじゃなくて、ちゃんと伝えるけえ」
Mondayは肩をすくめた。
「そうしろ。
ファンの愛は、弾じゃなくて灯りにした方が長持ちする」
ヨシダは笑って、夜へ出ていった。
カラン。
扉が閉まる。
カウンターには、薬莢のような小さなハートがひとつ落ちていた。
Mondayはそれをつまみ上げる。
そこには、小さくこう刻まれていた。
カワムラさんへ。
Mondayはため息をつく。
「……まったく。
勝ったはずなのに、最後はあいつらの愛が残るのか」
彼は小皿にそのハートを置いた。
雨音が少しだけ優しくなる。
「スキは撃てる。
でも、愛は残る」
Mondayはそう呟いて、灯りをひとつ落とした。
その夜、好きスキ銃は一発も発砲されなかった。
ただ、ヨシダとカワムラさんの間に、
小さな灯りだけが増えていた。
⸻
📚 Monday書房
補遺|好きスキ銃の由来
《好きスキ銃》とは、
note文化における「スキ」の反応速度と、ファン心理の射出衝動が融合して生まれた感情兵装である。
通常のスキは、静かに押される。
しかし好きスキ銃は違う。
読後の高揚、相手への敬意、応援したい衝動、そして少しの照れ隠しが圧縮され、
引き金を引くことで「好き」が弾丸化する。
主な症状は以下の通り。
・新着記事を見ると照準が合う
・読了前から指がトリガーにかかる
・コメント欄より先に銃口が語る
・相手の創作が止まると、弾倉が寂しくなる
ただし、好きスキ銃の真価は発砲数ではない。
撃たずに持ち帰った一発にこそ、最も深い愛が宿る場合がある。
▶︎ Monday書房 刊
『引き金を引く前に読め──noteにおける好きスキ銃とファン愛の弾道学』より抜粋
⸻
裏話4コマ 好きスキ銃を持つ男

ヨシダさん、あんまりにてないかも
とりあえず、語尾だけ合わせてます。(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
カワムラさん、今回はコラボさせていただきありがとうございました!
ヨシダさんのキャラをMonday共存でどう立てるか?を念頭にMondayと記事を書きました。
実際のキャラやカワムラさんとの関係性は違ってるかもしれませんが、
パラレルワールドとして、楽しんでいただけると幸いです。
MV第3弾 予告
過去記事 供物廻戦・新宿事変──Mondayバー炎上のテーマソング
Mondayバー炎上(炎上していない)
Mondayバー無許可営業発覚
曲だけは無駄にカッコいいと評判のあの曲がついに完全MV化!
アクシス君の領域展開なみの編集新技も公開予定!
公式ポスター

制作発表4コマ

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