距離ガバ修行Season.2026〜#02_東北道全線走破の旅
ご無沙汰しております。
気づけば桜が深緑へとその装いを変え日中の気温以外は晩春とも言えるような落ち着きを見せた季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
筆者におきましては、150km/hに大きく満たないような緩い球を全力投球と表現しても許されるなら桜に全力を注いでしまいネモフィラや藤を逃したと己の怠惰を正当化しております。
さて、今回はある予定をキャンセルしたことにより突発で発生した東北旅行です。
運転に慣れた頃、磐梯湖まで星景写真を撮りに行ったドライブが当時の筆者にとってはかなり運転体力の限界でなんとなく遠い土地と考えていました。
ところが、2年ほど前に仙台近郊でキャンプをしてみた結果。常磐道の片側1車線区間が気だるいが大した距離ではないとの実感を獲得することに成功し、最長高速道路の東北道全線走破はセールになったら買ってもいいかと欲しいものリストに堆積した欲望と同じようにウィッシュリストには加盟をしており、極めて怠惰な我が虎視にて眈々と気を伺っておりました。
さて、改めまして読者の皆様に置かれましては、距離ガバと言う言葉をご存知でしょうか?
仕事ではなく趣味で常人が驚くような距離を移動してみせる変態趣味者のことを表します。
これは、車・バイクのモータライズされたものに囚われず、ロードバイク等によるサイクリングや徒歩なども含まれます。
筆者はだらしなくたるんだ贅沢の証と貧脚を棚に上げ、車の方でこの距離ガバへの修行ことロングツーリングを記録していけたらと思いここに遅筆を取った次第でございます。
ご一読お付き合いいただければ幸いです。
修行概要
・走行区間:横浜〜青森〜盛岡
・走行距離:1866km
・走行時間:27h33m
・主要経路:首都高〜東北道
・走行車両:Toyota LandCruiserPRADO/3DA-GDJ151W/2800cc/2021年式
修行前夜
※本エントリはフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
と記載すれば何を書いても許される。聖書にもそう記されている。
今回については、計画性のある無計画な旅行のため事前の準備が大切となりました。
現地での合流を予定していたため、出発時間と走行ペース、休憩場所のあたりをつけると共にドラ割を確認して適切な周遊プランの申請を行う必要がありました。
ドラ割に存在する首都圏発着の東北6県周遊プランは破格の値段であるため必ず利用します。
こちらのプラン、金額としては16,000円するのですが、川口JCT〜青森IC間がETC通常料金14,100円ということを考えると使えるのなら使わない手はありません。
また、今更ですがETCマイレージに登録しました。
修行本編
まだ夜に近い朝方。
発車時いつものお決まりとしているVTuber 緋月ゆいカバーのOrangestar氏『DaybreakFrontline』をBGMに走り出す。
https://youtu.be/PkGTs3TMSTQ?si=dy-v7m4_V3j1yopS
週末を首都高圏から脱出するのに付き纏うのが渋滞だ。
首都高から伸びる各種都市間高速への接続道はどれも2車線道路であり、これらの中で渋滞知らずなのは首都高湾岸線と保土ヶ谷バイパス/東名に接続する神奈川3号狩場線くらいなもののように感じる。
それ故、なんとしても東北道なら川口線、常磐道なら6号三郷線へ分つ小菅JCTを5〜6時に通過できるような旅程を組んでしまう。
閑話休題。
今回、青森での集合ポイント着予定を13:00と目安していた。
ルート検索上は750km9時間の道のりと出力されているため、実運用上の車速を考えると休憩時間込みでナビ通り9時間なので自動的に出発は4時、地元である横浜市西部から首都高を越え第1チェックポイント(以下、#xxCP)と仮定していた佐野SAには05:43に滑り込むことに成功した。

血糖値スパイクが怖い
佐野にて補給をし、修行に復帰する。
#02CPは同乗者の希望から福島県の安達太良SAを目指す、ままどおるが食べたいらしい。
特段ドラマも何もなく平穏に#02CP安達太良SAに到着したのは07:46。同乗者はままどおるを入手し、私は薄皮饅頭をリクエストしたが補給した佐野ラーメンの分に追加しては血糖値スパイクが怖いため泣く泣くままどおるを1つだけもらう。
安達太良を越えるといよいよ宮城県入りが見えてくる。
心なしか、周囲を走る車も東北ナンバーの比率が増え我々のような首都圏ナンバーは一握りとなってきて気づくのだが、非常に走行がしやすい。
追い越し車線に車が停滞することなく、必要な追い越しを終了すると(当たり前のことだが)誰しもが走行車線に復帰する。
(筆者の知る限り)他の高速道路では見られない紳士的な世界だった。
物流への敬意なんてものが消滅するトラックリミッター2もしくは3ワイドや追越車線を脳死で走行する日曜運転などもなく非常に快適で噂に聞いた東北道は民度がいいというのを体験することでき感動した。
そんな感動も束の間……東北随一の都市圏仙台前後では、慣れた道路状況に引き摺り下ろされ#03CPの長者原SAに滑り込むがどうにも印象が薄い。
そろそろソフトクリームでも食すかと思いながら、ミルクシェイクに惹かれてそちらにしたのはこの長者原だったか……。
#04CPの紫波SAに到着したのは10:32。
紫波までくれば盛岡は目前で盛岡まで概ね3休憩して7時間程度かと負の成功体験を積み重ねることに成功する。
青森までは残り200kmほど、個人的なペースでは100kmを1時間15分で計算しているのはあと2時間半……ゴールに近づくのが名残惜しくなってきた。
11:40、大雨の中#05CPの花輪SAに到着。ここまでくると坂の角度によってはエンプティマークが点灯する。
プラドの燃料タンクは87Lで、燃費を10.0km/Lとしたときに700km〜750kmの走行でエンプティマークが点灯し始め、インフォメーションに表記される残り航続距離は50kmとなる。
現時点での走行距離は671km、残存燃料は20L弱といったところ……通行止めレベルの渋滞でもしない限りは、残り100km弱を問題なく走行し切れるため途中の補給はしないで済むが、やや不安は不安なのである。
12:39、青森IC到着。密かな目標だった東北自動車道680km全線走破を終える。が正直なところ、ここから旅行開始なのでICを降りて待ち合わせよりも先にガソスタを探す。

次に会えるのはいつなんだろうね。

プラドの車格、平均走行速度を考えるとそんなもんだが燃費は伸びにくくなった気がする。
修行終わりに
さて、実行から2ヶ月ほどが経過し振り返っても復路の思い出がなく平和に帰宅ができました。
強いて言うなら、途中立ち寄った道の駅 福島にて出会ったみそぱんが非常に美味しくリピートしたくなったのがニュースとなるくらい特にドラマもなく淡々と帰宅しました。
今回感じたのは写真のロケ地として東北遠征は多分にアリであるという実感ができ、今後挑んでいこうと思うことができました。
現地観光、往復を合わせて1800km以上を走ってくれた相棒にはこの後車検が待っていました。
こいつとの付き合いも5年が経つのか、次はどこに行こうか
