復権!昭和の働き方?!~AIに振り回される前に、営業マンが今やるべきこと~
先日、あるIT企業の社長と食事をしたときのことです。
「うちもAI入れなきゃヤバいって言われるんだけど、
正直、何から手をつけていいかわからない」。
ビール片手にそうこぼす姿を見て、正直、胸が痛くなりました。
この社長だけじゃないんですよね。
最近、経営者の方とお会いすると、10人中8人がAIの話題を口にします。
でも、その表情はどこか不安げです。
「導入しないと取り残される」「でも投資して失敗したらどうしよう」。
こんな経験ありませんか?
AI時代の波に乗らなきゃと思いつつ、足元がグラグラしている感覚。
今回は、そんなAIに翻弄されている経営者の皆さんに、
ちょっと意外な視点をお届けしたいと思います。
テーマは「昭和の働き方の復権」です。
えっ、今さら昭和?と思った方、ぜひ最後まで読んでみてください。
起業家の佐藤航陽さんがXでこんな投稿をしていました。
AIエージェントで仕事の自動化を試してるが、
これはガチで人の仕事は『人と会うこと』と『責任をとること』
ぐらいになりそう。
昭和の働き方に振り切って自ら『外れ値』を作りに行くほうが良いかも」。
これを読んだとき、思わず膝を打ちました。
実際、私のクライアント企業でもAIエージェントを導入したところ、
月次レポートの作成時間が従来の12時間からわずか45分に
短縮されたんです。
データ分析、資料作成、メール対応——
これまで人がやっていた仕事が、恐ろしいスピードで自動化されています。
McKinseyの調査によると、
2030年までに現在の業務の約30%がAIに置き換わる可能性がある
とされています。
この流れはもう止まらないです。
じゃあ、人間は何をするのか?
佐藤さんの言う通り、「人と会うこと」と「責任をとること」。
これって、まさに昭和の営業マンが汗をかきながら
当たり前にやっていたことなんですよね。
飛び込み営業、御用聞き、接待ゴルフ——
笑われるかもしれませんが、あの泥臭さの中にこそ、
AIが絶対に再現できない「人間の価値」が詰まっていたんだと思います。
ここで問題提起です。
AIが仕事を奪うと騒がれていますが、私は逆だと思っています。
AIが奪うのは「作業」であって「仕事」ではないです。
この違い、めちゃくちゃ大事なんですよね。
弊社クライアントが、3年前にCRM自動化ツールを導入したとき、
最初は全然うまくいかなかったんです。
なぜか?
営業チームが
「ツールが提案してくれるから、お客さんに会わなくていいよね」
と勘違いしたからです。
結果、半年で売上が15%ダウン。これはマズいと思いました。
どれだけ効率化しても、お客様との接点が薄くなれば売上は落ちる。
当たり前の話なのに、テクノロジーへの期待が大きすぎて
見えなくなっていました。
そこで気づいたのが、昭和の営業スタイルの底力です。
一般的には「デジタルシフトこそ正義」と言われていますが、
私は違うと思っていて、むしろ、AIに任せられることを全部任せた上で、
人間にしかできない「泥臭い部分」に全力投球する。
これが最強の戦略だと確信しています。
では、具体的に営業マンは何をしたらいいのか?
私が提案するのは「ネオ昭和営業」という考え方です。
ポイントは3つだけ。
1つ目は「週3回、意味のない訪問をする」ことです。
えっ、意味のない訪問?と思いますよね。
でもこれが効くんです。
用事がなくても顔を出す。
「近くまで来たので」の一言で立ち寄る。
実際に私のクライアントで、
この「意味のない訪問」を実践した営業マンが、
3ヶ月で新規案件を4件獲得しました。
金額にして約1,200万円です。
AIには絶対にできない、
人間の「なんとなく会いたい」という感覚が信頼を生むんですよね。
2つ目は「手書きのメモを残す」こと。
商談後にサッと手書きのお礼メモを置いていく。
たったこれだけで、お客様の記憶に残る確率が格段に上がります。
デジタル全盛の時代だからこそ、アナログが「外れ値」になるんです。
へーと思うかもしれませんが、
ハーバード・ビジネス・レビューの研究でも、
手書きの感謝状は電子メールの7倍の好印象を与える
というデータがあります。
3つ目は「責任を自分の言葉で語る」こと。
AIが出した提案を、そのまま読み上げるのではなく、
「私はこう思います。だからこの提案を推します」と自分の責任で語る。
これだけで、お客様の反応がガラッと変わります。
先週、あるクライアントの営業部長に
「AIの提案をそのまま出すのと、自分の言葉で語るの、
どっちが成約率高いと思います?」と聞いたら、
「後者のほうが2倍近い」と即答されました。
結局のところ、人は人から買うんです。
どれだけテクノロジーが進化しても、
「この人から買いたい」という感情はAIには作れないです。
経営者の皆さん、AIに翻弄されるのはもうやめませんか。
テクノロジーは道具であって、主役は常に人間です。

大好評!
「60秒で学べる営業スキル大全集」↓↓↓
営業の壁、ここで突破!プロの技術を最速で身につける「営業スキル有料コンテンツ95選」
営業コンサル9,000回以上、
クライアントへの売上貢献額100億円以上の
長谷川博之のプロフィール
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!