新聞/雑誌/放送/ネット 新社会人におすすめの本 その0.13 新聞 スポーツ紙 閑話 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
今回は新聞の番外編…
ネタバレですが…
一般紙、経済紙、海外駐在しての海外の一般紙、経済紙に飽きての… 究極の新鮮なカテゴリー…
ヒューストン駐在員経験者の営業部長の話。
鉄鋼会社では部長の上はもう管掌役員。その寸止めのポジションに若い時から抜擢されている仕事デキる方。
その方は、私が家族帯同でシリコンバレーに駐在する前に既にエレクトロニクス/半導体部門の営業部長でした。神田にあるビルを借り上げてマーケティングをしていました。私は日本海側の秘密工場から渡米前の2ヶ月間だけ、そのオフィスに異動となり渡航準備を進めていました。
そこは面白い人材の宝庫で、例えばヘッドハンティングで獲得した回路設計技術者の方は、当時は有り得なかったリモートを勝手にやっていて、気が向くと昼頃に会社に顔を出し、夕方には何処かに消えてしまう…
しかし、回路設計の腕前は流石でした。
とても鉄鋼部門とは思えない自由な雰囲気の事務所。因みに研究所は鉄鋼部門に属して居ました。
そんな事務所で昼休み、ゆったりと太極拳を熟す人物… それが今回のエピソードの主役の営業部長さん。この時、初めてお会いした… 出会いの瞬間。
昼休みは太極拳、夜は神田に繰り出す…
営業部門には興味津々でしたので、良く雑談をし、誘われれば夜の神田/神保町もお付き合いしました。営業部長も、管掌役員や人事から研究所の研究員にも拘らず、将来は総合企画部門に行きたいというキャリアパスを入社時の3年間の育成指導期間から明確に主張する面白い奴が居るから脇で見てみて欲しいと言われていた様です。そんな事も有り… 私には、興味津々だった様です。夜の神田/神保町では、
2人共余り食べずに少量のつまみで只管(ひたすら)語って飲むというスタイル。
その部長に引っ張られる5年前のこと。
そしてシリコンバレー駐在時にも、私の個室に来られて既報の様にウォール・ストリート・ジャーナルを見てイジられ…
閑話
米国駐在時、管掌役員の現地視察時。お供はその営業部長。シリコンバレー駐在事務所長と私と4人で生まれて初めてののラウンド。事務所長はボルボ。私はリンカーンタウンカーでの移動。
私はピンアイIIとガレージセールで買った木製シャフトの骨董パターしか持って居らず、ドライバーを管掌役員が見立ててくれてビッグバーサを…。
勿論米国でのコースデビュー戦の結果は散々でした。先に帰国した管掌役員が、駐在事務所長と私にゴルフを教える様にと営業部長に指示。その部長は私達2人を広大なパブリックコースに連れ出して連日のコーチング。
最後の頃は、俺は疲れたと言って、カートから降りずに運転席からアイアンを片手で…
ヒューストン仕込の営業部長は、こんな印象的な振る舞いもする方でした。
閑話休題
私は、米国で移管を受けた量産技術と次世代の商品の量産技術開発が終わったタイミングで事務職への異動を強く希望。半年の渉外部門での助走経由で入社10年目のお正月に営業部門に無事異動。総合企画部門への道に乗ったのです。
皇居から見てパレスホテルの裏、丸の内の本社ビル14階への通勤。本社に行きたかったので夢が叶った…
その部長さんは、私をこれまたエンジニア上がりの課長さんに託して海外営業として起用したのでした。先ずは技術取得と次世代の技術開発をした米国ベンチャー企業との窓口役。相互に商品をOEMし合うと言うビジネスモデル。まぁ、2年間、同じ釜の飯を食ったので気の知れた相手との仕事でしたし、工場の隅々迄知り尽くして居ましたから、製造の機微も手の内。そんなソフトランディングの営業部スタート。
その営業部長さん。鉄鋼部門の幹部のスタイルの1つである、朝少し早めに来て、コーヒーを飲みながら自席で新聞を読む… まぁ、私も比較的早めに出社するタイプだったので…
「おう、〇〇(私の名前)。君はまだウォール・ストリート・ジャーナルを読んでるのか… 最先端の電子デバイスの営業は、スポーツ新聞を読むんだ。見てみろ。カラーで一目瞭然。見易いだろ。古典的な新聞より遥かに先端的。」
と自慢げに新聞を見せてくれました。
この時営業部長の二日酔いでまだ赤い顔と、ニッコリした笑顔、そしてスポーツ新聞。
私の人生での忘れられない瞬間となりました。
お互い東海道線での通勤だったので、朝、東京駅からの通勤時にお会いすることもしばしば…
学生運動をやった世代なので例えばイデオロギーなんて話題も… 私の生半可な知識を修正…
部長はデオロギーとは発音せずに、アイデオロジーと
流石ヒューストン仕込(笑)


こんな時も部長の手にはスポーツ新聞。
また、飲まずに帰る時は誘われて、必ず4人にして東京駅で缶ビールを一缶とつまみ1つを手に入れ… 当時は東京駅始発だった東海道線次々発(3本先)の列車の、しかもホームの端の空いている車両のボックス席を4人で陣取り与太話。
こんな時も部長の手にはスポーツ新聞。
一般紙、経済紙、海外駐在しての海外の一般紙、経済紙に飽きての… 究極の新鮮なカテゴリーだったのでしょうね。
ということで…
新社会人におすすめの新聞 スポーツ紙
つづく
経緯
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昭和一桁生まれの本好きの父からの教え…
書斎兼応接間はもとより、子ども部屋、納戸、寝室と何処も本だらけ。母との夫婦喧嘩の種は本(と暴飲)のみ。だからこそ説得力ある…
書籍になった情報は古い。新聞/雑誌/放送を使え。
今時はこれにインターネットかなぁ
先ずは新聞。一般紙は朝日新聞、経済紙は日経新聞、そして英字新聞は読売。
これらは精読して社会人、サラリーマンとしての礎を築きました。米国駐在時は、一般紙がサンノゼ・マーキュリー、経済紙はウォール・ストリート・ジャーナル。これで海外駐在員としての礎と… 幸運にも、将来技術系から事務系への転職の種まきまで…
新入社員の方には、早い時期に経済紙を精読し尽くす事を強くおすすめします。
シリコンバレー駐在から帰国すると半導体の工場立ち上げと米国からの技術移管と次世代半導体の開発で周囲の部門は一時帰休取得する中次期の本業の早期立ち上げを担い、時には会社に泊まり込んでも仕事する感じ。なので一般紙の購読は卒業。経済紙も社内で提供される切り抜き程度で充分になり卒業。管理職になると会社から様々な情報提供サービスが有り結局定年まで新聞購読はしませんでした。単身での米国や欧州駐在時も、会社や長期宿泊先のアパートやホテルからの新聞提供サービスが有り、個人での新聞購読は無用でした。そしてサラリーマンの成れの果てにまで行けたのは、経済紙精読による基礎が効いていたと思います。

