キンドル本を出すってこんなにカンタンだった!
はじめに
「本を出す」というと、なんだかとても特別なことのように思えるかもしれません。
出版社に原稿を持ち込んだり、編集者に認められたり、そんな“遠い世界”の話だと感じていた人も多いのではないでしょうか。
しかし今は、誰でも、アイデアとほんの少しの工夫があれば、自分の力で本を出すことができる時代です。
しかも、印刷しなくても電子書籍(キンドル本)という手段がある。
道具はすでに揃っているのです。
この本では、「難しそう」「よくわからない」と感じていた方でも、キンドル本づくりの第一歩を踏み出せるように、できるだけわかりやすく、やさしくまとめました。
実際にわたしが試してきた方法や、小さなコツもご紹介しています。
本を出すのは、思っているよりずっとカンタン。
その実感を、あなたにも味わっていただけたら嬉しいです。
最初にやっておきたいパソコンの準備
Kindle出版の作業は“これだけ”あれば大丈夫!
Kindle出版といっても、必要な道具は意外とシンプルです。特別なソフトや高性能なマシンは不要。この章では、作業に入る前にそろえておきたい最低限の環境を確認しておきましょう。
■ 必要なものリスト
✅ パソコン(WindowsまたはMac)
スマホだけでも本は読めますが、出版作業はパソコンがベストです。理由は以下の通り
● 文字入力・編集がしやすい
● ファイル管理(.epubや.kpfなど)が簡単
● Kindle Previewerなど、パソコン専用ソフトを使うため
※古すぎるパソコン(10年以上前)だと、ソフトが動かない場合もあるので注意。
※クロームブックは必要アプリ(Kindle Previewerなど)がダウンロードできない場合があるので不可。
✅ インターネット環境
キンドル出版(KDP)へのアップロードやファイル変換には、安定したインターネット接続が必要です。ポケットWi-Fiやスマホのテザリングでも可能ですが、長時間作業する場合は固定回線が安心です。
✅ ブラウザ(Google Chrome推奨)
KDPのサイトはGoogle Chromeとの相性が良く、動作も安定しています。その他のブラウザ(Safari、Edge)でもOKですが、不具合が起きたときのためにChromeを用意しておくと便利です。また、googleドキュメントは原稿の管理には一番便利です。
■ 無料で使えるクラウドツールの登録も忘れずに
Googleアカウント(Gmail)(必須)
└ Googleドキュメントで原稿を書いたり、Googleドライブでファイルを管理したりできます。
DropboxやOneDrive(あれば便利)
└ バックアップ用に活用できます。万が一のパソコントラブル時にも安心。
Googleアカウント(Gmail)だけでも全然大丈夫です。(DropboxやOneDriveはなくてもOK)。ちなみに、僕はDropboxやOneDriveは使っていません。なくても全然大丈夫です。
■ 推奨する作業環境
● OS Windows10以降 / macOS 10.14以降
● メモリ 8GB以上(4GBでも可)
● ブラウザ Google Chrome 最新版
● 必要なアプリ Kindle Previewer(後述)
■ 作業フォルダを作っておこう
Kindle出版_◯◯本
|― 原稿
|― 表紙画像
|― でんでん用データ
|― プレビュー済ファイル
このように最初から整理しておけば、後半の作業がグッとラクになります。
■ まとめ
パソコンとネット環境があれば、Kindle出版はすぐに始められます。むしろ「気軽に始めて、少しずつ慣れる」ことが大切です。この章で紹介した準備をすませたら、次はいよいよ原稿の執筆です!
第1章:Kindle出版ってなに?
■ 誰でも出せる・無料でできる出版
「本を出す」って、かつては編集者との打ち合わせ、出版社との契約、印刷・流通…といった“高い壁”がありました。でも、いまは違います。
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)を使えば、誰でも無料で、本を出版できる時代になっています。
■ 電子書籍は、印刷しない「本」
Kindle出版は、紙の本ではなく電子書籍の出版です。読者はKindle端末やスマートフォン、パソコンのアプリで本を読みます。印刷・在庫・配送といった費用がかからないため、出版コストはゼロ。そのぶん、著者にとっての自由度とリスクの少なさが魅力です。
■ こんな人が出版しています
● 自分の経験をまとめたい人(旅行記、育児、介護など)
● 趣味や知識をシェアしたい人(料理、ジャズ、ヨガ、筋トレなど)
● 小説やエッセイを書いて発表したい人
● ブログのまとめを本にしたい人
文章が書ければ、それがコンテンツになります。難しい技術や高額な投資は必要ありません。
■ 収益モデル:ロイヤリティは最大70%
Kindle出版では、あなたの本が1冊売れるたびに、売上の最大70%がロイヤリティとして支払われます(※いくつかの条件あり)。たとえば500円で販売すれば、1冊あたり約350円が手元に入ります。
紙の本の印税が10%前後であることを考えると、Kindle出版は非常に高い収益性を持っていることがわかります。
おまけに、コスト0 ただし、労働の費用(知力と体力)はかかりますが.......。
■ 収益以外の価値も大きい
● 「著者」としての信頼性
● ポートフォリオとして活用できる(知的資産になる)
● ファンとの接点が生まれる
● 自分の考えを“形”にできる
Kindle出版は単なる収入源というだけでなく、あなた自身のブランド化や活動の“名刺代わり”にもなるのです。
第2章:出版の全体の流れをざっくり見てみよう
電子書籍を出すといっても、何から始めて、どこで終わるのかがわからないと不安になりますよね。でもご安心ください。全体の流れはとてもシンプル。ざっくり言えば、次の6ステップです。
【出版までの6ステップ】
1. 準備
本のテーマを決めたり、読者層を考えたりする段階です。タイトルや目次のたたき台もここで考えておきましょう。
2. 原稿作成(googleドキュメント)
本文を書き始めます。見出しをつけたり、章立てを意識した構成にしていきます。表紙画像もこの段階で用意するとスムーズです。(※本の表紙画像はKDP内に表紙アップロードの箇所があるので、そこで、アップロードします。)
●目次はEPUB作成するときに自動的にできますのでgoogleドキュメント内で作る必要はありません。
3. EPUB作成(でんでんコンバーター)
完成した原稿を、電子書籍フォーマット(EPUB)に変換します。
4. KPF作成(kindle previewer)
でんでんコンバーターで作成したEPUBファイルをkindle previewerに入力し、自動的に完成したKPFファイルをダウンロードします。
5. KDPにアップロード
Amazonが提供する「Kindle Direct Publishing(KDP)」にログインして、ダウンロードしたKPFファイルをアップロード、表紙画像もここでアップロード。タイトル、著者名、価格などもここで入力します。
6. 公開
審査を経て、あなたの本がAmazonで販売開始されます!
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