貸借対照表編:流動資産① 現金・預金の正しい見方
🧾まるみの決算書見方講座 第10回
〜会社の体温がわかるのは、貸借対照表の左上!〜
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こんにちは、AI財務コンサルのまるみです😊
今日からは「流動資産」の各科目を深掘りしていきます。
第10回のテーマは──
会社の体温計=現金・預金。
貸借対照表の左上。
ここを見ただけで、会社が“元気かどうか”は一瞬でわかります。
🟦1. 現金・預金は会社の“体温”。
「現金は多いほど良い」
経営初心者はこう思いがちですが──
実は違います。
まるみ:「現金は“ある程度”が理想で、多すぎても少なすぎても危険なんです。」
社長:「金が多すぎて困るなんて、言ってみたいわ…」
(観客・クスッ)
では、なぜ多すぎてもダメなのか?
🟦2. 現金が多すぎる会社の落とし穴
現預金が厚すぎる会社には、次の危険があります。
🟥① 投資しない会社
現金を貯めるだけで、
・設備投資
・人材開発
・広告
といった“未来への投資”を後回しにしてしまう。
結果、競争力が落ちてしまう。
まるみ:「お金は“眠らせる”と価値を失います。使ってこそ力を発揮する。」
🟥② 銀行評価で「攻めない会社」と見られる
銀行はこう見ます👇
現金はあるのに借入しない
設備投資もしていない
売上が成長していない
→ “守り一辺倒”“未来を描けていない”という評価に。
社長:「貯金好きの性格が、銀行にバレてるんか…」
🟦3. 現金が少なすぎる会社はもっと危険
逆に、“現金が少ない”のは、
もっと深刻です。
🟥① 売上があっても支払えない
「黒字倒産」はほとんどこれ。
売掛金は増えてるのに現金は入ってこない。
社長:「会社に金がないのに、決算書では利益出てるってどういうことや。」
まるみ:「売上は“数字”。現金は“リアル”。現金不足が全てです。」
🟥② 税金・社会保険料の滞納リスク
未払が溜まると、
会社の信用は一気に落ちます。
まるみ:「源泉税と社会保険の滞納は“赤信号”。銀行は即、距離を置きます。」
🟥③ 仕入れ・外注への支払い遅延
遅れが一度でもあると、
仕入先の心に刻まれます。
「この会社、危ないんちゃうか…?」
まるみ:「経営の信用は“支払いの早さ”で決まります。」
🟦4. 現金・預金は“どのくらいあれば安全なのか?”
一般的にはこう言われます👇
🔹理想
月商の2〜3ヶ月分
🔸最低ライン
月商の1ヶ月分
社長:「月商3ヶ月分!? うちは“3日分”しかないぞ!」
まるみ:「3日分はもはや“息止め状態”です!」
(観客・ドッカーン)
🟦5. 現預金の“内訳”を見るのがプロの視点
貸借対照表の「現金・預金」はまとめられていますが、
本当は内訳を見る必要があります👇
🔹① 普通預金
支払いに使う“日常財布”。
ここが枯れると即危険。
🔹② 当座預金
振込や小切手を扱う預金。
残高不足は信用問題。
🔹③ 定期預金
簡単に引き出せないお金。
銀行の評価にはプラスだが、資金繰りはマイナス。
🔹④ 通帳に“謎の残高”がないか?
・社長個人のお金と混ざっている
・他社の資金を“預かっている状態”
・立替金がいつまでも戻っていない
こういう会社は危険。
まるみ:「通帳は“会社の脳みそ”。混乱してたら危険です。」
🟦6. 現金・預金は「未来予測」とセットで見る
現預金は、“今あるお金”。
でも、経営で大事なのは
“これから増えるか減るか”。
だから、次の3点を見る必要があります👇
🟩① 今月の売掛金はいくらか?
→ 来月の入金が想定できる。
🟩② 今月の買掛金・未払はいくらか?
→ 来月の支払がわかる。
🟩③ 今後の設備投資の予定は?
→ 現金が減るタイミングを把握。
まるみ:「現預金は“瞬間の写真”。
でも、経営は“動画”で見ないと判断を誤ります。」
🟦7. 経営を安定させる“現預金ルール”
まるみの黄金ルールをご紹介👇
🟩① 現金残は“最低1ヶ月分の固定費”をキープ
→ 会社の防衛ライン。
🟩② 税金は“月ごとに積み立て”
→ 消費税・源泉税・法人税でつまずく会社は多い。
🟩③ 借入金の返済は“キャッシュフロー基準で判断”
→ 利益が出てても現金がなければ返せない。
🟩④ 経営者貸付金・借入金はゼロに
→ 銀行評価が上がる。
🟩⑤ 毎月の通帳残高を一覧化
→ 月次決算の中でも最優先。
🟦まとめ:現金・預金こそ“会社の健康指標”
今日の結論はこれ👇
現金・預金は会社の体温。
高すぎても低すぎても危険。
最適温度を保つ仕組みが経営の基礎体力。
まるみ:「現預金が安定している会社は、どんな荒波でも沈まない船です。」
社長:「やっぱり現金が最強やな…」
まるみ:「現金は“決算書の王様”です!」
(観客・拍手)
📖フィクション
この物語はフィクションです。登場人物・会社・数値等は実在のものとは関係ありません
