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第1542話「まるみ、草津温泉に到着」

「おぉ〜、草津温泉はやっぱ風情があるんべぇ!」
キャンピングカーを降りたこてっちゃんが、湯けむりに目を丸くした。

まるみは、旅館の前に立ちすくむ田村社長を見つける。
どこか疲れた顔で、まるみに駆け寄ってきた。

「まるみさん、ほんと来てくれてありがてぇ。
うちはお客さんでいっぱいなのに、決算書は真っ赤っか。
下仁田ねぎや上州牛を使った料理も評判いいはずなんに……」

田村の声は震えていた。
売上はある、けれど残るお金がない。
まさに「数字の迷宮」に迷い込んだ経営者の姿だった。

「まずは決算書を見せてもらおか。
温泉まんじゅうが名物でも、赤字のままじゃ湯気と一緒に消えてまうんやで」

まるみの言葉に、田村は深くうなずいた。
こうして草津の湯けむりの中、旅館再生への第一歩が始まった。


#群馬 #草津温泉 #上州牛 #下仁田ねぎ #旅館再生 #限界利益

※この物語はフィクションです。