見出し画像

『最終絶叫計画 令和!』を笑う前に、令和ホラーを少しだけ浴びておきたい

2026年6月26日、パロディホラー映画『最終絶叫計画 令和!』が日本公開されます。

このニュースを見て、まず反応するのはおそらく二つの層です。

ひとつは、2000年代に『最終絶叫計画』シリーズを浴びてきた人たち。
もうひとつは、近年のホラー映画を追ってきて、「今回は何をいじるの?」と気になっている人たちです。

公式情報によると、本作は“絶叫計画”シリーズ最新作で、ウェイアンズ兄弟が製作・脚本に復帰。さらに日本では『最’狂’絶叫計画』以来、22年ぶりの劇場公開になる作品です。

しかも今回は、ただ懐かしいだけではありません。
『M3GAN/ミーガン』風のAI人形、『罪人たち』を思わせる訪問者、『WEAPONS/ウェポンズ』風の子どもたち、『テリファー』を思わせるクラウンなど、近年のホラー映画を連想させる要素が次々と登場する構成になっています。

つまり『最終絶叫計画 令和!』は、シリーズ復活でありながら、令和ホラーの総ざらいでもあるわけです。

ただ笑うだけでも楽しめる。
でも、元ネタを少し知っていると、その笑い方が一段だけ深くなる。

この記事では、『最終絶叫計画 令和!』を映画館でより楽しむために、公開前に観ておきたい関連作品や俳優出演作を整理していきます。

U-NEXTで探す場合、配信状況は時期によって変わります。この記事内で紹介する作品も、視聴前には必ずU-NEXT公式サイトで配信状況を確認してください。




令和に帰ってくる“悪ふざけ”は、ただの懐古では終わらない

『最終絶叫計画』シリーズの面白さは、ホラー映画をただ茶化すところにあるのではありません。

真面目なホラー映画が作り上げた緊張感、恐怖、名場面、決めポーズ、ジャンルのお約束を、横から思いきり崩してくるところにあります。

怖がる準備をしていた観客の肩を、変な方向から叩いてくる。
シリアスなシーンの直後に、くだらないギャグで空気を台無しにする。
本来なら震えるはずの場面で、笑っていいのか迷うような瞬間を差し込んでくる。

この映画の予習で大事なのは、あらすじを覚えることではなく、“何を壊して笑いにしているのか”を知っておくことです。

今回の『最終絶叫計画 令和!』では、ゴーストフェイス風の殺人鬼を軸にしながら、近年のホラー映画のアイコンが一気に押し寄せるような構成が見えてきます。

『M3GAN/ミーガン』のようなAI人形。
『テリファー』を思わせる不気味なクラウン。
不穏な訪問者、夜の街を走る子どもたち、現代ホラー特有の“説明しきれない気持ち悪さ”。

令和のホラーは、単純に「殺人鬼が追いかけてくる」だけではありません。
AI、家族、共同体、都市伝説、トラウマ、社会不安、意味不明な集団行動など、怖さの種類がかなり広がっています。

そのぶん、パロディ側もいじる対象が増えている。

だからこそ『最終絶叫計画 令和!』は、昔のシリーズを懐かしむ映画であると同時に、近年ホラーの流行をどれだけ雑に、過激に、くだらなく料理するのかを見届ける映画でもあります。


シンディ、ブレンダ、ショーティ、レイが戻る意味

今回、特に大きいのはキャストの帰還です。

マーロン・ウェイアンズ、ショーン・ウェイアンズ、アンナ・ファリス、レジーナ・ホールが顔をそろえることは、シリーズファンにとってかなり大きなポイントです。TOHOシネマズの作品情報でも、監督マイケル・タイデス、出演マーロン・ウェイアンズ、ショーン・ウェイアンズ、アンナ・ファリス、レジーナ・ホールと記載されています。

アンナ・ファリス演じるシンディは、ホラー映画の“最後まで巻き込まれる主人公”をパロディとして背負ってきた存在です。
レジーナ・ホール演じるブレンダは、シリーズの中でも観客の記憶に残りやすい強烈なリアクションとテンションを担ってきました。
マーロン・ウェイアンズのショーティ、ショーン・ウェイアンズのレイは、シリーズ初期の無茶苦茶な勢いを象徴するキャラクターです。

彼らが戻るということは、単なる新キャストによるリブートではなく、シリーズ初期のノリをもう一度スクリーンに持ち込むということでもあります。

海外メディアでも、アンナ・ファリスとレジーナ・ホールの復帰、ウェイアンズ兄弟との再合流は大きく扱われています。Entertainment Weeklyは、ファリスとホールがシリーズ復活作で再び役を演じることを報じています。

今回の復活で観たいのは、キャラクターの成長というより、“あの人たちが令和のホラーに放り込まれたらどう壊れるのか”です。

ここが、普通の続編とは少し違うところです。

感動的に再会するのではなく、たぶんまたろくでもない目に遭う。
しみじみする前に、何かが壊れる。
昔を懐かしむより先に、くだらない事件に巻き込まれる。

それが『最終絶叫計画』らしさです。


公開前の話題は、“懐かしい”と“今さら何をやるの?”の間にある

『最終絶叫計画 令和!』の公開前の注目ポイントは、かなり独特です。

普通のホラー映画なら、「怖そう」「映像がすごそう」「俳優の演技が気になる」という期待が中心になります。
でもこの映画の場合、そこにもうひとつ別の感情が混ざります。

それは、「今の時代に、このシリーズをどうやるのか?」という興味です。

2000年代の『最終絶叫計画』は、かなり乱暴で、下品で、遠慮のない笑いを武器にしていました。
公式サイトでも、本作について「ブラックジョーク」や「下ネタ」、話題ホラーのパロディを詰め込んだ作品として紹介されています。

一方で、2026年の観客は当時とは違います。
ホラー映画の流行も変わり、SNSでの反応速度も変わり、笑いに対する感覚も変わっています。

だからこの映画には、懐かしさだけではなく、少し危うい期待があります。

どこまでやるのか。
何をいじるのか。
今のホラー映画のどの部分を笑いに変えるのか。
昔のシリーズを知っている人も、知らない人も、そこが気になるはずです。

令和に戻ってくる『最終絶叫計画』は、昔の笑いを再現するだけでは足りない。
今のホラーをちゃんと踏み荒らしてこそ、帰ってきた意味が出る。

SNS上でも、こうした作品は「懐かしい」という反応だけでなく、「元ネタをどこまで拾えるか」「今のホラーをどうパロディにするか」という見方をされやすいタイプです。個別の投稿を事実として断定することは避けますが、公式予告編や作品情報を見る限り、近年ホラーの引用を楽しむ予習需要はかなり生まれやすい作品だといえます。


予習しておくと、笑いの反応速度が変わる

パロディ映画は、知らなくても笑える部分があります。

変な顔。
過剰なリアクション。
雑な下ネタ。
ありえない展開。
真面目な空気をぶち壊す一言。

こういう笑いは、元ネタを知らなくても届きます。

でも、『最終絶叫計画 令和!』のような作品では、元ネタを知っているかどうかで、笑いの反応速度が変わります。

「あ、これはあの映画だ」と気づいた瞬間に笑える。
本家の怖さを覚えているから、崩されたときに余計におかしい。
本来なら怖いはずの演出が、くだらない方向へ曲がっていく落差を楽しめる。

パロディ映画の予習は、正解を覚える作業ではなく、笑いの地雷を先に埋めておく作業に近いです。

特に今回は、近年ホラーのアイコンが複数並んでいます。

『M3GAN/ミーガン』を知っていれば、AI人形の気味悪さと妙な可愛さがいじられる面白さが見えやすい。
『テリファー』を知っていれば、クラウン系ホラーの不快さや過激さがパロディ化される意味がわかりやすい。
『スクリーム』を押さえていれば、ゴーストフェイス“っぽい”殺人鬼の立ち位置が見える。
シリーズ初期の『最終絶叫計画』を観ていれば、今回の復活がどれだけ原点回帰なのかも感じやすくなります。

つまり、公開前に観るべき作品は、単に「元ネタ探し」のためだけではありません。

この映画が何を壊しているのか。
誰が帰ってきたのか。
令和のホラーがどんなふうに笑いに変換されるのか。

そこを受け取るための準備です。


まず押さえたいのは、シリーズの原点にある雑さと勢い

最初に観ておきたいのは、やはり『最終絶叫計画』です。

2000年公開の第1作は、当時のホラー映画ブーム、とくに『スクリーム』や青春スラッシャー映画の流れを思いきりパロディにした作品でした。

今観ると、かなり荒いです。
上品ではありません。
テンポもギャグも、良くも悪くも2000年代初期の空気をまとっています。

でも、その荒さこそがシリーズの出発点です。

『最終絶叫計画 令和!』が本当に“帰ってきた”映画なのかを確かめるには、まず第1作の勢いを浴びておくのがいちばんわかりやすいです。

シンディ、ブレンダ、ショーティ、レイの関係性も、ここから始まります。
今回の新作で「おなじみの4人組」と言われている意味も、第1作を観ておくと自然に入ってきます。

U-NEXTで探す場合は、『最終絶叫計画』という邦題だけでなく、原題の『Scary Movie』も意識して検索すると見つけやすいかもしれません。配信状況は変更されることがあるため、視聴前にU-NEXT公式サイトで確認してください。

『最’新’絶叫計画』で、ウェイアンズ兄弟の悪ノリをもう少し浴びる

第1作を観たあと、余裕があれば『最’新’絶叫計画』も押さえておきたいところです。

公式サイトでは、ウェイアンズ兄弟が『最’新’絶叫計画』以来、製作・脚本に復帰したと紹介されています。

これはかなり大きな意味を持ちます。

シリーズはその後も続きましたが、初期のウェイアンズ兄弟が関わっていた頃のノリと、それ以降の作品では空気が少し変わります。
今回の『令和!』を「初期メンバーの復帰」として楽しむなら、第1作だけでなく第2作も観ておくと、シリーズが本来持っていた悪ふざけの輪郭が見えやすくなります。

この作品で注目したいのは、ストーリーの完成度ではありません。

どれだけバカをやるか。
どれだけホラーの緊張感を台無しにするか。
どれだけ役者が真顔でくだらないことをするか。

そこです。

ウェイアンズ兄弟の『最終絶叫計画』は、洗練されたパロディというより、笑いのために映画の格式をわざと汚しにいくタイプのシリーズです。

『令和!』を観る前にこの感覚を思い出しておくと、今回の復活がただの続編ではなく、「あのノリを今のホラーにぶつける企画」だと見えてきます。

『最’狂’絶叫計画』で、日本劇場公開22年ぶりの距離を感じる

日本公開の文脈でいうと、『最’狂’絶叫計画』も重要です。

『最終絶叫計画 令和!』は、日本では『最’狂’絶叫計画』以来22年ぶりの劇場公開になると紹介されています。

ここで面白いのは、単に「久しぶり」というだけではないところです。

22年という時間の間に、ホラー映画はかなり変わりました。
観客の映画の観方も変わりました。
SNSで話題になる速度も、配信で過去作を追う感覚も、2004年とはまったく違います。

『最’狂’絶叫計画』を観ておくと、その時間差が見えます。

当時のパロディ対象。
当時の笑いのテンポ。
当時の映画ネタの扱い方。
そして、それが2026年の『令和!』でどう更新されるのか。

ここを比べると、新作の見方が少し変わります。

U-NEXTで探す場合は、シリーズ作品が番号順に並んでいないこともあります。邦題がやや紛らわしいため、作品年や原題も確認しながら探すのがおすすめです。配信状況は必ず公式サイトで確認してください。

『スクリーム』を知らないと、ゴーストフェイス“っぽい”殺人鬼の味が薄くなる

今回のあらすじで中心にいるのが、ゴーストフェイス風の殺人鬼です。

この時点で、やはり『スクリーム』は外せません。

『スクリーム』は、ただ怖いだけのスラッシャー映画ではなく、ホラー映画のお約束を登場人物たちが理解しているというメタ構造を持った作品です。
つまり、ホラー映画を語りながらホラー映画をやる作品です。

『最終絶叫計画』の第1作がこの流れを強くパロディにしていたことを考えると、『スクリーム』を観ておく意味はかなり大きいです。

ゴーストフェイスの電話。
マスクの不気味さ。
「ホラー映画ならこうなる」というお約束。
犯人探しと青春映画的な空気の混ざり方。

それらを知っていると、『最終絶叫計画 令和!』のゴーストフェイス“っぽさ”が、ただの仮装ではなく、シリーズの根っこに戻る仕掛けとして見えてきます。

『スクリーム』を知っていると、『最終絶叫計画』の笑いは“ホラーをバカにしている”だけではなく、“ホラーをよく知ったうえで壊している”ものに見えてきます。

『スクリーム』シリーズも作品数が多いため、時間がない人はまず1996年の第1作からで十分です。余裕があれば近年の続編まで広げると、令和ホラーのメタ感覚もつかみやすくなります。

『M3GAN/ミーガン』で、AI人形の怖さと可笑しさを先に知る

今回の『令和!』で特に目を引くのが、『M3GAN/ミーガン』風のAI人形です。

『M3GAN/ミーガン』は、AI人形という現代的な題材を使いながら、怖さと奇妙なポップさを両立させた作品です。
人形ホラーであり、テクノロジーへの不安を描く作品でもあり、同時にキャラクターのビジュアルや動きがSNS的に拡散されやすい映画でもありました。

このタイプのホラーは、パロディと相性がかなりいいです。

なぜなら、本家の時点で少し過剰だからです。
人形の動き、無表情、妙に整ったルックス、AIらしい合理性。
怖いのに、どこか笑える。
笑えるのに、やっぱり気持ち悪い。

『最終絶叫計画 令和!』がそこをどういじるのかは、公開前から気になるポイントです。

『M3GAN/ミーガン』を観ておくと、AI人形が出てきた瞬間に「これはあれだ」と反応できます。
本家の怖さを知っているからこそ、パロディ化されたときのズレが楽しくなります。

U-NEXTで探す場合は、続編や関連作と混同しないように、まずは第1作の配信状況を確認してください。

『テリファー』で、クラウンホラーの“不快な強さ”を知っておく

『テリファー』を思わせる不気味なサンタクロース、という要素も見逃せません。

『テリファー』シリーズのアート・ザ・クラウンは、近年のホラーアイコンの中でもかなり強烈な存在です。
無言で、残酷で、気味が悪く、笑っているようで笑っていない。
クラウンという本来なら滑稽にも見える存在を、ひたすら不快で危険なものとして押し出してきます。

このタイプのキャラクターは、パロディ映画にとって格好の標的です。

なぜなら、見た目の時点で強いからです。
少しズラすだけで笑いになる。
でも、本家を知っていると、その笑いの奥にある嫌な感じも残る。

『最終絶叫計画 令和!』でクラウン系のキャラクターが出てくるなら、観客は「怖がるべきなのか、笑うべきなのか」という変な状態に置かれるはずです。

『テリファー』を観る場合は、かなり過激な描写がある作品として知られているため、苦手な人は無理をしないでください。予習目的なら、作品の雰囲気やキャラクターの立ち位置を把握するだけでも十分です。

『罪人たち』と『WEAPONS/ウェポンズ』は、令和ホラーの“不穏さ”を読むための補助線

今回のあらすじには、『罪人たち』を思わせる3人組の怪しい訪問者、『WEAPONS/ウェポンズ』風に不気味なポーズで夜の街を駆ける子どもたちも登場します。

このあたりは、単純な殺人鬼ものとは違う怖さです。

何かがおかしい。
でも、すぐには説明されない。
人の動きや配置そのものが不気味。
家や街のような日常空間が、急に信じられない場所になる。

近年のホラーでは、こうした“不穏さ”が重要な魅力になっています。

『罪人たち』や『WEAPONS/ウェポンズ』を観ておくと、『最終絶叫計画 令和!』がいじろうとしている「最近のホラーっぽさ」が見えやすくなります。

昔のスラッシャー映画のように、殺人鬼が現れて追いかけてくるだけではない。
空気が変。
人の距離感が変。
集団の動きが変。
その説明できなさを、映画全体で怖がらせてくる。

そこをパロディがどう笑いに変えるのか。
これはかなり楽しみな部分です。

U-NEXTで探す場合、これらの作品は配信状況やレンタル形態が変わる可能性があります。タイトル表記も確認しながら、視聴前に公式サイトで最新状況を見てください。


俳優の過去作を観るなら、アンナ・ファリスとレジーナ・ホールの“真顔の強さ”を見る

『最終絶叫計画 令和!』を俳優目線で予習するなら、アンナ・ファリスとレジーナ・ホールは外せません。

コメディ映画では、変なことをする人だけが面白いわけではありません。
むしろ、変なことが起きているのに真剣に巻き込まれる人、過剰に怖がる人、全力で怒る人、なぜか堂々としている人がいるから笑いが立ち上がります。

アンナ・ファリスのシンディは、まさにその中心にいるキャラクターです。
ホラー映画の主人公らしく叫び、怯え、混乱しながら、それでも物語の中心に立ち続ける。
その“真面目にバカをやる”感覚が、シリーズの笑いを支えてきました。

レジーナ・ホールのブレンダは、リアクションの強さが魅力です。
ただ叫ぶだけではなく、状況に対するツッコミ、怒り、図太さ、テンションの振れ幅が大きい。
パロディ映画において、彼女の存在はかなり大きいです。

この二人を観ておくと、『令和!』の笑いはギャグそのものだけでなく、“誰がその場にいるから面白いのか”で見えてきます。

アンナ・ファリスのコメディ出演作や、レジーナ・ホールの出演作をU-NEXTで探しておくのも予習としておすすめです。作品によって配信状況は変わるため、視聴前の確認は忘れないようにしてください。


公開前に観ておきたい作品は、この8本

ここからは、『最終絶叫計画 令和!』の予習として候補に入れたい作品をまとめます。

まず最優先は『最終絶叫計画』です。
これはシリーズの原点であり、シンディ、ブレンダ、ショーティ、レイの出発点です。今回の新作で4人が再び奇妙な事件に巻き込まれることを考えると、ここを観ておく意味はかなり大きいです。

次に『最’新’絶叫計画』。
ウェイアンズ兄弟の初期シリーズのノリを思い出すための1本です。『令和!』がどれくらい初期の悪ふざけを取り戻しているのかを比べるためにも、余裕があれば観ておきたい作品です。

そして『最’狂’絶叫計画』。
日本ではこの第3作以来22年ぶりの劇場公開という文脈があるため、シリーズが日本のスクリーンから離れていた時間を感じるための作品として意味があります。

ホラー側の元ネタとしては、まず『スクリーム』。
ゴーストフェイス風の殺人鬼が登場する以上、ここは外しにくいです。ホラー映画のお約束を知っている登場人物たちが、そのお約束の中で襲われるメタな構造は、『最終絶叫計画』の笑いを理解するうえでも重要です。

次に『M3GAN/ミーガン』。
AI人形の不気味さ、可愛さ、ポップさ、そして拡散されやすいキャラクター性を知っておくと、パロディ化されたときに反応しやすくなります。

『テリファー』も候補に入ります。
クラウンホラーの不快な存在感を知っておくと、今回の不気味なサンタクロース的キャラクターの見方が変わるはずです。ただし描写が強い作品なので、苦手な人は無理をしなくて大丈夫です。

さらに『罪人たち』。
怪しい訪問者というモチーフを考えると、家に何かがやって来るタイプの不穏さを予習する補助線になります。

最後に『WEAPONS/ウェポンズ』。
夜の街を不気味なポーズで駆ける子どもたちというイメージを読むうえで、近年ホラーの“説明しきれない不気味さ”を知るための候補になります。

全部観る必要はありません。
でも、シリーズの原点を1本、令和ホラーの元ネタを1本押さえるだけでも、劇場で笑える場所は増えるはずです。

ここまで読んで、公開前に何本か観ておきたいと思った人は、U-NEXTで関連作や俳優出演作を探してみるとラクです。
配信状況は時期によって変わるため、視聴前にU-NEXT公式サイトで確認してください。


迷ったら、この順番で観る

時間があまりない人は、まず『最終絶叫計画』と『スクリーム』を押さえるのがおすすめです。

この2本だけでも、シリーズの原点とゴーストフェイス系ホラーの文脈がつかめます。
『令和!』が何を懐かしみ、何をいじろうとしているのか、その最低限の土台ができます。

もう少し余裕があるなら、『M3GAN/ミーガン』と『テリファー』を足してください。
この2本を観ておくと、近年ホラーのアイコン的キャラクターがパロディ化される面白さが見えやすくなります。

さらに深く楽しみたい人は、『最’新’絶叫計画』『最’狂’絶叫計画』『罪人たち』『WEAPONS/ウェポンズ』まで広げるといいです。

順番としては、まず『スクリーム』でホラー側の基礎を作る。
次に『最終絶叫計画』で、その基礎がどう壊されるかを見る。
そこから『M3GAN/ミーガン』『テリファー』で令和ホラーのアイコンを押さえる。
最後にシリーズ続編や近年ホラーを足していく。

この流れがいちばん無理なく入れると思います。

公開前の予習は、作品を全部制覇することではなく、劇場で反応できる“引っかかり”を増やすことです。


U-NEXTで探すときに気をつけたいこと

U-NEXTで関連作品を探すときは、まず配信状況を確認してください。

映画の配信状況は、時期によって変わります。
見放題で観られる時期もあれば、レンタル扱いになっている場合もあります。
検索に出てこない場合もあります。

特に『最終絶叫計画』シリーズは、邦題が少しややこしいです。

『最終絶叫計画』
『最’新’絶叫計画』
『最’狂’絶叫計画』

このように、似たタイトルが並びます。
番号だけで追いにくいので、公開年や原題『Scary Movie』も見ながら確認すると探しやすくなります。

また、『スクリーム』や『M3GAN/ミーガン』のようにシリーズ化、続編化されている作品は、どの作品を観るかも大事です。
予習としては、まず第1作や代表的な1本からで十分です。

U-NEXTで探すときは、「全部観よう」とすると少し大変です。
最初は、観られる作品から選ぶくらいで大丈夫です。


無料トライアルを使う理由は、“安いから”だけではない

U-NEXTの無料トライアルを使う理由は、単にお得だからではありません。

公開前の予習でいちばん面倒なのは、何を観るか決めることです。
シリーズ作品、元ネタホラー、俳優出演作、監督作、近いジャンルの映画。
候補を広げるほど、探すだけで疲れてしまいます。

そこで、U-NEXTのような配信サービスを使うと、関連作をまとめて探しやすくなります。

観たい作品が配信されているか確認する。
シリーズの順番を見る。
俳優名で出演作を探す。
同じジャンルの作品を並べて見る。
時間がなければ、観られるものから1本だけ選ぶ。

U-NEXTは“映画を観る場所”というより、公開前に自分用の予習ルートを作るための場所として使うと便利です。

もちろん、この記事で紹介した作品がすべて常に配信されているとは限りません。
だからこそ、まず公式サイトで配信状況を確認してから、観られる作品を選ぶのが安心です。


『最終絶叫計画 令和!』は、元ネタを知るほど雑に笑える

『最終絶叫計画 令和!』は、何も知らずに観ても楽しめるタイプの映画だと思います。

むしろ、細かいことを気にせず、勢いに巻き込まれるのも正しい楽しみ方です。

でも、シリーズの原点や近年ホラーの元ネタを少しだけ知っておくと、笑い方が変わります。

ゴーストフェイス風の殺人鬼が出てきたとき。
AI人形が地下鉄に現れたとき。
不気味な訪問者がやって来たとき。
クラウン的なキャラクターが画面に出たとき。
おなじみの4人が、またろくでもない事件に巻き込まれたとき。

その瞬間に、「これ、あれじゃん」と反応できる。

パロディ映画において、その反応はかなり大事です。
知っているから笑える。
怖かった記憶があるから、崩されたときに笑える。
本家の真面目さを覚えているから、バカバカしさが際立つ。

劇場で大きく笑うために、公開前は少しだけ怖がっておく。
『最終絶叫計画 令和!』の予習は、たぶんそれくらいの距離感がちょうどいい。

公開前に関連作をまとめて確認しておきたい人は、U-NEXTで探してみるのもひとつの方法です。
無料トライアルを使えば、気になる作品を試しやすく、映画館へ行く前の予習にも使いやすいです。

配信状況は変更されることがあるため、視聴前にU-NEXT公式サイトで確認してください。
▶︎U-NEXTの無料トライアルはコチラ


まとめ

『最終絶叫計画 令和!』は、シリーズファンにとっては懐かしい復活であり、近年ホラー好きにとっては元ネタ探しが楽しいパロディ映画です。

まず観ておきたいのは、『最終絶叫計画』と『スクリーム』。
余裕があれば『M3GAN/ミーガン』『テリファー』。
さらに深く楽しみたいなら、『最’新’絶叫計画』『最’狂’絶叫計画』『罪人たち』『WEAPONS/ウェポンズ』まで広げる。

全部を完璧に観る必要はありません。

大事なのは、劇場で笑える準備を少しだけしておくことです。

令和に帰ってくる『最終絶叫計画』は、昔の悪ふざけと今のホラーを一緒に笑うための映画です。

公開前に何本か観ておけば、ただのギャグ映画ではなく、「あの怖さをこう壊すのか」と楽しめるはずです。


※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

いいなと思ったら応援しよう!